【あだ名、ニックネーム、通称】
太陽ではこれが看板になっている部分がありました。
ただ、昔からどのドラマでもあだ名をつけること自体は珍しいことじゃなかったのですが、太陽が表立って採用したことで、キャラクターの知名度を上げることにかなり貢献しました。
末期はデューク(ボス除く)や警部(トシさん・ブルース除く)、篁係長のように他のメンバーをあだ名で呼ばないキャラクターも登場して行きますが、末期になるとあだ名については古臭く見られる傾向があったと思います。
その辺りでの時代の変化を太陽にも取り入れたという部分はあったと思いますが、そもそも七曲署捜査一係でのあだ名の呼び合いは「藤堂一家」内という部分があったと思いますので、ボスが去れば自然と淘汰されていくというのはある意味自然の摂理的なものだったりして・・・寂しいですけどね。
ところで、私が当直室の常連さんをHNやあだ名で呼びたかるのは間違いなく太陽のせいです(^_^;)
変なぶっこみは置いておき、とりあえず・・・
七曲署捜査一係で、どういう経緯であだ名付けがされていったのか、ちょいと探ってみました。
まず、ここで注目しておきたいのが、
ボスとゴリさんです。
ボスは藤堂一家の家長、ゴリさんは長男です。
ボスは元々、元一係長の小谷警部には「俊」、元同僚の宗吉には「俊さん」と呼ばれています。
逆に、小谷警部にはあだ名は無く、宗吉は「おやじさん」「宗さん」(山さんも宗吉現役時代は「宗さん」と呼んでいた)です。
俊さんも宗さんも氏名からきているあだ名です。
ただ、城北署時代に限って言えば「藤堂」だったようです。
変わってゴリさんは、宗さんには「ゴリさん」と呼ばれ、元捜査一係の同僚であった佐山には「ゴリ」と呼ばれていますが、佐山にはあだ名はありません。
ただ佐山はボスの事を藤堂さんと呼んでいます。
ゴリ押しのゴリは本人の性格が強く反映されていますが、氏名とは全く関係がありません。
ボスは七曲署出戻り疑惑があるので、恐らくゴリさんらにも当初は俊さんと呼ばれていた可能性が高いと思いますが、佐山の例を考えると、あだ名の呼び合いは元々小谷警部・宗さん・ボス・ゴリさん、そして山さんが絡んでいて、その中から派生して行ったものと考えられます。
山さんは元々「山」と呼ばれていた形跡があるので氏名系のあだ名としてすんなりと受け入れられたと思いますが、「ゴリ」については、間違いなく先輩諸兄の皮肉が隠されています。
本人が率先して「ゴリと呼んでください」とハナから言うわけ無いですしね。
ゴリさん自体は後年気に行った感じをみせることがあったので、慣れと云うのは恐ろしい・・・(^_^;)
次の古株は長さん。
このあだ名は非常に一般的なもので、実際の刑事さんにもおられたと。
巡査部長の長さんですが、着任当初はまだ「おやじさん」という年齢でもなく、ほぼ同年に山さんもいたことからこのあだ名になったのでは?と。
ゴリさんに次いでの「先輩の皮肉」で命名されたのは「殿下」。
これも皮肉意外の何物でもないですし、それに見た目が絡んできます。
ただ、女性が得意という本人の性質も関係しているようです。
俊さんが係長として帰ってきました。
これは妄想絡めなのですが、どうもゴリさんの復讐っぽい臭いが・・・・。
ゴリさんが呼び始めて、山さんや長さんも面白がって、シンコまで呼ぶようになったような気が・・・。
さらに被害を受けたのは「マカロニ」
見た目の印象を述べた殿下の一言でゴリさんが皮肉っぽく呼んだのがきっかけで、全体的に広がります(^_^;)
重ねて今度はそんなにダイレクトに「マカロニウエスタン」には見えないし・・・。
ただ、登場時にはマカロニはどうも帽子を被る予定だったのでは?というスチールもあるので、それを被ればマカロニなんですけどね・・・帽子はNGになったようです。
「殿下」の系統で「坊や」じゃなくて良かったといえますが。
その後・・・・
ジーパン=見た目、皮肉系。
テキサス=殆ど本人には関係の無い長さんの見た目からの一言から。
(あだ名で呼び合うことを当初は拒否していた。)
ぼんぼん→ボン=ゴリさん以来の本人の性質系。
スコッチ=完全に印象、ゴリさんの思わぬ一言から。
ここまでは、
氏名系、皮肉系、性質系、見た目系の単独または組み合わせであだ名はいとも簡単に決定されていきましたが、
いよいよ、本人も納得のあだ名が出てきます。
ロッキー。
ロッキー山脈縦走を夢見るところから来ていますが、まだ本人からの希望ではありませんでした。
(裏話として、当時人気沸騰だった映画「ロッキー」がそもそもの発想源だったというウワサあり。)
ちょっと不憫なのはスニーカー。
完全のボンを引きずった形のあだ名です・・・さらに、スニ自体は結構後まで他のメンバーをあだ名で呼ばなかった。
(3ヶ月以上・・・(^_^;))
で、あだ名の歴史の革命児が現れます。
ドクターのドック。
とうとう自分で名乗ります。
既にロッキーから皮肉系は消えますが、ドックあたりからサブネームが与えられます。
「ヤブ」
特にオリジナルメンバーはしばらくこっちで呼んでましたね(^_^;)
ラガー=ラグビー経験者だから。本人は不服。
ジプシー=久しぶりの皮肉系、各所轄を渡り歩いていたから。
ボギー=本人の希望(ボガード)、他のメンバーはゴルフのボギーという踏まえ方。
トシさん=氏名系、元々そう呼ばれていた。
マミー=母だから。長さんの「役職系」に近い。
ブルース=本人が好きだからということで自己申告→採用。
マイコン=久々の皮肉系?本人は気にいっていない。
デューク=公一と公爵のをもじってボス命名。
DJ=本人イニシャル、自己申告→採用。
警部=長さんと同じく役職系。
オバサン=篁係長の影の通称、全くに皮肉系・・・本人は勘づいている。
オサムさん=氏名系。
実はゴリさん亡き後の「自己申告系」以外のあだ名はボスが付けている傾向があり・・・やっぱり好きだったんだなぁ・・・こういうこと。
太陽ではこれが看板になっている部分がありました。
ただ、昔からどのドラマでもあだ名をつけること自体は珍しいことじゃなかったのですが、太陽が表立って採用したことで、キャラクターの知名度を上げることにかなり貢献しました。
末期はデューク(ボス除く)や警部(トシさん・ブルース除く)、篁係長のように他のメンバーをあだ名で呼ばないキャラクターも登場して行きますが、末期になるとあだ名については古臭く見られる傾向があったと思います。
その辺りでの時代の変化を太陽にも取り入れたという部分はあったと思いますが、そもそも七曲署捜査一係でのあだ名の呼び合いは「藤堂一家」内という部分があったと思いますので、ボスが去れば自然と淘汰されていくというのはある意味自然の摂理的なものだったりして・・・寂しいですけどね。
ところで、私が当直室の常連さんをHNやあだ名で呼びたかるのは間違いなく太陽のせいです(^_^;)
変なぶっこみは置いておき、とりあえず・・・
七曲署捜査一係で、どういう経緯であだ名付けがされていったのか、ちょいと探ってみました。
まず、ここで注目しておきたいのが、
ボスとゴリさんです。
ボスは藤堂一家の家長、ゴリさんは長男です。
ボスは元々、元一係長の小谷警部には「俊」、元同僚の宗吉には「俊さん」と呼ばれています。
逆に、小谷警部にはあだ名は無く、宗吉は「おやじさん」「宗さん」(山さんも宗吉現役時代は「宗さん」と呼んでいた)です。
俊さんも宗さんも氏名からきているあだ名です。
ただ、城北署時代に限って言えば「藤堂」だったようです。
変わってゴリさんは、宗さんには「ゴリさん」と呼ばれ、元捜査一係の同僚であった佐山には「ゴリ」と呼ばれていますが、佐山にはあだ名はありません。
ただ佐山はボスの事を藤堂さんと呼んでいます。
ゴリ押しのゴリは本人の性格が強く反映されていますが、氏名とは全く関係がありません。
ボスは七曲署出戻り疑惑があるので、恐らくゴリさんらにも当初は俊さんと呼ばれていた可能性が高いと思いますが、佐山の例を考えると、あだ名の呼び合いは元々小谷警部・宗さん・ボス・ゴリさん、そして山さんが絡んでいて、その中から派生して行ったものと考えられます。
山さんは元々「山」と呼ばれていた形跡があるので氏名系のあだ名としてすんなりと受け入れられたと思いますが、「ゴリ」については、間違いなく先輩諸兄の皮肉が隠されています。
本人が率先して「ゴリと呼んでください」とハナから言うわけ無いですしね。
ゴリさん自体は後年気に行った感じをみせることがあったので、慣れと云うのは恐ろしい・・・(^_^;)
次の古株は長さん。
このあだ名は非常に一般的なもので、実際の刑事さんにもおられたと。
巡査部長の長さんですが、着任当初はまだ「おやじさん」という年齢でもなく、ほぼ同年に山さんもいたことからこのあだ名になったのでは?と。
ゴリさんに次いでの「先輩の皮肉」で命名されたのは「殿下」。
これも皮肉意外の何物でもないですし、それに見た目が絡んできます。
ただ、女性が得意という本人の性質も関係しているようです。
俊さんが係長として帰ってきました。
これは妄想絡めなのですが、どうもゴリさんの復讐っぽい臭いが・・・・。
ゴリさんが呼び始めて、山さんや長さんも面白がって、シンコまで呼ぶようになったような気が・・・。
さらに被害を受けたのは「マカロニ」
見た目の印象を述べた殿下の一言でゴリさんが皮肉っぽく呼んだのがきっかけで、全体的に広がります(^_^;)
重ねて今度はそんなにダイレクトに「マカロニウエスタン」には見えないし・・・。
ただ、登場時にはマカロニはどうも帽子を被る予定だったのでは?というスチールもあるので、それを被ればマカロニなんですけどね・・・帽子はNGになったようです。
「殿下」の系統で「坊や」じゃなくて良かったといえますが。
その後・・・・
ジーパン=見た目、皮肉系。
テキサス=殆ど本人には関係の無い長さんの見た目からの一言から。
(あだ名で呼び合うことを当初は拒否していた。)
ぼんぼん→ボン=ゴリさん以来の本人の性質系。
スコッチ=完全に印象、ゴリさんの思わぬ一言から。
ここまでは、
氏名系、皮肉系、性質系、見た目系の単独または組み合わせであだ名はいとも簡単に決定されていきましたが、
いよいよ、本人も納得のあだ名が出てきます。
ロッキー。
ロッキー山脈縦走を夢見るところから来ていますが、まだ本人からの希望ではありませんでした。
(裏話として、当時人気沸騰だった映画「ロッキー」がそもそもの発想源だったというウワサあり。)
ちょっと不憫なのはスニーカー。
完全のボンを引きずった形のあだ名です・・・さらに、スニ自体は結構後まで他のメンバーをあだ名で呼ばなかった。
(3ヶ月以上・・・(^_^;))
で、あだ名の歴史の革命児が現れます。
ドクターのドック。
とうとう自分で名乗ります。
既にロッキーから皮肉系は消えますが、ドックあたりからサブネームが与えられます。
「ヤブ」
特にオリジナルメンバーはしばらくこっちで呼んでましたね(^_^;)
ラガー=ラグビー経験者だから。本人は不服。
ジプシー=久しぶりの皮肉系、各所轄を渡り歩いていたから。
ボギー=本人の希望(ボガード)、他のメンバーはゴルフのボギーという踏まえ方。
トシさん=氏名系、元々そう呼ばれていた。
マミー=母だから。長さんの「役職系」に近い。
ブルース=本人が好きだからということで自己申告→採用。
マイコン=久々の皮肉系?本人は気にいっていない。
デューク=公一と公爵のをもじってボス命名。
DJ=本人イニシャル、自己申告→採用。
警部=長さんと同じく役職系。
オバサン=篁係長の影の通称、全くに皮肉系・・・本人は勘づいている。
オサムさん=氏名系。
実はゴリさん亡き後の「自己申告系」以外のあだ名はボスが付けている傾向があり・・・やっぱり好きだったんだなぁ・・・こういうこと。