「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

伊藤孝雄さんが既に鬼籍へ・・・・・・・・

2025-01-10 01:36:35 | おくやみ

1月9日、伊藤孝雄さんが2024年8月14日に多臓器不全で御逝去されていたことを、所属していた劇団民藝が公表。
87歳。

早稲田大学在学中に宝塚映画に入社しデビューした1955年以来の芸能活動、1960年俳優座養成所を経て劇団民藝の劇団員に。
デビュー時は彫の深いお顔立ちから二枚目役が多かったところで、1968年に紀伊国屋演劇賞を受賞され、正統派の性格俳優として、舞台・映画・ドラマ・時代劇・声優として活躍、舞台については2020年までご出演。

小職としては伊藤さんは破綻しない演技だったというか、普通の人を演じることもさすが巧みだったというか、そういう印象があるので、悪役を演じられても、あまり悪役としてのイメージを残さない後味でありがなら、それでもしっかり悪役を演じ切られていた印象があります。
また、社会派ドラマや大河にご出演の印象も強い方だったと思います。

太陽には3作品にご出演。
民藝の方は奈良岡ボスはじめ、太陽とは多少なりとも縁がありました。

#97 その子に罪はない! ・・・島田警部
#393 密偵 ・・・中田哲朗(本庁捜査一課係長 警部)
#673 狼の挽歌 ・・・ 尾崎勝敏(城西署刑事)

何れも刑事役なのですが、#97は一係のメンバーを品定めする切れ者の本庁警部、#393は本格ゲスト主演で、ある事件で部下を誤射して殺してしまった本庁警部。#673はブルースを「デカタン」と呼ぶ、切れ者刑事ではあるものの、そのわびしい生活から悪事に手を出す刑事。

個人的に伊藤さんのイメージと合うのは中田係長なんですよね。
個人的に好きな役は尾崎でしょうか。
ブルースとのコンビネーションが良かったです。

それに、島田警部はジーパンと、10年以上を経て尾崎刑事はブルースと組んだというのも感慨深い・・・・。

・・・・・・・ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 


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