「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

雑記+サンテレビ太陽放送8/27 テキサスが死を覚悟した・・・

2023-08-27 01:10:26 | 放送予定

夏バテで休んでいるけぶでございます<(_ _)>
0時現在気温26℃なんて、経験したことがない暑さです・・・・いつもならもう10℃ほど低くなっている時期なのに、これはいったい・・・・。
ペッパー先輩からも猛暑お見舞いをいただきましたが、日本列島が沸騰しているのはわかりつつ、北海道についても正直異常事態です・・・・エアコン無しなので尚更(^_^;)
既に設置予約は済ませましたが、これもかなり長い目状態なので。

長さん勇退記念日ではあるので、今日はちょっと久々に#520を観てみようかと思ってます。

▼ロケ地太陽特捜最前線
スヌーピー氏がコロンボ総統氏とつつじヶ丘方面の探索を控え、さらに初期作品地上波再放送のマイセルフリマスタに(いや、あの音の良さは本当に無いんですよね)勤しんで、なぜだか『いろはの”い”』にも着手という太陽系多忙状態。ある意味、いろはは太陽馴染みが作った渡さんと裕次郎さん抜きの大都会でもあったりして。。。。(いやこれは言葉が過ぎる)ただ、大都会の続編としてのいろはなので、おそらくスポンサーか局側の要望だったんじゃないかと。あの時点での現代版『新聞記者』を目指した感じも見逃せないところです。
そしてその副産物として優子記者のあの下着舞うマンションを発見(^_^;)
経堂かぁ・・・・しかし、結構素直に現存していて感動しました。
件の#24は印象的には新宿拘らず初めて「世田谷は矢追町である」という表明みたいな回でもあって、上用賀七曲署初出回でもあり、とりあえず企画時から存在していた一係以外のキャラクターの最終決着地点でもあり・・・。

ロケ地といえば#489を観ていて、多摩区役所の前にあったコルの場所がとんかつ屋さんごと再開発か何かで区画ごと消滅していた・・・・・。(更地)
あのコルって店はライダーXで立花藤兵衛が経営。結構ロケには優しい店だったようですし。

▼1985年つづき
茶屋町さんが仰っているように、あの年の頃は1960年代が持て囃されていた感じがあって、ウルトラシリーズにしても、車にしてもこの年代のものにプレミア価格が付き始めた時期。なので、1970年代は10年ひと昔とは言え、それではビンテージとはならないで、ただ古臭いという感じだったと思います。なので、やっぱり日テレが火付け役な感じはしていますし、やっぱり雅俊さんを盛り上げたいという気風はあった部分と、やっぱり大都会(闘いの日々)的なドラマを作りたいという意図的なものも感じたりして。これは『刑事物語’85』もそうなんですけど、こちらは木曜ゴールデンドラマ関係者が製作したようなので、結構派手さが求められた日曜日にはハマらず、『誇りの報酬』はインスピレーションは『俺たちの勲章』だけど、中身は当時の太陽もそうだったように汗泥臭さを排除したスマートな作風となり、それを継承しようとしたあぶ刑事は当初世良さんと三田村さんでのコンビだったという噂があったり、もっと大都会寄りのハードボイルドなものという「ちょっとリバイバル」的なところを目指して化けましたし。
というか、やっぱり少なくとも裕次郎さんが継続していれば、太陽は続いたでしょうし、『ジャングル』は日9で放送する企画だったんじゃないかと。

▼ピッグジムニー
アキタケ監督が余暇でジムニーを作成中。
ちょっとボディが平たくない?


さて、8/27サンテレビ・太陽放送。
#167は、密度は殉職編に匹敵する濃厚さで、太陽中毒には愛されている作品・・・カーアクション、テキサスダミ人形、テキサスの生きたいと言う叫び、ボスの気持ち・・・・結果的にはジーンズシャツとジーパンの組み合わせはテキサスには鬼門だと判明する・・・・わけで。

順「俺が・・・・・死ぬぅ・・・・・・・・・・」

【地上波】サンテレビ・テキサス編

8/27(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第55話)
サンテレビ1(地上波)

第167話 50.09.26 死ぬな!テキサス (テキサス・ボス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
 
ゲスト:尾藤イサオ
 黒部進
 三戸部スエ
 鍋谷孝喜 小林伊津子 五月晴子 だるま二郎 椎谷建治 大井文子 矢野豊 西山健二 黒田英彦 雨宮久美子
 セキトラ・カーアクション マエダ」オートクラブ

脚本:長野洋

監督:竹林進

テキサスが一係に配属になってから1年が経過、むやみに突っ走る最初のころの暴れん坊ぶりは時折顔をのぞかせるものの、かなり刑事らしくなったとボスは考えていた。しかし、かつて殉職したマカロニやジーパンはそんな時期に些細な事から一命を落としていることから、それが気になってはいた頃・・・
テキサスは路上で靴を磨いてもらっているとき、ひったくり現行犯を目撃、ひったくり犯が車を奪ってなおも逃走、テキサスも警らのパトカーに乗り込み追跡を続行したが、犯人は必死になって逃げようとテキサスのパトカーに車ごと向かってきてぶつかり合いになり、その挙句に犯人の車は横転し炎上、死亡してしまう。
ひったくり犯がなぜそこまで必死になって逃げたのか?謎が残った。
その後、靴磨きのおばさんに代金を払うため最初の現場に戻ったがおばさんは既に帰宅して、翌日また訪れるとおばさんに様子がおかしい。その最中、何者かにライフルで狙撃され、テキサスは逃れたものの、おばさんは撃たれ重傷を負う。
どうやら犯人は、テキサスとおばさんを同時に「消そう」としていたらしい。さらにその二人が共通するものとして真っ先に考えられたのが例のひったくりだった。さらにおばさんも狙われたということはおばさんが何か犯人に通じるものを掴んでいた可能性があった。
おばさんの入院する病院でおばさんの娘が持っていたペンダントに目を付けたゴリさんは、狙撃に使われた盗難銃の持ち主を洗ううちに同じようなペンダントを持った黒木礼二という男を発見、礼二のアパートに赴くゴリさんと殿下は礼二の逆襲にあい殿下が撃たれてしまう。
一連の事件に重い責任を感じたテキサスは、自分を付け狙っているであろう礼二を誘い出すための囮としてテンガロンハットを被り街を歩く、果たして深夜、礼二は奇襲をかけてきたが、テキサスはひるまず礼二を追い詰め逮捕する。
礼二を取り調べた結果、死んだのは礼二の弟で、銀行強盗の下調べでひったくりを計画した結果の出来事であり、弟の復讐にテキサスを狙ったのだという。
事件解決、殿下を見舞って安心感からか病院で寝込んでしまったテキサスは早朝になって引き上げた。
その殿下に一係から一報が・・・・。

一部では太陽の「死ぬ死ぬ詐欺」といわれる発端である作品なわけですが、ファンの助命嘆願で実現した「延命処置」でテキサスは歴代新人刑事初の「先輩刑事」としての位置を獲得するわけですが、当の演じる勝野さんはこの延長にかんしてはあまり快く思っておられなかったようで・・・(^_^;)。確かにゴールが見えていたのに、それがまた伸びたら・・・。
話を作品に戻しますが、この作品、殉職編じゃないからと言って、手を抜いて作っているわけではなく、もしかするとプロットは殉職編として作られたと思われるものがあり、さらにはマカロニ殉職編のリメイク的な部分も垣間見られる為、かなりいろいろな要素が組み入れられた感じもあります。テキサスを死の恐怖が襲うのもかなりの迫力、そこに駆け付けるボスまでも今回は被弾しますが、裕次郎さんのアクションにはいつも惚れ惚れしてしまいます・・・あの撃たれて吹っ飛ぶ様は現代のアクションのようにスマートではないものの言い知れない魅力を感じますし、そのままヌッと起き上がる姿は犯人側からすれば確かに恐怖でもあり、テキサスの渾身の叫びと共に、語り草になるほどの名シーンが今作では繰り広げられます。
ゲストには尾藤イサオさんに黒部進さん。特に黒部さんは非情に復讐に燃えるもののボスの迫力にひるむ「長兄」を熱演します。
クライマックスからラストは目を離せない部分で、これまで盛り上がっていた「テキサス編」の頂点に達した感がある熱のこもった世界が繰り広げられます。


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