「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

大山のぶ代さん、さようなら・・・・・

2024-10-11 19:54:43 | おくやみ

大山のぶ代さんが9月29日に老衰のためご逝去。90歳。
どらちゃん役(3代目)としては余りにも有名ですが、小職としては、出役としてのウイークエンダーのレポーター、『江戸を斬る』の咲役なのですが、なんというか、唯一無二な方だったんですよね・・・・表現が難しいなぁ・・・。
言い方を代えると、小職としてはどらちゃんではなく、役柄ではなく、あくまでも「のぶ代さん」。
旦那さんの砂川さんも、『お昼のワイドショー』でお馴染みでしたから、尚更ご本人、ご自身という踏まえ方でした。

太陽には、実は裏方として関わりがあり、かつ露口さんとは俳優座の養成所で同期。(露口さんを「露」と呼ぶことができたとか)
そしてご自身独学でそれまで貯めていたアイディアを取り入れた脚本が5本。
それらは女性目線でもあり、かといって甘口でもなく、ほろ苦いドラマが展開されていました。最初の#129はのぶ代さんの取材アイディア満載の娯楽作でしたが、後の4本はのぶ代さんの鋭い目線というか、ソフトに見えながらなかなかハードな内容に、#154は脱獄犯で前田吟さん、#189は坂口良子さんの可憐さと狂気、#289は少年のハードさ、#319は丘みつ子さんに中尾彬さん演じるボンの先輩夫婦の悲劇・・・というかボンの悲劇。
一筋縄ではいかない内容でした。

#129 今日も街に陽が昇る 1975年 小川英さん、田波靖男さんとの共作
#154 自首 1975年 小川英さんとの共作
#189 人形の部屋 1976年 小川英さん、四十物光男さんとの共作
#289 殿下と少年 1978年 小川英さんとの共作
#319 年上の女 1978年 小川英さんとの共作

詳しくは・・・
https://blog.goo.ne.jp/taiyokebu/e/d39dfdc8c6bf6ec8956f1f96eeab2054

どらちゃんに入られる前までの執筆ですが、確か太陽ファンであったと聞いたこともありますし、さらに1978年10月より太陽に一般オーディション選出⇒参加したナーコの友直子さんの演技指導も買って出るなど、太陽とは浅からぬ関係性を構築されていたようです。


・・・・・さみしいです。

ご冥福をお祈り申し上げます・・・・・


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