さて、2/15のファミ劇太陽放送です。
【CS】
▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編
2/15(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#31
ファミリー劇場HD(CS)
第31話 48.02.16 お母さんと呼んで (マカロニ)
2/15(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#32
ファミリー劇場HD(CS)
第32話 48.02.23 ボスを殺しに来た女(ボス・マカロニ)
2/15(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#33
ファミリー劇場HD(CS)
2/15(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#34
ファミリー劇場HD(CS)
第33話 48.03.02 刑事の指に小鳥が… (殿下)
セミレギュラー:三谷文乃
ゲスト:吉行和子
柳生博
練木二郎 山口譲 川瀬秀司 上野郁巳 高橋裕二
脚本:市川森一
監督:金谷稔
妹・京子と街を歩きながら殿下は彼女の悩みを聞いていた。
作曲家志望の音大生と結婚したいのだといい、殿下に父親を説得してもらいたいと云う。
そんな話を聞いて、殿下は漫画家・谷口の夫婦のことを思い出す。
ちょっと前までは売れっ子作家だったが、現在夫は殆ど仕事を失いアルコール中毒になり、妻はバー勤めで生計を支えていた。
作家と結婚すると、谷口夫婦のように苦労するぞと京子を諭すが、京子は全く意に介さない。
早朝、山さんたちはあるマンションの傍らで発見された転落死体を検分していたが、どうやらマンションに盗みに入ろうとよじ登っていた時に転落したらしい。周囲の者はだれもこの事件に気付いていなかった。殿下が遅れて駆け付けたが、遺体の男に見覚えがあった。
この間京子に話して聞かせた漫画家・谷口の妻・澄江に執拗に付きまとって、殿下が澄江から相談を受けていた辻という若い男だった。
早速、マンションにある谷口宅を訪問してみると、谷口は昨日から帰宅していないこと、事件のことは知らなかったと澄江は言う。ふと部屋にある1羽が入る鳥かごに目をやった殿下は、以前2羽いた事に気付いたがもう1羽には逃げられてしまったと澄江はいう。
谷口家と辻の事件はひと月前に発生した。
辻は澄江に付きまとうだけで何もしてこないというが澄江は逮捕してほしいという。一方夫の谷口は以前の売れっ子ぶりが嘘のように荒れていた。
部屋への投石等があったが、その後なぜか澄江は被害届を出さなかったので、その件はそこで一旦終了した。
現在、澄江は妊娠4か月でバーを休んでいた。幾度か澄江に事情を聞いているうち、澄江の方から殿下が何故刑事になったのかを尋ねられた。
殿下の父は厳格な検事で、常に「男らしくなれ」と言われていたこともあったが、男子校で上級生からラブレターを貰ったことがトラウマになり男らしい職業の刑事になったものの、当人は高所恐怖症で今でも死体を見ると背筋が寒くなると答えた。
辻の検死が終わった。転落死には間違いないが、手には地底深いところにある土が検出され、辻のバイクにもその痕跡があった。
何のためにそのような土が付いたのか、一係では該当する土地のビル工事現場を調査することとした。
さらに事件以来行方がつかめない谷口の動向も気になるところで、ひょっとすると辻が死んだことに関与しているのかとの疑問もわいた。
そんな混沌とした中、谷口の靴が海岸の崖で発見され、辻がつけていた土も付着していた。谷口が自殺?そんな人間には思えなかったマカロニは真犯人はひょっとして澄江ではないかと推理したところ、殿下が激怒した・・・。
色々調べたところ、時間的に都内で例の土が一般人の靴に付着することは考えられなかった。但し、町田の宅地開発の埋め立てに使われているという。
殿下はその宅地分譲地の購入者リストを調べてみたところ、谷口の名前があり、殿下はその土地の存在は澄江から聞いていなかった。ただ、赤ん坊が生まれたら今のマンションは出ていかなければならないこと、谷口が本当は出産に反対していることは聞いていた。
殿下は何か胸騒ぎを感じて、谷口名義の土地に行ってみると、最近埋めたような跡があった・・・・。
殿下の性格再設定作であり、かつ殿下初の単独主演編になります。
後の「世にも優しい刑事」という殿下のキャッチフレーズの大元になっており、さらに殿下の家族も出演するという殿下尽くし状態。
妹・京子役の三谷文乃さんはオーディションで選ばれた新人。
後に鮫島シリーズを執筆する、ハッキリとしたキャラクター像を太陽で示してきた市川森一さんがその生みの親となりましたが、ここまで極端だと演じる小野寺さんもパーソナルな部分と合致しないところが多くなるので(殿下の優しいボンボン的な面と、小野寺さんご自身の自立して家庭も持っている頼もしい部分と)、当初は困惑なされたと思いますが、役と小野寺さんご自身を総合的にうまく融合していってジーパン編で殿下が完成する感じになります。
マカロニ編も中盤にきて、他のレギュラーにもキャラクター力を付け始めた頃の最終段階で、すでにショーケンさんの欠場を見越した動きにも見えます。
もう一つは、放送延長による予算調整の関係もあったそうです。(特に長さんや殿下の欠場はその影響。)
本来であれば、メインのショーケンさんをもっと活躍させたかったというのが本音だと思いますが、メインどころが皆掛け持ち出演なので、当初サブ的な立ち位置だった殿下に白羽の矢が立ったのは当然ということではありますが、嬉しいことにそれは長さんにまで波及します。
なにしろ、初主演#22は山本監督らスタッフから盛り上がって出来上がった作品だったようですから、実はマカロニ編(ジーパン編)というのは、小野寺さんと辰平さんにとっては、出世シーズンといっても過言ではないと思います。
さて、話自体はホラーチックなミステリー調の中身で、殿下の知り合いの漫画家夫婦の悲劇を描きます。
吉行さんの演じる「女性の狂気」がかなり怖いです。
野鳥の会現会長も初登場、柳生さんはこういう役を演じられると、天下一品だ・・・・。
第34話 48.03.09 想い出だけが残った (ボス)
SPゲスト;江波杏子
ゲスト:早川保
沼田曜一
村山達也 木村博人
進藤幸 伊藤正博 松尾文人 柄沢英二 黒崎勇 小倉雄三
脚本:鴨井達比古
監督:金谷稔
最近見合い付いているゴリさん、マカロニたちに揶揄われながら、先方が本気なので迷っている。
ボスに相談しても、そっけない返事。
一方、山さんと長さんはジャズシンガーが麻薬の打ちすぎで死んだ事件で、国友という麻薬の運び屋を追っていたが、動きが無く、調査の結果、ジャズシンガーは事故死、国友は麻薬から離れているらしい。
ただ、国友の交友関係がボスは気になっていた。官僚や代議士の秘書、貿易会社の重役など、国友の前科を考えると結びつかないような人物との繋がりが見えたが、その交友を示す写真のなかで一枚、女性が写っているものに釘付けになった。
加代子だ・・・。
何故?
捜査を終了しようかという山さんと長さんに続行を命じた。
そんな頃、ボスは東慶大学の同窓会に出席した際、旧友の三浦に再会した。三浦は母校の大学で教授に昇進、同級生に祝福されて順中満帆に見えたが、ボスに相談を持ち掛けてきた。
三浦は自分の妻、加代子が狂ってしまったと漏らしたが、長さんから国友が殺害されたという緊急連絡が入り、酔いつぶれそうな三浦の相談を聞く前に現場へ向かわざるおえなかった。
国友は解散した竜神会の元幹部と接触していたが、山さんが目を離した隙に殺された。
更に現場にはボスを凍りつかせるものが落ちていた。加代子のイヤリングの片方、それもボスが贈ったものだった。
国友殺害の容疑者である増田がゴリさん他に逮捕されたが、厳しい取調べでも黙秘を続けた。
10年以上前、ボスは加代子と交際し、結婚を意識していたが、ボスが警察の仕事を選択したことなどから結婚をボスの方から断り別れていた。その後、ひそかに加代子に想いを寄せていた三浦と結婚していた。
ボスは三浦の「加代子は狂ってしまった」という内容を訊く為、母校に赴いて三浦にそのことを問い直したが、三浦は自分たちは子供が出来ないが上手くいっており、相談の件も酔った上での話だと誤魔化して語ろうとしない。
そんなボスの様子がおかしいことを山さんは気付いており、さらに加代子の身元も判明したことからマカロニを三浦に張り込ませ、ボスに事情を訊いた。ボスは加代子との関係やこれまでの経緯を話し、現場に落ちていたイヤリングはボス自身がアルバイトで稼いで加代子に贈ったものだと断言、ボスに気をつかう山さんをよそに加代子をマークするように命じた。
一方三浦家では、三浦が昇進祝いをしようというのにお互いの行動を束縛しないのが結婚の条件だったとそっけなく言い、加代子は外出してしまう。三浦も我慢が限界にきたのか、加代子の部屋を調べてみたところ、見覚えのない高価な宝石を多数発見して凍り付いてしまう。
加代子は美容室で髪をセットし、ブティックでドレスを買っていた。山さんやマカロニの調べで、金の出所はどうやらクラブ・サファイアの社長で、元・竜神会組長の神山からであるようだ。
ボスは神山が宝石の密輸をしていて、現在赤坂署が内偵中であることをキャッチ、国友は角界の名士に宝石密輸をさせるための連絡係を担っていたが、先に逮捕された増田の自白によると、国友は独自に商売しようとして消されたこと、宝石密輸の商売が一連の事件などで危うくなった為、今度はそれの片棒を担いでいる加代子も殺してしまうつもりなのだという・・・・。
刑事の職業を選んだため女と別れたボス。
今では「氷の女」と化してしまった女・加代子。
ボス・加代子・三浦の苦悩が交差して・・・
ボスが後年、女性には一歩踏み入れないようになったきっかけの事件です。
いや、こんなことがあれば否応なくとも自制したくなると・・・。
久々に復帰した長さんが、ヨコワケから五分刈りになるのも見どころ?。
(岡田P氏によると、この頃欠場が多かった長さんと殿下。その理由は「予算の関係上」だったとのこと・・・。この頃は予算繰りが大変だったんでしょう。)
【CS】
▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編
2/15(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#31
ファミリー劇場HD(CS)
第31話 48.02.16 お母さんと呼んで (マカロニ)
2/15(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#32
ファミリー劇場HD(CS)
第32話 48.02.23 ボスを殺しに来た女(ボス・マカロニ)
2/15(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#33
ファミリー劇場HD(CS)
2/15(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#34
ファミリー劇場HD(CS)
第33話 48.03.02 刑事の指に小鳥が… (殿下)
セミレギュラー:三谷文乃
ゲスト:吉行和子
柳生博
練木二郎 山口譲 川瀬秀司 上野郁巳 高橋裕二
脚本:市川森一
監督:金谷稔
妹・京子と街を歩きながら殿下は彼女の悩みを聞いていた。
作曲家志望の音大生と結婚したいのだといい、殿下に父親を説得してもらいたいと云う。
そんな話を聞いて、殿下は漫画家・谷口の夫婦のことを思い出す。
ちょっと前までは売れっ子作家だったが、現在夫は殆ど仕事を失いアルコール中毒になり、妻はバー勤めで生計を支えていた。
作家と結婚すると、谷口夫婦のように苦労するぞと京子を諭すが、京子は全く意に介さない。
早朝、山さんたちはあるマンションの傍らで発見された転落死体を検分していたが、どうやらマンションに盗みに入ろうとよじ登っていた時に転落したらしい。周囲の者はだれもこの事件に気付いていなかった。殿下が遅れて駆け付けたが、遺体の男に見覚えがあった。
この間京子に話して聞かせた漫画家・谷口の妻・澄江に執拗に付きまとって、殿下が澄江から相談を受けていた辻という若い男だった。
早速、マンションにある谷口宅を訪問してみると、谷口は昨日から帰宅していないこと、事件のことは知らなかったと澄江は言う。ふと部屋にある1羽が入る鳥かごに目をやった殿下は、以前2羽いた事に気付いたがもう1羽には逃げられてしまったと澄江はいう。
谷口家と辻の事件はひと月前に発生した。
辻は澄江に付きまとうだけで何もしてこないというが澄江は逮捕してほしいという。一方夫の谷口は以前の売れっ子ぶりが嘘のように荒れていた。
部屋への投石等があったが、その後なぜか澄江は被害届を出さなかったので、その件はそこで一旦終了した。
現在、澄江は妊娠4か月でバーを休んでいた。幾度か澄江に事情を聞いているうち、澄江の方から殿下が何故刑事になったのかを尋ねられた。
殿下の父は厳格な検事で、常に「男らしくなれ」と言われていたこともあったが、男子校で上級生からラブレターを貰ったことがトラウマになり男らしい職業の刑事になったものの、当人は高所恐怖症で今でも死体を見ると背筋が寒くなると答えた。
辻の検死が終わった。転落死には間違いないが、手には地底深いところにある土が検出され、辻のバイクにもその痕跡があった。
何のためにそのような土が付いたのか、一係では該当する土地のビル工事現場を調査することとした。
さらに事件以来行方がつかめない谷口の動向も気になるところで、ひょっとすると辻が死んだことに関与しているのかとの疑問もわいた。
そんな混沌とした中、谷口の靴が海岸の崖で発見され、辻がつけていた土も付着していた。谷口が自殺?そんな人間には思えなかったマカロニは真犯人はひょっとして澄江ではないかと推理したところ、殿下が激怒した・・・。
色々調べたところ、時間的に都内で例の土が一般人の靴に付着することは考えられなかった。但し、町田の宅地開発の埋め立てに使われているという。
殿下はその宅地分譲地の購入者リストを調べてみたところ、谷口の名前があり、殿下はその土地の存在は澄江から聞いていなかった。ただ、赤ん坊が生まれたら今のマンションは出ていかなければならないこと、谷口が本当は出産に反対していることは聞いていた。
殿下は何か胸騒ぎを感じて、谷口名義の土地に行ってみると、最近埋めたような跡があった・・・・。
殿下の性格再設定作であり、かつ殿下初の単独主演編になります。
後の「世にも優しい刑事」という殿下のキャッチフレーズの大元になっており、さらに殿下の家族も出演するという殿下尽くし状態。
妹・京子役の三谷文乃さんはオーディションで選ばれた新人。
後に鮫島シリーズを執筆する、ハッキリとしたキャラクター像を太陽で示してきた市川森一さんがその生みの親となりましたが、ここまで極端だと演じる小野寺さんもパーソナルな部分と合致しないところが多くなるので(殿下の優しいボンボン的な面と、小野寺さんご自身の自立して家庭も持っている頼もしい部分と)、当初は困惑なされたと思いますが、役と小野寺さんご自身を総合的にうまく融合していってジーパン編で殿下が完成する感じになります。
マカロニ編も中盤にきて、他のレギュラーにもキャラクター力を付け始めた頃の最終段階で、すでにショーケンさんの欠場を見越した動きにも見えます。
もう一つは、放送延長による予算調整の関係もあったそうです。(特に長さんや殿下の欠場はその影響。)
本来であれば、メインのショーケンさんをもっと活躍させたかったというのが本音だと思いますが、メインどころが皆掛け持ち出演なので、当初サブ的な立ち位置だった殿下に白羽の矢が立ったのは当然ということではありますが、嬉しいことにそれは長さんにまで波及します。
なにしろ、初主演#22は山本監督らスタッフから盛り上がって出来上がった作品だったようですから、実はマカロニ編(ジーパン編)というのは、小野寺さんと辰平さんにとっては、出世シーズンといっても過言ではないと思います。
さて、話自体はホラーチックなミステリー調の中身で、殿下の知り合いの漫画家夫婦の悲劇を描きます。
吉行さんの演じる「女性の狂気」がかなり怖いです。
野鳥の会現会長も初登場、柳生さんはこういう役を演じられると、天下一品だ・・・・。
第34話 48.03.09 想い出だけが残った (ボス)
SPゲスト;江波杏子
ゲスト:早川保
沼田曜一
村山達也 木村博人
進藤幸 伊藤正博 松尾文人 柄沢英二 黒崎勇 小倉雄三
脚本:鴨井達比古
監督:金谷稔
最近見合い付いているゴリさん、マカロニたちに揶揄われながら、先方が本気なので迷っている。
ボスに相談しても、そっけない返事。
一方、山さんと長さんはジャズシンガーが麻薬の打ちすぎで死んだ事件で、国友という麻薬の運び屋を追っていたが、動きが無く、調査の結果、ジャズシンガーは事故死、国友は麻薬から離れているらしい。
ただ、国友の交友関係がボスは気になっていた。官僚や代議士の秘書、貿易会社の重役など、国友の前科を考えると結びつかないような人物との繋がりが見えたが、その交友を示す写真のなかで一枚、女性が写っているものに釘付けになった。
加代子だ・・・。
何故?
捜査を終了しようかという山さんと長さんに続行を命じた。
そんな頃、ボスは東慶大学の同窓会に出席した際、旧友の三浦に再会した。三浦は母校の大学で教授に昇進、同級生に祝福されて順中満帆に見えたが、ボスに相談を持ち掛けてきた。
三浦は自分の妻、加代子が狂ってしまったと漏らしたが、長さんから国友が殺害されたという緊急連絡が入り、酔いつぶれそうな三浦の相談を聞く前に現場へ向かわざるおえなかった。
国友は解散した竜神会の元幹部と接触していたが、山さんが目を離した隙に殺された。
更に現場にはボスを凍りつかせるものが落ちていた。加代子のイヤリングの片方、それもボスが贈ったものだった。
国友殺害の容疑者である増田がゴリさん他に逮捕されたが、厳しい取調べでも黙秘を続けた。
10年以上前、ボスは加代子と交際し、結婚を意識していたが、ボスが警察の仕事を選択したことなどから結婚をボスの方から断り別れていた。その後、ひそかに加代子に想いを寄せていた三浦と結婚していた。
ボスは三浦の「加代子は狂ってしまった」という内容を訊く為、母校に赴いて三浦にそのことを問い直したが、三浦は自分たちは子供が出来ないが上手くいっており、相談の件も酔った上での話だと誤魔化して語ろうとしない。
そんなボスの様子がおかしいことを山さんは気付いており、さらに加代子の身元も判明したことからマカロニを三浦に張り込ませ、ボスに事情を訊いた。ボスは加代子との関係やこれまでの経緯を話し、現場に落ちていたイヤリングはボス自身がアルバイトで稼いで加代子に贈ったものだと断言、ボスに気をつかう山さんをよそに加代子をマークするように命じた。
一方三浦家では、三浦が昇進祝いをしようというのにお互いの行動を束縛しないのが結婚の条件だったとそっけなく言い、加代子は外出してしまう。三浦も我慢が限界にきたのか、加代子の部屋を調べてみたところ、見覚えのない高価な宝石を多数発見して凍り付いてしまう。
加代子は美容室で髪をセットし、ブティックでドレスを買っていた。山さんやマカロニの調べで、金の出所はどうやらクラブ・サファイアの社長で、元・竜神会組長の神山からであるようだ。
ボスは神山が宝石の密輸をしていて、現在赤坂署が内偵中であることをキャッチ、国友は角界の名士に宝石密輸をさせるための連絡係を担っていたが、先に逮捕された増田の自白によると、国友は独自に商売しようとして消されたこと、宝石密輸の商売が一連の事件などで危うくなった為、今度はそれの片棒を担いでいる加代子も殺してしまうつもりなのだという・・・・。
刑事の職業を選んだため女と別れたボス。
今では「氷の女」と化してしまった女・加代子。
ボス・加代子・三浦の苦悩が交差して・・・
ボスが後年、女性には一歩踏み入れないようになったきっかけの事件です。
いや、こんなことがあれば否応なくとも自制したくなると・・・。
久々に復帰した長さんが、ヨコワケから五分刈りになるのも見どころ?。
(岡田P氏によると、この頃欠場が多かった長さんと殿下。その理由は「予算の関係上」だったとのこと・・・。この頃は予算繰りが大変だったんでしょう。)