「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ケブブジ2019-2-21

2019-02-21 21:40:20 | 当直室日記
(民放テレビの北海道地図だと、ウチまで震度6弱・・・(^_^;))
業務連絡です<(_ _)>
北海道の地震について、小生無事でございます。
震度4の横揺れが結構長く、横揺れだったので、リアル当直室はちょっとの落下物で済みました。
昨年の地震の際は縦揺れが酷くて、ジャンプしている感じでした。

ただ、今回の震源地や揺れが酷かった「ライン」は酷似しているので、ちょっと恐ろしいなぁ・・・と思っております。

会社の方は多分震度5ぐらいはあったんじゃないかと・・・明日はチェックマン活動です。

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ファミ劇太陽放送2/22=マカロニがガードする女性の悲しい真実は・・・/男の約束、刑事の立場、どっちを取る?マカロニ

2019-02-21 20:22:30 | ファミ劇日誌
さて、2/22のファミ劇太陽放送です。

【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

2/22(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#33
ファミリー劇場HD(CS)
第33話 48.03.02 刑事の指に小鳥が… (殿下)


2/22(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#34
ファミリー劇場HD(CS)
第34話 48.03.09 想い出だけが残った (ボス)


2/22(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#35
ファミリー劇場HD(CS)


2/22(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#36
ファミリー劇場HD(CS)



第35話 48.03.16 愛するものの叫び(マカロニ)

ゲスト:小泉一十三
二見忠男 友田順子 加藤土代子 武田一彦 向井正人 橋詰由美 小竹外登美 若狭夕紀
松田優作

脚本:鎌田敏夫
監督:土屋統吾郎


ある日マカロニは、七曲署の前で入ろうかどうしようか迷っている細面でモデルのような女性と出会った。
マカロニが疑われながらも刑事ということを示して声をかけても、女性はそのまま立ち去ってしまったが、どうしても気になったマカロニは彼女を尾行した。
彼女は住まいであるアパートに入っていって、マカロニは居所と名前を確認した後で署に引き返そうとした矢先、彼女の悲鳴が轟き、マカロニは彼女の部屋へ駆けつけた。彼女=弓子は部屋の中でおびえてかたまっており、事情を訊いたところ、何者かが急に部屋へ侵入し即座に紐で首を絞めようとしたという。犯人は紐を投げ捨て窓から逃走したということだった。
マカロニは弓子に更なる事情を聴取するため、一係部屋で話を聞いた。
弓子は独身で一人暮らしでタイピストとして働いており、両親を幼い頃に亡くしている。事件の発端は弓子のもとへ男から「殺してやる」という電話が何度も入ったことで、七曲署へ相談しようと考えたが、警察と関わり合いになるのがやっぱり嫌で自宅に戻ったところ今回の被害に遭ったという。
一係では、マカロニを弓子のボディーガードに付け、ゴリさんたちが弓子の周辺を捜査した。
以前住んでいたアパートの大家は、弓子は綺麗なので何度か男性に彼女のことを聞かれたことがあるというが、弓子の男性関係は全く知らなかった。隣人の佐代子もそれは同様だった。
一方マカロニと弓子は行動を共にしていたが、その後をつける影に二人とも気付かなかった。
弓子の職場に客が訪れた。マカロニが定時連絡をしている短い時間の中で、弓子と客は屋上に上がり、揉みあいになって弓子が悲鳴を上げ、マカロニが駆けつけた矢先に客が転落死した。
転落死したのは、弓子の以前住んでいたアパートの隣人であった佐代子だった。
佐代子は弓子に二人っきりで話したいというので屋上で話をしようとした途端、自分の彼氏が弓子が引っ越した途端に自分のもとへ来なくなったことから「男を返せ」と詰め寄ってきて、知らないというと逆上して殺してやると掴みかかったのだという。
弓子によると、佐代子の「男」から一度だけ言い寄られたことがあるが、それだけだという。
弓子は佐代子を「殺して」しまったことで錯乱してしまい、鎮静剤を投与され眠った・・・。
佐代子のことを調べると、男を捜す為に会社まで辞めていた。
ボスは弓子を脅迫したり襲ったのはその男=木村であることが有力になったこと、弓子がまた襲われる恐れがあるため、マカロニを向いのアパートに住み込みで張り込ませ、弓子との連絡体制も整えた。
それから、マカロニと弓子は食事や行動を共にするようになり、まるで恋人同士のような雰囲気になっていくが、そんなある日、弓子の異常を察知したマカロニが弓子の部屋で気絶させられる。
気が付いたときには部屋で弓子と木村が倒れており、木村は死亡していた。木村が持参した毒入り鮭缶で無理心中するつもりだったらしく、弓子に無理やり口に入れ、自分も食べたようだ。
その木村は銀行員で病気を理由として休暇をとって、弓子に付きまとっていたようだ。以前から引っ越しした弓子を捜していたようだ。ただ、山さんは鑑識の結果から鮭の消化状態が弓子の方が1時間遅く食べている状態だったことに不信感を覚え、弓子を含め突っ込んだ捜査をボスはマカロニ以外に指示、その結果、いままでの「状況」を覆すような事実が次々と判明した・・・・・・。

番組も当初企画を重視した初動状態から、発展状態のあった時期で、様々なチャレンジをしています。殿下を主役に押し上げ、殿下の妹のオーディションを行ったり、ボスの「永遠の恋人」を登場させたり。
今回はショーケンさん主導と思われる企画ですが、それまで有りそうでなかったマカロニの悲恋が描かれます。

この作品は現在、表向きには2つの見どころがあります。

*ショーケンさんの最初の奥さん(このころは無論未婚、ほぼ演技は素人のモデルの方)との非常に濃い競演
*優作さんの迫力あるテスト出演

しかし、本当の見どころは・・・
マカロニの燃え上がるような悲恋劇(とは言いつつも太陽なのでほどほどですが)、小泉氏の確かに素人ながら迫真の演技。
クライマックスの「衝撃のテーマ」バックの逮捕劇を観ていると、年々泣ける確率が高くなってきます。
それにマカロニは一係の中で非常に暖かい目で見られていることも解るので、これも泣けてくる。
デイヴ平尾氏が唄う「僕達の夜明け」が作品とマッチした名作です。



第36話 48.03.23 危険な約束 (マカロニ)

ゲスト:沖田駿一
真屋順子
中井啓輔 宮坂将嘉
小林千鶴子 波多野憲
岸野小百合 高山秀雄 高橋征郎 竹内照夫
山岡徹也

脚本:市川森一 山田正弘
監督:山本迪夫


ある夜、マカロニはゴリさんと万引き事件の捜査のため合流するはずだったが、なかなかゴリさんが現れない。
一係に連絡を入れると、ゴリさんは両親に放置され餓死寸前だった子供たちを急きょ助けに飛び出していた。
その調子であれば、一時間以上は待たされるとふんだマカロニはボスの勧めもあって待ち合わせ場所のスナック「旅路」に入った。
一係では、昨日城北署管内で発生したピストル強盗事件が話題になっていて、被害者の保険外交員は昏睡状態で、犯人の目星もついていなかった。山さんはふと犯人は盗んだ600万円余りの金で何が欲しかったのかとなんとなく考えてみた。
「旅路」には学生風のカップルが無邪気にヨット航海の夢を語り、ヤクザとヤクザ志望の若い男がビールを片手に子分にする、しないで話合っていた。サラリーマンは妻との電話で出張に出ていると嘘をついてアリバイを作っている。どうやらここで浮気相手と待ち合わせをしている感じだ。
マカロニが一人でいると、これも一人で酒を飲んでいる老人に誰も待ってくれるものなどいないと嘆かれ酒を勧められたが断った。
ただ、そんなやり取りの中、一人の男が入店してきた。老人はマカロニに絡んでいる最中に拳銃を所持していることを気付いてしまう。適当にあしらおうとしたとき、さっき入ってきた男が飛びかかってきて格闘になり、刑事が拳銃を落としてしまう。
その騒ぎの中、若い男が入店してきて拳銃を拾った。
マカロニに飛びかかった男は自ら城北署の刑事であることを名乗って、拳銃を渡すよう促すが、若い男は素のまま拳銃を刑事や客たちに向け脅してきた。そこで刑事=瀬木はその若い男が自分の追っているピストル強盗犯であることを直感したが、瀬木は若い男に手錠を掛けられ拘束されてしまう。そこにサラリーマンの愛人であるホステスが入ってきてしまった。
若い男はスナックの看板の灯りを消し、店じまいしたように見せかけるよう指示、マカロニにヤクザであるかどうか聞いてきたので、マカロニはヤクザだと答えた。
若い男=坂口は瀬木から奪った拳銃舐めるように見まわし、拳銃のうんちくを述べたあとに自分でも職場の工場で手製の38口径拳銃を作ったのだという。その瀬木の拳銃を「ヤクザ」なマカロニは受取り、瀬木に向けて引き金を引いたが弾が切れていた。
そんなマカロニを坂口は気に入ったようだ。坂口は何かを待つように午後9時まで籠城するつもりでいる。
トイレに入り込んだマカロニは自分が刑事であることを隠す為、拳銃や手錠を水タンクの中に隠した。
一係にゴリさんが戻ってきたのそんな頃で、どうやら飲んだくれの亭主への戒めに子供を置いて家出したのだが、亭主は飲んだくれて城南署の厄介になっており自宅に帰ることが出来なかったというのが顛末だった。
山さんからマカロニが「旅路」で待っていることを知らされ、ゴリさんは急いで向かったが、店の看板の灯が落ちていたために帰ってしまう。
9時になったが、坂口は出ていく気配が無い。人質の客の中から、酒を注文するものが出てきたり、サラリーマンは自分勝手なことを言った為坂口の癇に障り、妻へ電話することを強要、愛人まで電話に出て浮気が完全にばれてしまう。そこでサラリーマンと愛人は揉みあいになり店のランプを落としてボヤ騒ぎになるが、マカロニは客が武器として忍ばせていた消火器で火を消した。そんな再び緊迫した空気の中、坂口はマカロニに恋人・圭子を連れてくるように頼まれた・・・坂口の待ち人はその恋人だったらしい。
マカロニが外へ出た後、「旅路」に一係のボスからマカロニがいないかどうかの問い合わせの電話が入って・・・・。


ゴリさんとの待ち合わせで偶然居合わせたスナックで籠城事件に巻き込まれてしまうマカロニ。
あくまでも刑事の身分が暴かれることの無いように、アウトローを装う。
図らずも人間を3人殺してしまい、その上淡い恋心を抱いた相手を自ら逮捕した直後のマカロニ主演編。
基本的に面倒なことが嫌いなマカロニが籠城事件に巻き込まれ・・・。
前回の失恋で自暴自棄になったのか、それとも自分の人を見る目を確認するためか、その籠城犯人のある要求に応じるわけですが・・・。
犯人に簡単に言ってしまえば同情したり、ボコボコにぶん殴られても反撃しなかったり、やけくそになっているようにも見えるマカロニ、多分その心中には短い間に様々な経験をしてしまった刑事という職業への失望感みたいなものが見え隠れして・・・。
シューケンさんにしても、映画出演出番縮小・欠場の直前の一区切りみたいなものだったのだと深読みします。いつもであれば、上手く立ち廻れそうなマカロニが「真っ正面」な感じなのが前回込みでグッとくる名作になっています。

この話、『七人の刑事(新)』#19 「スナック・ジャック」(この時の犯人は火野正平さん)、『刑事貴族(郷編)』#31「刑事たちの忙しい夜」でリメイクされていることでも有名です。(本作自体も元ネタはあるそうですが(^_^;))

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