1個の花のマクロ写真です。20枚ほどの白い花弁が折り重なるように開いています。花弁の根元は薄黄色を帯びています。花芯の周辺には雄しべが生えており,その内側には雌しべを包み込んでいる筒状の嚢がぎっしりと並んでいます。内側では未成熟で小さく,青みを帯びていますが外側ほど成熟して大きくなっています。その天頂部が花びらのように開いて雌しべが現れます。
撮影日:2012.10.29 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
今回より小菊のマクロ・超マクロ写真を連載します。菊の種類は実に様々です。この小菊の名称は忘れてしまったのですが,白い小さな花がこんもりと小山のように咲きます。丈夫な花ですからほとんど世話をしなくても年ごとに株が大きくなっていきます。
撮影日:2012.10.29 試料採取場所:自宅(鯖江市)