アジサイの花の花芯のデジタル顕微鏡写真です。ここはしべを収納している箇所です。4個のパーツが寄り集まって構成しているように見えます。生涯に一度は開くのかどうか,来年は確かめてみましょう。
撮影日:2015年6月18日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
アジサイの花芯の低倍率のデジタル顕微鏡写真です。中心にボタンのような形のものがあります。後で述べますように雄しべと雌しべが収納されています。ほとんどの花では雌しべはなるべく他の花の花粉を受け取りやすいように,また雄しべは花粉を虫や風で他の花まで運んでもらえるように高さや位置を工夫して生えています。このタイプのアジサイはなぜ大事なところを隠してしまうのでしょうね。飾り花タイプのアジサイの飾り花も同様でした。
撮影日:2015年6月18日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
最近,次の本を読んでいます。筆者には大変参考になりました。 田中 修著,植物のあっぱれな生き方(生を全うする驚異のしくみ)(幻灯社新書)