~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

みんなの九州きっぷ 2日目 ~あそぼーい!編~

2021年03月30日 | 鉄旅
例年より早く開花した桜も散り始め・・・・
昨日今日と悩ましい黄砂が飛来しスッキリしない空模様です。
さて、長々とお付き合いただいた「みんなの九州きっぷ」鉄旅レポート
相変わらず写真の数が多く今回も長くなりそうですが(笑)やっと最後です。

3月22日(月)
13:37 ゆふいんの森3号(1世)で到着した別府駅

駅前には手湯がありましたが地元のおばちゃん達が井戸端会議中でした(笑)

乗り換え時間1時間半を利用し昼食にしました。
事前に別府のご当地グルメを調べると「別府冷麺」があるらしい・・・
駅から徒歩5分ほどの人気店は13時半がオーダーストップなので諦め
駅ナカのフードコートで食べることにしました。

初めて食べるので比べようがありませんが空腹の胃袋には美味しくいただけました(笑)
いつの日か人気店の別府冷麺を食べてみたいですネ~
実は最初の計画では飲食店も多い駅ビルのある大分駅で下車するつもりでしたが
乗り換え時間が3時間もあり、さすがに持て余すと判断し別府に決定
(コロナ禍でもあり、なるべく人混みは避けたいですしネ~)

15:12発「特急あそぼーい!」が早めに入線

運転席が2階にありガラス張りのパノラマシートがあるのが特徴
本日最後の乗車は別府~熊本間の3時間17分の長旅
新幹線なら熊本から新大阪まで行けちゃいますネ(笑)

くろちゃんのイラストがいっぱい



2016年4月8日に孫1号Yちゃんと一緒に熊本~阿蘇間を乗車した思い出がありますが
その6日後に熊本地震があり豊肥本線は不通となり2020年8月に全線運行再開となりました。
地震後、博多~門司港間を臨時運行していた時期もあり2017年2月に偶然乗車できた思い出も・・・

三戸岡デザインの車内は・・・

「かわせみやませみ」とは違うポップな感じ(カーテンもくろちゃん)

白いくろちゃんシートのある3号車

遊具「木のプール」から数段あがった座席は窓際が子供席となり子供中心の楽しい車両
確か子供同伴でないと乗車できないはず(?)前回は孫Yちゃんのお陰で乗車できました。
いつの日か孫2号Kちゃん達も乗せてあげたいと思うバアバです。

さて、私が乗車する4号車は・・・

誰でも自由に利用できるソファー席

その先には9席だけしかないパノラマシート

1号車にもパノラマシートがあり固定された座席なので
去り行く景色が見られ次回はそちらにも乗車してみたいなぁ~

ネット予約の出来ないパノラマシート
今回は最前列10番D席(阿蘇五岳が見える左側)がget
熊本を発車する下りは人気ですがこの日は鉄男さん(学生さんかな?)と2人だけ
彼は動画を撮影するためビデオカメラをガラス面にセットしていました。
ホーンの音が足元から大きく響く感じで最初はビックリでしたが
いつもと違う聞こえ方は鉄道ファンにはたまらない(笑)
ほぼ貸し切りですから出発して直ぐに堂々と(笑)缶ビールを開け
午後の柔らかい光の中過ぎ行く景色を眺め・・・

いつもなら列車の揺れでウトウトするのですが、もったいなくて眠れませんでした(笑)


最前列、トンネルの景色は特にたまらない~

最後尾の去り行く景色はとまた違ってワクワク感を感じました。

九州横断鉄道


阿蘇外輪山の滝室トンネルを抜け・・・


宮地~阿蘇間から見える阿蘇五岳

阿蘇駅では3名が乗車しパノラマシートも賑やかになりました。

列車が進むたびに阿蘇の姿が変わり・・・

野焼きが済んだ山肌が黒く、この時期ならではの阿蘇の景色

崩落した阿蘇大橋や慰霊碑が出来た駐車場が見え・・・




新阿蘇大橋

新阿蘇大橋が出来るまでの間、いつも通行していた長陽大橋も見え
列車ならではの景色を見ることが出来ます。

立野駅前のスイッチバックでは・・・


先にはトンネル?

パノラマシートのおかげで始めて見れました。

進行方向を変え、後ろ向きで立野駅に到着

運転手が移動するために7分ほどの停車時間

夕日に向かって進む「あそぼーい!」


大津街道にはこんな素敵な桜並木があったんだ~

いつも乗車する見慣れた普通列車も違って見える(?)

第二白川橋梁

今日は堂々と写真が撮れます(笑)

水前寺駅ではワンピースラッピング列車に遭遇しラッキー

慌てて撮ったのでピンボケですけど(笑)
彼のビデオにはバッチリ写っているんでしょうネ~

残念ながら期待した夕日には間に合いませんでしたが
車窓から見える普賢岳と夕景に旅の終わりを感じ・・・

こうして今年初の2日間の鉄旅が終了しました
そう言えば・・・
今回は皆さんが期待するアクシデントもありませんでしたネ(笑)

盛りだくさんの2日間で「鉄分不足解消」かと思いきや益々鉄旅熱が上がった私
コロナのために人の多い場所への鉄旅は難しい状況ですが・・・
次は孫Yちゃんとおれんじ鉄道の「放課後ていぼう日誌ラッピング列車」乗車を計画中です。
コロナ第4波が気になり・・・思うように出掛けられない状況ですが
早く完全終息し九州を飛び出し全国に一人鉄旅できる日を願っています

本日も長々とお付き合い本当にありがとうございました

みんなの九州きっぷ 2日目  ~ゆふいんの森号編~

2021年03月28日 | 鉄旅
一回お休みした鉄旅の続き「みんなの九州きっぷ」2日目のレポートです。
今回は2020年7月豪雨で被災した久大線が3月1日に全線再開したので乗車することにしました。
3月22日(月)
熊本駅8:59発、新幹線さくら544号に乗車し23分で久留米へ
ここから湯布院へ向かうため乗り換えです。
今回は「ゆふいんの森号」を満喫するため、2つの違った車両に乗車します。

久留米駅10:00発 「ゆふいんの森1号」が3番ホームに博多駅から入線


5両編成の新しい車両「ゆふいんの森3世」

運転席の上に座席がある眺めの良い先頭車両最前列は大人気で平日でもget出来ませんでした。

ハイデッカー車両なので乗車口から階段を上がり連結部分はブリッジがあります。


私の指定席は4号車 三戸岡デザインです。




久留米から暫くは街中を走るので車内見学へ




2016年10月にゆふいんの森3世に乗車し2度目ですが・・・
その時はアジア系の観光客に囲まれ自分の席から身動きできなかった思い出があり
今回はその苦い記憶を塗り替えるリベンジ乗車でもありました(笑)

暫くすると車窓は長閑な景色に変わり・・・
桜並木

菜の花畑

写真は撮れませんでしたが、うきは駅沿線では果樹園に白い梨の花咲いていました。

私の思い出の夜明駅を通過

2017年九州豪雨で被災した日田彦山線の鉄道は廃止になり残念です。

沈下橋?


2016年6月 一人鉄旅で訪れ散策した思い出の天ケ瀬温泉

流されてしまった橋の跡など被害の爪痕にあの日の濁流のTV映像を思い出し胸が痛みました。

天ケ瀬を過ぎ暫くすると進行方向右手に慈恩(じおん)の滝


暫くすると右手に伐株山(きりかぶさん)


豊後森駅を過ぎて直ぐ、同じく右手に豊後森機関庫



ここも一人鉄旅の思い出の場所です。

11:37 終点の由布院駅到着


ホームには有料の足湯があります。


観光客がいなくなったホームでじっくりと「ゆふいんの森3世」を撮影

折り返し博多駅行き「ゆふいんの森2号」となります。


由布院駅


目の前には由布岳の姿

山頂には積雪が・・・


観光幌馬車

平日のコロナ禍でもあり観光客は少なめ?
皆さん湯の坪街道や金鱗湖方面へ行ってしまいましたが
私は次の列車まで1時間ほど駅前をブラブラ散策しました

発車時刻より早めにホームへ入ると・・・
「ゆふいんの森1号」で一緒だった青年に会い、暫く鉄道談義(笑)
(もちろんマスク着用でソーシャルディスタンスもとって・・)
私と同じく「ゆふいんの森」のふたつの車両に乗車するため
仕事休みを利用し大阪から日帰りでやって来たそうです。
鉄道が好きなったきっかけがソニックとあそぼーい乗車だと聞き
九州人のオバサン鉄子としは何だか嬉しくなりました。
とても感じの良い青年は息子のようで母目線になる私でした(笑)

由布院駅12:38発大分行き「ゆふいんの森3号」が入ってきました


初代「ゆふいんの森1世」


やはり先頭車両最前列はgetできず最後尾一番後ろを指定し・・・

お隣は空席だったのでシートを回転させ去り行く景色を眺めながらの乗車です。

真下には運転席が見下ろせます(最後尾なので車掌室となります)

景色を見るには柱が少し邪魔ですがしかたありません。
由布岳に別れを告げ・・・

出入りする車掌さんを気にしながら・・・
昼食を食べてないので直ぐに缶チューハイとおつまみで呑み鉄(笑)

誰でも利用できるデッキ席



ホームで仲良くなった青年がカウンター席に座っていたので
(彼も先頭車両の最前列はget出来なかったようで)
「車内見学する間、良かったら私の席にどうぞ~」と声を掛けました。

先頭車両も殆どガラガラです。

最前列はどうやら鉄男さんのようです(笑)

席へ戻るとちょうど青年が私の席から立ち上がる所で
彼の鉄旅の思い出に少しは役立てたかなぁ~と嬉しい思いでした。
私は別府駅までの乗車でしたが大分駅で下車した彼が
座席に座った私に向かって手を振っているのに気がつき
思わず子供のように手を上げ大きく振り返しました(笑)
手を振り見送られるって久しぶり~何だか良い気分
そして、もう一つ・・・
お隣の席は3歳と5歳の男の子の4人家族だったのですが
遠い昔の息子達を見ているようで微笑ましく仲良くなりました。
コロナ禍だと他人と話すのも色々と気を使いますが・・・
こんなチョッとした出逢いの数々があるから一人旅はやめられません。

15:12 別府駅に到着



念願の「ゆふいんの森号1世・3世」に乗車し大満足でした
さて、別府駅から熊本までもう一つ列車に乗ります。
2日目の鉄旅は、まだまだ続きます・・・

今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました

みんなの九州きっぷ(九州北部) 門司港編②

2021年03月24日 | 鉄旅
鉄旅の続きです。
門司港駅から小雨の中傘をさし徒歩3分ほどで九州鉄道記念館へ到着

みんなの九州きっぷ提示で300円の入場料が240円になりましたョ~
屋外展示の懐かしい車両

小学生の孫を連れた私より少し先輩の女性が「婆ちゃんはこれにも乗ったことがあるョ」と
嬉しそうに会話をする姿を自分に置き換え(笑)微笑ましく眺めていました。

日本初の寝台列車「月光」



以前来た時はどれも車内を見学できたのですが現在は立ち入り禁止
こんな所にもコロナの影響が・・・

本館建物はレンガ作りの旧九州鉄道本社屋

さすがに日曜日なので館内は子供達で賑わい運転シュミレーターは60分待ち

2階企画展示場では「九州新幹線開業10周年企画展」か明日までの展示

ここは人が少なく静かでして新幹線に関する記録映像やパネル写真は興味深く・・・
記録映像を小学5~6年位の少年と2人で観ていましたが将来は鉄男さんかな?
気がつくと休憩も兼ね30分ほどベンチに座ってました(笑)

15時前、そろそろ門司駅へ戻りましょう~
どうやら雨はあがったようで門司港駅を写真に収め・・・


旧三井倶楽部

葉桜と満開の桜が美しい

早めにホームへと向かい・・・

ずっと眺めていたい門司港駅ホーム

15時過ぎ、いさぶろうしんぺいを先頭に4両が入線

連結部分

帰りは2号車かわせみに乗車
希望していたカウンターベンチシートは・・・

800円の追加料金が必要でも予約するつもりでいたのでしたが
3月いっぱいはフリーシートとなり乗客同士が譲り合って座ります。

いさぶろうしんぺい号車内

レトロな雰囲気は最高ですが座面が直角で少し疲れます。

かわせみのフワフワシート窓側席でゆっくり帰りましょう~

帰りは行きに比べ乗客が少ないようで・・・
「いさぶろうしんぺい」を指定予約していた老夫婦がシートが固かったらしく
車掌の機転でかわせみのシートに変更してもらい喜んでる様子でした。

今日は昼食時もアルコール無しでしたので缶ビールで吞み鉄を楽しみます(笑)

つまみは車内のビュッフェで購入したオジサンへのお土産を
つまみ食いし残りを持ち帰りました(笑)

香椎付近(?)で出会った可愛い車両は・・・

まだ制覇してない西鉄貝塚線かな?

17:00 博多駅到着
オジサンに辛子明太子のお土産を買い早めに新幹線ホームへあがると
ナント 乗車する新幹線さくら411号はラッピング車両でした



もう何度も乗車しているのですがカラフルな車内にテンション上がりました
こうして、私の一日目の鉄旅は珍しくアクシデントも珍事件もなく無事終了しました。

昨年7月の豪雨で被災した肥薩線は大好きで毎年訪れていたほど・・・
復旧できるまでには、まだまだ長い時間がかかりそうです。
肥薩線応援企画第2弾として2015年5月1日から土日限定で
SL人吉が熊本~鳥栖間を運行するそうです。

2017年4月、初めて乗車したかわせみやませみ
再び球磨川沿いをかわせみやませみやSL人吉が走れる日を心から願っています

「かわせみ やませみ」に乗って・・・・ - ~暮らしの中の小さな幸せ~

昨日は最高気温28℃、まるで夏のような暑さ夜まで窓を全開にし今朝の最低気温も19℃と寝汗をかくほどでした予報通り夜中から降りだした雨昨日午後...

「かわせみ やませみ」に乗って・・・・ - ~暮らしの中の小さな幸せ~

 


本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました

みんなの九州きっぷ(北部九州) 1日目は門司港へ

2021年03月23日 | 鉄旅
例年より早い桜の開花の中・・・
3月21・22日みんなの九州きっぷ(北部九州)を利用し鉄分補給してきました
毎度のことですが・・・今回も写真が多い長々としたレポートになりそうです(笑)

みんなの九州きっぷは土日・祝日で連続する2日間で新幹線・特急も乗り放題(指定席は6回まで)
ハロー自由時間クラブ会員なら平日もで全九州版12000円 北部九州版6000円 
(現在のところ利用期間が3月までとなっているのですが延長になるのかな?)

1日目は昨年7月豪雨で被災した肥薩線のかわせみやませみいさぶろうしんぺい
博多~門司港間を土日・祝日限定で連結し運行していて車両を変え往復乗車するのが目的です。

3月21日(日)
晴れ女の私には珍しく雨の中、9:33 熊本駅発みずほ604号で博多へと向かいました
九州新幹線開業から10年、熊本から博多まで新幹線で35分と本当に近くなりました。
乗り換え時間も余裕の30分、早めに2番ホームにあがると発車15分前には入線してきました。
先頭車両はいさぶろうしんぺい号


4両車両の一番後ろが1号車かわせみ

白いかもめと並ぶ姿は博多発の特別運行だからこそ見れるツーショット
すると・・・4番ホームからゆふいんの森3号が発車していく姿

慌ててシャッターを切り何とか間にあった~
ナント 3番ホームにハウステンボス号が停車

もう~発車前から大興奮の私でした(笑)

私の指定席は1号車(かわせみ)8番Dカウンター席ですが興奮のあまり(笑)
座席の写真は撮り忘れ(笑)席に座り慌ててパチリ


反対側のカウンター席は子供用もあります。

カウンター席座面はどちらかと言うと長距離乗車には不向きです。


10:39 博多駅を出発
満席ではありませんが日曜日なので子連れファミリーと鉄男さんの姿が目立ちます。
鉄男さん達は皆さん静かですが、何度も行ったり来たりする子供達にちょっとネ~
コロナ禍でもありもちろんマスクはずっと付けたまま・・・
色んな意味でカウンター席を選んだのは大正解でした。

自然豊かな球磨川沿いの肥薩線沿線に比べると車窓の景色は殆どが街並みで残念でしたが
沿線の公園や学校などに植えられた桜がとても美しくホッとしました。
生憎の雨でしたが席が海側だったので北九州の工場地帯や若戸大橋なども見え
乗車時間、1時間37分で門司港駅に到着しました

趣のある門司港駅は何度訪れても落ち着きます。


乗客が下車した後も暫くホームに残り、数名の鉄男さん達と列車を見送り・・・

入線する列車を待つドキドキ感と対照的に人がいなくなったホームで見送る列車に
何とも言えぬ哀愁を感じるのは私だけでしょうか?

さて、生憎の雨 帰りの便まで3時間を門司港周辺でどう過ごそうか?
門司港レトロの散策は諦めて門司港駅2階にあるみかど食堂 by NARISAWA

大正3年開業された高級洋食店「みかど食堂」も門司港駅復元工事と共に復活

日曜日の予約無しでしたが運良く待つことなく窓側のソファー席へ
目の前には国指定文化財の旧三井俱楽部が見えます。


店内は人がいて天井しか写せませんでした。


料理は・・・

私にしてはずいぶん予算オーバーのランチに調子に乗ってデザートまで・・・

「やっぱりいつもの焼カレー専門店でビール付きが良かったかなぁ」と後悔しましたが(笑)
雨で散策も出来ない中、1時間以上も遠慮せずゆっくり過ごすが出来たので良しとしましょう~
さて、帰りの列車まで、まだ1時間半もあるし・・・
雨も止みそうにないので九州鉄道記念館へと向かいました

この先もまだまだ長くなりそうなので今日はこの辺で
・・・次回へつづく・・・

本日もお付き合いいただきありがとうございました

みんなの九州きっぷ2日目 ~日豊本線・豊肥本線編~

2020年11月17日 | 鉄旅
2日間のみんなの九州きっぷ利用の鉄旅レポも最終章となりました。

11月10日㈫
12:21 門司港駅を出て13分で小倉駅に到着し次の列車まで48分の時間があります。
実は門司港から一本は早めの列車で小倉駅に来た理由は・・・
みんなの九州きっぷの特典である500円チケットを受け取るためと
あるラッピング車両を見るためだったのですが・・・・
ナント 思いがけず目の前に現れたのは豪華列車「ななつぼし」

そう言えば・・・博多駅構内でななつぼしの乗務員を見かけたので
今日は運行日かと思ってはいたのですが、まさか小倉で遭遇するとは・・・

1~2分停車すると直ぐに門司港方面へと出発していきました。

そうこうしていると・・・目的の列車が到着

普通の青いソニックですが・・・車両に何かが・・・

今話題の「鬼滅の刃」のラッピング車両です。

孫1号Yちゃんに見せるために写真を撮るバアバの私ですが・・・
隣ではサラリーマンのおじさまも慌ててスマホで撮影してましたョ~(笑)
 
孫から教えられ私が唯一知っているキャラクターが見当たらず
どうやら反対側に描かれていたのかなぁ・・・?
わざわざ、全体の写真が撮りたくて隣のホームで待ってたのにネ~(笑)
鬼滅の刃とJR九州のコラボで大人気なのは・・・
今年7月の豪雨により被災した肥薩線を走っていたSL人吉が
劇場版『鬼滅の刃』無限列車編の公開を記念して
熊本~博多を【無限】のヘッドマークを付け臨時列車を
期間限定運行しているのですが切符が1秒で売り切れたとか・・・
それと比べるとこのラッピング列車はあまり知られてないのかなぁ?

さて、写真も撮ったし次は特典の500円券を受け取るため改札を出たものの
場所がわからずウロウロ、結局タイムアウトとなり慌ててホームに戻りました

13:09 小倉発ソニック23号に乗車し大分を目指します。
日豊本線は何度も乗車し、大好きなこの景色を写真に撮ったまでは覚えているのですが・・・


その後、昼のビールと満腹感で爆睡 気がつくと宇佐駅付近でした。

宇佐駅から見える山にUSAの文字

別府を過ぎると左手正面に終点・大分の街が見え・・・

車内には「世界の車窓から」のナレーションで有名な石丸謙二郎の渋い声が流れ始め・・・
「もうすぐ大分です・・・」のアナウンスに列車の旅がそろそろ終わりに近づく寂しさ
何度聞いても何となく胸がキュンとなり・・・良いわぁ~

14:37 大分駅到着 ここから豊肥本線に乗り換えます。
48分の乗り換え時間に缶ビールやつまみ、オジサンへのお土産を調達しホームへ

向かいのホームには久大本線の庄内行きの黄色い車両が停車中

熊本では殆ど見られない黄色い車両、可愛くてつい写真を撮ってしまいます(笑)

15:25発 特急九州横断鉄道が来ました。
今年夏、熊本地震から4年4ヶ月ぶりに全線復旧し念願の乗車です。

大分~阿蘇~熊本まで3時間4分の長旅です。

指定席の乗客は7~8人ほどでガラガラ

土日・祝日は車両が観光列車「あそぼーい」に変わり予約が取りにくいのにネ~
この列車を選んだ理由は夕景の豊肥本線の景色を列車の車窓から眺めること

長閑な田園地帯や川沿いを走り竹田駅付近では夕日に染まる紅葉も・・・


良い感じに夕日が山々を照らし・・・


滝室トンネルを抜け阿蘇谷に下りると根子岳が見え・・・


しかし・・・・残念ながらたった今日が沈んだようでした。


あと30分早かったらなぁ~と思いながら阿蘇の山々を眺め・・・


立野近くになると車窓から熊本地震で崩落した阿蘇大橋


来春開通予定の新阿蘇大橋や新しい道路

この角度からの景色は列車に乗らないと見れません。

薄暗くなる中、スイッチバックで方向を変え立野駅到着しました。

8分ほど停車すると聞きホームへ下りました。

ここから高森へと延びる南阿蘇鉄道は熊本地震で被災し立野~中松間は未だ不通

6年前、私が一人鉄旅を始めるきっかけになった方との運命の出逢いが南阿蘇鉄道
3年後の2023年夏には復旧し全線再開される予定なので、その日が待ち遠しい~

立野駅を出発すると車窓からは西の空が茜色と深いブルーのグラデーションに思わずため息
金峰山のシルエットと熊本市内の街の灯りが瞬き始め、旅の最後に夕暮れのショータイムのご褒美
18:29 熊本駅到着 久しぶりの一人鉄旅の2日間も無事に終わりました。

さて、本日の移動距離はグーグルのタイムラインによると430km (6時間56分)
JR料金を普通に払うと16910円

2日間の合計は11100+16910=28010円
みんなの九州きっぷ2日間5000円ですから23010円のお得となった訳ですが
何だかJR九州さんに申し訳ないような・・・(笑)
お天気にも恵まれた2日間、本当に大満足の一人鉄旅でした

全4編の鉄旅レポート
本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました

みんなの九州きっぷ2日目 ~門司港編~

2020年11月16日 | 鉄旅
久しぶりの鉄旅から帰り5日
孫の遊び場作りや紅葉見物、芝刈り、義母のおつかいなど予定ギッシリ
ブログネタは沢山あるのですが夜は疲れて、UPが間にあわない日々です。
先ずは一回お休みした九州みんなのきっぷ利用の鉄旅レポートを再開します。

11月10日㈫
7:11 熊本駅発博多行きつばめ310号に乗車

鉄旅1日目のアクシデントで偶然乗車できたラッピング新幹線に乗車しました。
実は旅の計画中に運行ダイヤを調べ本当は今日初めて乗る予定だったんですけどネ(笑)

今日は指定席なのでシートの柄が違います。車内はガラガラです。
昨夜、乗車したので今日は落ち着いてゆっくりしてました(笑)

博多駅到着8:28 在来線への乗り換え時間57分もありますが
通勤時間帯なので新幹線コンコース内の喫茶店でモーニングを食べ時間をつぶしました。
9:21発 ソニック11号大分行きに乗車し小倉を目指します。

博多駅では停車中の「ゆふいんの森号」グリーンの車両が見えテンション上がりました
「ゆふいんの森号」が通る久大本線は今年7月の豪雨で豊後森から不通でバス代行ですが
2021年春までには全線復旧見込みのようで、復旧したらまた乗りたいですネ~

さて、青いソニックの車内は近代的なデザインで・・・

ミッキーマウスの耳のようなヘッドレスト

私の乗った車両の壁にはコンセントもあり便利でした。
昨日から色んな車両に乗っていますがソニックが揺れが少なく
私が思うには一番乗り心地が良いような気がします。

小倉からは普通列車に乗換え門司港へ

近代的な特急車両から庶民的なロングシートの普通列車に乗換え・・・
乗客は殆どなく一両貸し切り状態でした(笑)
車窓から赤レンガ倉庫が見え・・・


10:34 門司港到着

今回の鉄旅の目的は復活した門司港駅舎が見たかったのです。
大正3年に開業し昭和63年に鉄道駅舎として初の国の重要文化財指定
昨年3月10日に約6年間の保存修理工事を経て復元されました。

ホーム側は改装中の数年前と変わらず・・・

トイレや洗面所も一緒でした。


始めて見る駅舎内・・・


みどりの窓口は・・・


見上げた天井

周りの景色が映るほどピカピカ

暖炉?

この場所は旧1・2等車両乗車の専用待合室に使用されていたそうで
ベイマツにワニスという塗料を塗った造作や黒漆喰を塗った飾り壁など
優雅な雰囲気の「みどりの窓口」なら旅の気分も盛り上がります。

駅舎内のスタバもレトロ


駅舎の2階は駅開業当時に開業されたレストラン「みかど食堂」が復元されています。

JR九州「或る列車」のスイーツコースを演出している成澤吉浩監修のレストラン
一番お安いランチセットでも2300円、焼カレーセット(デザート付き)は2800円
まだ開店してませんし・・・・高価すぎて開いててもパスですネ(笑)

駅舎の全景は・・・

駅前の噴水は今日はお休みのようです。

煙突でしょうか?

建物の左に一本、右に2本ありました。




隅々までずっと眺めていたいけど滞在時間は1時間半なので先を急ぎます

駅の目の前には・・・旧門司三井倶楽部


旧大阪商船




海に出て・・・

レトロな旧門司税関と黒川紀章が設計した近代的な門司港レトロ展望室

関門橋が見える場所へ・・・


はね橋を渡り・・・レトロ中央広場へ
10月桜でしょうか?


親水広場から・・・

旧門司三井倶楽部と旧大阪商船の間に門司港駅舎が見えます。

3度目の門司港レトロなのでぐるりと足早に散策し早めのランチ
2016年11月初めて門司港一人鉄旅で立ち寄った「門司港地ビール工房」を予定していましたが
休業移転のため2017年2月に訪れた焼カレー専門店「伽哩本舗門司港レトロ店」へ

駅から徒歩1分の好立地
海側のカウンター窓からは海が見えますが既に先客がいました。
私が座った反対側のカウンターは門司港駅舎が目の前ですが
窓が汚れていて綺麗には見えません(笑)でも雰囲気は楽しめました。

この店は2度目なので和牛の焼カレー&ハーフビールにしましたが
注文後にお得な平日限定ランチセットがあるのに気づき・・・
「確か前回もそうだったよなぁ~」と思い出し、自分の記憶力のなさにト・ホ・ホ

一旦駅に戻り少し時間があるので九州鉄道記念館へ

と言っても・・中に入る時間は無いので入り口だけ写真撮影

金網越しに雰囲気だけ味わい・・・駅へ(笑)

12:08発 二日市行き普通列車で小倉へ戻ります。


まだ昼を過ぎたばかり・・・欲張りな私がこのまま帰るはずもなく(笑)
はたして小倉から何処へ向かったのか?
・・・・次回へつづく・・・・

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました

みんなの九州きっぷ一日目 ~途中下車ドタバタ編~

2020年11月13日 | 鉄旅
鉄旅の続きです。

11月9日(月)
計画では佐世保駅16:08発の快速シーサイドライナーでそのまま帰宅予定でしたが
急きょ予定を変更して少し早めの列車に乗車するためホームにあがると
向かいの松浦鉄道のホームにレトロな車両が・・・

以前、松浦鉄道は制覇したのですが初めて見る車両でした。

15:45 特急みどりに乗車し次の早岐駅で下車し乗り換え6分
16:02 長崎行き普通列車に飛び乗りました。
三戸岡デザインの新しい車両は乗客も殆ど無く・・・

ベンチシートを貸し切り・・・

ハウステンボス駅からは時折大村湾沿いを走り千綿駅で下車しました。

この駅は海が見える無人駅で「青春18きっぷ」のポスターにも選ばれ
青い海はもちろん、夕日も美しいと聞き立ち寄ることにしました。
次の長崎行き普通列車まで約1時間この駅で過ごします。



この日も数人の観光客が車で来ていました。(列車利用は私一人

レトロな駅舎にはカフェ「千綿食堂」あり・・・
駅長室が厨房?

ランチは既に終了していたのでコーヒーを注文
若い夫婦二人で切り盛りするカフェは美味しいカレーが食べれるそうで
とても優しく感じの良いお二人はまるで穏やかな大村湾のようで癒されました

待合室兼食堂は17時のカフェ閉店後も、もちろん利用できます

夕日待ちの時間を寒い思いをせず過ごせて助かりました。
そろそろ夕日が傾き始め・・・


待合室の窓から・・・

良い雰囲気
そうそう~訪れる人は車で来て写真を数枚撮るとさっさと帰っていくのですが
10~20代前半のイヤホンをつけた男子が一人ホームのベンチに座り
30分ほど海と夕日をずっと眺めていたのがとても印象的で
妄想オバサンは色々と想像を膨らませてましたが・・・
きっと向こうも「この変なオバサン」と思っていたことでしょうネ(笑)

17時前、遠くから列車の音が聞こえ・・・
当初乗る予定だった快速シーサイドライナーがやって来ました。



快速なので当駅では止まらす走り去っていきました。




良い感じになってきました。

夕日を浴び佐世保行が通過


ミラーに二つの夕日







17時20分 山に沈んだ夕日


ホームには私一人になり暫く待合室で過ごし・・・



17:33 佐世保行きが出発し・・・

列車の音が遠ざかりホームに一人 


日が沈むと急に風が冷たく感じ
日暮れ時って何故かしら物悲しくなりますネ・・・

17:44 私が乗車する長崎行きがやって来ました。

車内は学生さんの姿が多く・・でも余裕で座れました。
18:18 諫早駅に到着し長崎本線の特急かもめ38号に乗換えですが・・・・
何だか駅の様子が変ホームに降りアナウンスを聞くと
佐賀~神崎間で人身事故がありダイヤが乱れているようです
私が乗るはずだった38号その前の36号も運休となってるようです。
持っている指定券はみどりの窓口で19:13発かもめ40号に変更
諫早駅で1時間の足止めとなりました

諫早駅は新しくなり綺麗になっていたので一通り偵察してみましたが
お茶を飲む場所も無く、この後に乗る車内で飲む缶ビールとつまみを調達しました。
一人鉄旅を始めてから初の人身事故によるアクシデント
これも旅の思い出とベンチに座りひたすら列車を待つしかありません。

19:18 5分遅れでやって来たかもめ40号

新鳥栖までの約1時間15分を缶ビールを飲みながらこの旅を振り返りました。

20:30 新鳥栖到着し新幹線乗り換え時間は25分ほどです。
人がほとんどいない静かな新幹線ホームにあがり待合室へ


予定通り20:57にやって来たつばめ345


エェ~あのカラフルなっ車両は・・・WAKU WAKU ADVENTURE新幹線

車内もカラフル



自由席なので一先ず空いた席に座ったのですが隣の車内はガラガラなので車両を移動し・・・
新幹線は一番前の座席が足元も広々で私のお気に入りなのです。



各車両でシートの色も素材も違い楽しめました。

21:34 たった37分で熊本駅到着
最後にラッピング車両をカメラに収め・・・

22時までには無事に自宅に到着しました。
(さすがに疲れて駅からはタクシーを使いましたけどネ)

よくよく考えたら・・最初の予定通り佐世保から真っすぐ帰宅すれば
これほど遅くなることもなかったでしょうが・・・
素晴らしい大村湾の夕日やラッピング新幹線にも乗れたのだから結果オーライ
アクシデントもポジティブに・・・ですネ
ハラハラドキドキワクワクこれこそ私の一人鉄旅

本日の移動距離はグーグルのタイムラインによると364km(5時間40分)
JR料金を普通に払うと11100円
九州みんなのきっぷは2日で5000円なので完全に元はとっています(笑)
さて、2日目は何処へ出掛け、何が起こるか?
次回へ・・・・つづく・・・

本日も長々とお付き合いいただき誠にありがとうございました

みんなの九州きっぷ一日目 ~佐世保編~

2020年11月12日 | 鉄旅
久しぶりの一人鉄旅レポートです。

今回利用した「九州みんなのきっぷ」とは・・・
連続する2日間、北部九州乗り放題で5000円(ハロー自由時間クラブ会員限定)
大変お得な切符を使い、思う存分乗り鉄旅を楽しんできました。
欲張りな私の鉄旅は今回も相変わらず写真が多く・・・
果たして何回になるのか?私にもわかりませんがお付き合いください

11月9日(月)
熊本駅 8:59発 新幹線さくら544号の乗車
私にしてはいつもより少々遅めの出発です(笑)
新鳥栖駅で10:00発の特急みどり5号に乗換え佐世保を目指しました
新幹線も特急も乗客は疎らでソーシャルディスタンスは
佐世保駅に11:26到着し直ぐに佐世保駅内にある観光案内所で数日前に予約していた
SASEBOクルーズバス海風の乗車券を受け取りましょう~
ガイド付き観光バス料金は1800円(詳しく知りたい方は青い文字をクリックして下さい)
コロナ禍なので受け取り前に検温・健康調査書類などに記入署名しました。

バスは13時20分出発なので佐世保駅みなと口から海側へ出て少し散策

人生二度目の佐世保は良いお天気です

観光船が行き来し、軍艦(?)が停泊していたりと佐世保に来たと実感・・・

ランチは五番街にある佐世保バーガー「ヒカリ」

2度目の佐世保なので前回とは違う佐世保バーガー店をチョイスしました。
残念ながらビールはメニューになくコーラで我慢です(笑)

13:20分、時間通りみなと口バス乗り場に豪華観光バスがやって来ました

大きな窓に白いゆったりしたシート

最後部はラウンジ風?

ガイドさんの話では日本に一台だけだとか?
コロナのため現在の乗車定員は半分以下の7組(14人)ですが今日の乗客は6人
マスク着用、乗る時には毎回必ず手の消毒をしたり、もちろん三密の心配無し
九十九島をパノラマで楽しむ「展海峰」コース(100分コース)です。
佐世保駅みなと口発13:20 → 米海軍基地前 → 佐世保重工業(東門前)★ 赤レンガ倉庫群★
→第4ドック★ → 展海峰★ → 九十九島パールシ―リゾート◎ → 佐世保駅みなと口着15:00
(★は下車見学 ◎は乗降可)

出発すると直ぐに車窓から米軍基地が・・・

車高の高いバスなので基地の中も良く見え・・・

そうそう~マクドナルドもありましたョ~(笑)

佐世保重工の東門でバスを降り外から見学しました。
地元での通称はSSKだそうで造船所のハンマーヘッド型のクレーンは
大正時代のモノだそうで現在も現役で稼働しているそうです。

向かい側には赤レンガ倉庫群

現在は海上自衛隊の倉庫なので中に入ることは出来ませんが
外からガイドさんの説明を聞きました。

大小のレンガを交互に積むイギリス積み



ガイドさんの説明に「へぇ~ ほぅ~」と感心したのにほとんど覚えてない私(笑)
バスの後ろの窓はハートだったんだ~


次に向かったのは日本遺産の第四ドッグ

バスを降り金網越しに見下ろします。(金網の間から撮影しました)

目の前の巨大ドッグで作られている船
見上げるクレーン

林立するクレーンに思わず「凄い~」と声が出ます(笑)

レールの上を移動し動くクレーンをずっと眺めていた~い

造船所や船のことはわからない私ですが今も現役で稼働する姿やクレーンの錆具合や
見たことない働く車・・そして働いている人、全てが何しろ超カッコイイ
このドッグは戦時中に極秘で「大和」「武蔵」の整備用として作られたそうですが
「武蔵」だけが一度使用したそうで、その時には見えないように
道路にコンクリート塀が作られていて今も一部は残っているとか・・・
ガイドさんの説明は楽しく判りやすく、ずっと間近で聞き入っていました。
(その割には覚えてないという・・・

造船所に沿いバスは海が見える所まで移動しUターン
車窓から見える全てが見たことのない景色でワクワク

望遠レンズであちこち写真を撮りまくりました(笑)

その後はバスは高台に・・・

山を越え九十九島が見える展望台「展海峰」へ

駐車場横にはコスモスが満開でした。

展望台が見え・・・

ススキの向こうには・・・

ガイドさんの説明では九十九島は実際206個・・・だったかな?

九十九島最大の「黒島」


ひょっこりひょうたん島みたいな名前忘れた島(笑)


今日は空気が澄んでいたのか黒島の左手奥には五島列島も見え
ガイドさんが一番興奮してるくらい・・(笑)

写真ではわからないでしょうが肉眼でははっきり見えました。

遊覧船が・・・

この狭い入り江でUターンするのが船長さんの腕の見せ所だとか?

右に目をやると佐世保の街



「展海峰」は九十九島が一望できるとても素晴らしい所でした。
展望所から乗降可能な九十九島パールシ―リゾート経由なので
時間があれば九十九島遊覧船で海から島巡りも良いかもしれませんネ~

以前一人鉄旅の時に鹿児島・桜島でも定期観光バスを利用しましたが・・・
豊富な知識を持つガイドさんの話は知らない土地の事を知るには一番
今回も観光バスでプチ大人の社会科見学が出来てホント良かった~

15時、ほぼ予定通りバスは佐世保駅に到着
お土産調達し少し早めに改札を入り駅構内にある佐世保バーガー「ログキット」

本日2個目の&念願の缶ビールを抱え誰もいない待合室で、グビグビもぐもぐタイム(笑)
ちなみにバーガーはレギュラーは大きすぎでレディースサイズを選びましたョ~
(写真はピンボケで無し、決して酔ってたわけではありません

実は最初の予定ではここから一気に列車を乗り継ぎ帰るつもりでしたが・・・
今日は天気が良いので予定変更、チョッと寄り道をすることにしました。
こんな急な予定変更も乗り放題切符だから出来ることですよネ~

さぁ~次の目的地に向け、腹ごしらえも
この予定変更の決断が吉と出るか?凶と出るか?
次回へ・・・つづく・・・

本日も長々とお付き合いいただき誠にありがとうございました

お家で妄想鉄旅?

2020年03月17日 | 鉄旅
新型コロナでなかなか外出も出来ないのもあり
最近は少しづつ断捨離をやっている私ですが・・・
同じように断捨離をしている親友Gちゃん
「金も使わずキレイになって良いんだけどネ~」と言いながらも
皆、少なからずストレスは溜まっているようです。

私も大好きな鉄旅に出掛けたいけれど出掛けられない
ならば・・・・せめて・・・と
毎夜、3月改正ダイヤの分厚い時刻表の読書
妄想鉄旅はついつい楽しくて12時を過ぎることも・・・

最近、夢中になってるのが北海道フリーパスを利用し三岬巡りプラン
「宗谷岬」「納沙布岬」は鉄道とバスで何とか行けそうですが
「襟裳岬」がなかなか難しく・・・
日高本線(苫小牧~様似)のほとんどが2015年の高波により不通
現在は代行バスの運行になり4時間ほどバス乗車した上に
その先「襟裳岬」までバスで1時間ほどかかります。
このまま廃線になってしまうのかもしれませんネ~
さすがに広い北海道は2時間乗車は当たり前とは言え
列車なら何とか我慢できても身動きのできないバスはとても無理
諦めていたところに・・・
BS番組の「路線バスの旅」再放送で帯広~広尾~襟裳岬のバスを知り
あれこれ計画を変更しながら夢中になって時刻表上で旅をしています
色んな人のブログなどで襟裳岬を調べると岬のそばに宿もあるらしく
「朝日と夕日を堪能する宿泊プランもありかな?」なんて
妄想がどんどん膨らみ楽しくて仕方がありません(笑)
実現する日はいつ来るのか(こないのか?)わかりませんが
旅の難題は飛行機が苦手な私の北海道までの交通手段
「さすがに鉄道では無理だろうしなぁ~」
「羽田空港で乗り換えが出来るか?」
実はこれが一番の難題なのです(笑)

北海道プランは後回しにして・・・
次は実現可能な寝台特急サンライズ乗車プランでもするかな?
いやいや、山陰本線も米子から北へは行ってないし
京都丹後鉄道や北アルプスの山並みが見れる大糸線も良いなぁ~
う~ん、私の妄想鉄旅はまだまだ楽しめそうです

こんな時だからこそ・・・夢をもって・・・

おばさん二人の山陰鉄旅レポート ~最終章~

2019年11月12日 | 鉄旅
いよいよ最後の旅レポです。

11月4日 12:00
足立美術館から無料バスに乗車し安来駅へと向かいました
旅の2日目は天気が悪く伯備線を走る「特急やくも」から見れなかった大山

頭は少し雲に覆われていますがバスの中からやっと出会えました。

20分で安来駅に到着


木造りの駅舎


駅構内にはユーモラスな人形がお出迎え

安来節のキャラクターは爺ちゃん婆ちゃんや小さな子供もいました(笑)

家の中にこんな人形があったなら・・・嫌なことも吹っ飛び
きっと夫婦喧嘩もないかもですネ~

そうそう~街を走るイエローバスも安来節のキャラクターのイラスト


出雲市行き列車への乗り換え時間は35分、私は早めにホームへ
お陰で岩見神楽ラッピング列車に遭遇できました



石見神楽は島根県西部に伝わる伝統芸能
石見地方の集落、神社の祭礼の際に奉納されますが秋が一番多いそうです。
また、浜田の三宮神社では毎週土曜日20時から夜神楽週末公演があり
700円で見学できるそうで、是非いつの日か浜田を訪れ見てみたいなぁ~

12:55 快速アクアライナーに乗車し出雲市へ向かいました。


今日は天気も良く宍道湖も奇麗に見えます。


途中、直江駅では観光列車「天地 あめつち」に遭遇



土日・祝日に出雲市~鳥取間を運行する観光列車
いつか乗ってみたいなぁ~

13:58 出雲市駅に到着すると・・・

一両編成の浜田行き普通列車
JR九州とは違う車両についつい写真を撮ってしまいます(笑)

私達は特急列車に乗車するので乗り換え時間1時間半
駅前で遅めの昼食はもちろん出雲そば

オジサンが蕎麦打ちを始めたので1年3ヶ月振りの外で食べる蕎麦
揚げたて天ぷらやマイタケの炊き込みご飯は美味しかったけど
蕎麦はオジサンの打ちたての勝ちかな?(笑)

15:28 特急スーパーおき5号に乗車するためホームに行くと
今度は鮮やかなオレンジ色の浜田行き普通列車が・・・

特急の乗客は満席らしくホームに列ができていて特急車両の写真は無しです。

乗車後、直ぐに駅で購入した缶ビールで旅最後の乾杯(笑)
暫くすると日本海が見えてきました。

私が住む熊本で見る海は有明海など内海で日本海などの外海は憧れでして
予約時点で日本海が見える進行方向右側の指定席を選びました。

浜田駅を過ぎると再び日本海沿いを走る最高のロケーション

私にとって旅の最後の楽しみは日本海に沈む夕日

三保三隅付近の海岸は砂浜でとても美しく・・・

天気が良い昼間はきっと青い海に出逢えるでしょうネ~


17:04 太陽はまだ沈まず・・・


どうも島影に隠れてしまいそう・・・


17:11 海が見える最後のポイント

残念ながら夕日が沈むのは見れませんでしたが日本海の夕景を楽しめました。
次回は岩見神楽見学とセットで計画を立て是非リベンジしたいと思います。

益田駅からは山口線になり列車は海沿いから山の中へ入ります。
車窓はどんどん暗闇になり津和野駅は真っ暗な中通過し
太鼓谷稲成神社の千本鳥居の灯が山の斜面に点々と見えました。

18:5 新山口駅の②番ホーム到着、新幹線⑫番ホーム乗り換えは7分
重たい荷物を持ち、膝が悪いので必死に気持ちは駆け足ギリギリセーフ
私の鉄旅は必ず一度はこんなシーンがありますネ~(笑)

19:33 博多駅でのぞみ41号からつばめ341号に乗り換え
なんとこの列車がミッキー新幹線でした



思いがけないサプライズもあり予定通り20:35熊本駅到着
バスに乗り換えるGちゃんと別れ、私は乗り換えの電車を待つ間に
翌朝の朝食のパンを買い、トイレを済ませ留守番のオジサンに電話しようと
スマホを探すが・・・「エェ~ない
直前のトイレに置き忘れたことを思い出し直ぐに引き返し探すも置いた場所にない
直ぐに駅ナカ総合案内に行くも20時で終了し誰もいない
丁度、見かけた警備員さんを声をかけ尋ねるも
9時閉店のお店のシャッターを下ろす作業で忙しそう
後ろからやって来た別の警備員さんに事情を話そうと近寄ると・・・・
その手には観光列車のキーホルダーがついた赤いスマホケースが
「それですそれですそれ私のです」思わず大きな声で叫んでました(笑)
「まだ、書類も書いてないし・・・どうしたものか・・・」と悩む警備員さん
「失くした場所はトイレの○○で・・・携帯番号は・・・」と必死で説明し
「21時9分の電車に乗るんで時間がありません」と焦って必死に訴える私
結局、「特別に・・・」と書類手続きもなしで返してもらえました。
今回の旅はアクシデントもなかったのに最後にこんなドジ
でも・・・
「あの時、あの警備員さんに声をかけたから直ぐに戻って来たんだから」
「私って・・・ある意味ラッキーだったのかも
人騒がせな、お気楽オバサンは立ち直りも早いのでした

最後はしょうもない私のドジ話で締めくくりとなりましたが
今回の鉄旅レポートはこれで終了です。

全4回、毎回長々とお付き合いいただきありがとうございました

おばさん二人の山陰鉄旅 ~足立美術館編~

2019年11月11日 | 鉄旅
ここ熊本は11月に入りずっと良いお天気でしたが
昨夜から今朝にかけ、久しぶりに雨が降りました
山陰鉄旅から一週間経ちますが・・・・
先週からキッチンの水栓やガスコンロ等の調子が悪くなり
先週~今週で水栓やガスコンロ取り換えすることになり
この機会にとキッチンの掃除&断捨離を始めています
日曜日は孫ちゃんのチアダンス発表会&ご褒美の夕食会などもあり
なかなか旅レポートをUPすることが出来ませんでした
そろそろビオラの植え付けや今年最後の芝生作業もやらなきゃ~
毎日やることがあると夜は疲れてPCの前に座るのも億劫になります。

まだ一週間なのにもう一ヶ月ほど前のような気がして
旅の余韻も記憶も薄れつつあるので早く記録に残さないといけません(笑)
では、旅の続きを・・・
11月4日、8時半
足立美術館へ入館し最初に安来駅までの無料シャトルバス整理券を受け取り
先ずは人が少ないうちに日本庭園を見学しました。
いつもは9時開館ですが連休中のため30分早く開館
なので・・・従業員さんが苔庭の掃除中

毎日開館前1時間かけ従業員全員で掃除をされるそうです。
ゴミや雑草はもちろん枯葉一つ落ちていません。

足立美術館といえば・・・やはりここ枯山水庭

大きなガラス張りのロビーからの景色
遠くの山々(勝山)も庭の借景として自然とつながっています。
まだ9時前なので朝日の影ができていて上手く写真が撮れませんが
望遠で・・・

きれいに剪定された木々、白砂には枯葉一つ落ちていません

枯山水庭の右手、赤松の向こうに滝が見えます。

暫く椅子に腰かけ眺めましたが10時からの庭園説明があるらしく
後でもう一度ゆっくり見ることにして先へ進みます。

名物の一つ窓枠がそのまま額縁になる「生の額絵」の正面からの写真は無し
少し斜めからの写真ですが・・・正面の山に滝が見えるのわかりますか?

この滝は昭和53年、背景となる亀鶴山に作られた人工の滝です。
実は山と庭園の間には道路や川などがあり電柱も建っているはずですが
人工物を上手く隠し亀鶴山も庭の一部に見えるから不思議です。

池庭

モミジも少し色づき・・・


池庭の前、床の間の壁をくりぬき作られた「生の掛け軸」がありましたが
さすがに連休中のためどうしても景色の中に人影が入り込み
残念ながら美しい庭園の掛け軸とはなりませんでした

白砂青松庭


時間はたっぷりあるので茶室「寿楽庵」で抹茶をいただきました。
白砂青松庭が見える縦長窓は生の掛け軸にも見えるかな?

お茶碗は全て島根の焼き物
私の器は太田市・森山窯、Gちゃんは安来市・錦山窯でした。

純金製の茶釜で沸かした湯で入れたお抹茶を飲むと幸せで長生きするそうですョ~


休憩のあともう一度白砂青松庭を眺め・・・


乾いていると白っぽい石も水に濡れる黒く・・・

枯山水庭の石も雨の日と晴れの日では全く違った雰囲気になるらしいとか?

庭園のあとは日本画鑑賞へ・・・
日本画の知識はありませんが横山大観は知ってますけどネ~
洋画もそうですが筆使い色合いや構図などの好みで
その絵が好きか嫌いか見比べながら見学する程度です(笑)

10時になり、枯山水庭ロビーに戻り説明を聞きながら庭を鑑賞しました。

来年で50年になる庭の樹木は年月が経つと大きくなり景観が変わってくるので
植え替えられるそうですが重機を入れることが出来ないので一本づつ全て手作業
年中無休なので開館中にその作業が行われるので見られることもあるとか・・・
植え替えるための樹木はどうやら今朝私が散歩した川沿いに植えられているらしく
だから・・・どの樹木も手入れが行き届いていたと納得したのでした
他にも写真のように赤松の皮を一部剥がしてあることも・・・
(理由は忘れました)

年をとるとその時は感心したことも直ぐに忘れます

説明を聞いた後にゆっくり苔庭を眺めました。

樹木が全て斜めに植えてあるのは庭師の哲学によるもので
山の斜面に生まれ育った木を真っすぐに植えると苦痛になるだろうと
木々の声を聴きながら庭作りをされているらしいです。
苔に炭を埋めてあるのも若い庭師の考えらしく・・・

(これまた説明された理由を忘れました

月日が経つと炭がだんだん苔に覆われて見えなくなるそうです。
やはりただ何となく眺めるより説明を聞き見ることでとても勉強になりました。

最後に陶芸館で魯山人などの器を見学し約3時間ほど滞在し足立美術館をあとにしました。
2020年4月、開館50周年を記念して北大路魯山人の作品だけを展示する
「魯山人館」がオープンするそうです。


そろそろ館内の紅葉も2~3分ほど進み今月末には益々美しい庭が見られるようです。
私の写真ではうまく伝わりませんが実際はこの数倍も素晴らしいものでした。
実は私はどちらかというと落葉樹の庭や自然の景色の方が好みなのですが
庭師さん達が丹精込め、手入れされた美しい日本庭園の良さを十分堪能できました。


足立美術館のUPだけでまたまた長くなってしまいましたが
山陰鉄旅レポートも次回でやっと最終回となりそうです。

本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました



おばさん二人の山陰鉄旅 ~part2~

2019年11月09日 | 鉄旅
鉄旅の続きです。

出雲大社前駅12:58発 松江しんじ湖温泉駅行きに乗車

地元では"バタデン"の愛称で親しまれているローカル線
今回、完乗できるのがとても嬉しく思わずテンションが上がる私
雲州平田駅では構内を走る「デハニN50形53号」の姿
どうやら土日祝日限定の体験運転中だったようで超ラッキーでした
その後、一畑口駅では運転手がホームに降り移動し列車が反対方向に動きビックリ
帰宅後調べたら全国でも珍しい「平地のスイッチバック式」による発着だそうです。
一畑口駅を過ぎると車窓からは広々とした田園風景にかわり右手に宍道湖が見え・・・
穏やかな湖畔に水鳥たちの群れが何とも穏やかでのんびりとした景色でした。
14:02 終点・松江しんじ湖温泉駅に到着

ここから境港駅前行きシャトルバスに乗り換えです。
14:05 途中、松江城やJR松江駅を経由し境港駅まで1時間ほどのバス旅出発
松江城前バス停では車窓からチラリと天守閣を見ることができました。

いつの日かゆっくり再訪したいなぁ~

始発時、私達2人だった乗客もJR松江駅で8割ほど席が埋まりました。
中海を眺め・・・


楽しみにしていたテレビCMで登場した「ベタ踏み坂」(江島大橋)へ
後部座席から望遠でやっと撮れた写真

島根県松江市から鳥取県境港市へ中海をまたいで結ぶ日本一のPCラーメン橋
全長1446.2m、5千トン級の船が下を通れるよう最上部は高さ約45メートル


15:01 境港駅到着
「境港」という名前から目の前が海だとイメージしていたら全く違いました(笑)

目玉おやじの街灯が面白い
写真には人が写っていませんが連休中日の駅前はたくさんの人

駅前から妖怪ブロンズ像が立ち並ぶ水木しげるロードも人・人・人
今回は駅前を一回りする時間しかなく残念です




15:23 境港駅発米子行き

何処からともなくぞろぞろと人が集まり(笑)何とか座席をgetできましたが
あっという間に車内は家族連れ観光客で満席立っている人もいました。


天井にも鬼太郎ファミリーのイラスト

車内アナウンスはもちろん鬼太郎
各駅には正式駅名&妖怪の名前がついていました。

16:04 米子駅到着 これで境港線も完乗できました
ここから今夜の宿に向かうため乗り換えです。
隣のホームには鳥取行き「特急スーパーまつかぜ」

いつの日かこの列車で鳥取まで行きたいなぁ~

16:30 出雲市行き普通列車で2駅先の荒島駅16:44到着
実は足立美術館(さぎの湯温泉)まで安来駅から無料シャトルバスがあるのですが
最終が16時半なので間に合わず荒島駅のイエローバスを利用することにしました。
16:50 イエローバスに乗車するとポツポツと雨
17:03 さぎの湯温泉・美術館前に到着した途端に本降りになり
傘をもってないGちゃんは帽子をかぶり宿までダッシュ
折り畳み傘持参の私は・・・のんびり歩きました(笑)
今回、傘の出番はこの2分ほどだけでしたが折り畳み傘は旅の必需品です

今夜の宿「さぎの湯温泉 竹葉」

(写真は翌朝です)

温泉に入り・・・

運良く大浴場は貸し切り(モデルはGちゃん)
右奥に露天の岩風呂もありました。

18:30からの夕飯は・・・・

安来なのでドジョウの佃煮もありましたョ~

地元の白米も鯛のつみれ汁も美味しく最後のデザートまで完食

もちろん島根の地酒もいただきましたョ~
吉田酒造(安来) 「月山 特別純米 出雲」
2018「ワイングラスで飲む日本酒アワード」で金賞受賞酒だそうで
女性に人気だとか・・・
簸上(ひかみ)清酒合名会社(奥出雲)「七冠馬 特別純米 漆黒のS」
20世紀最強の牡馬と称される七冠馬「シンボリルドルフ号」
この名馬のオーナーブリーダーであるシンボリ牧場主と
蔵元が親戚になった縁により、銘酒「七冠馬」が誕生したそうです。
「漆黒のS」はなかなか手に入らないそうですが「月山」はお土産にgetしました。

この日は早起きして観光、お酒も程よく頂き、9時過ぎ早々と就寝しました

翌朝は5時半過ぎに起床、朝風呂に入り朝食前に一人で少し散歩
実は今回の宿は足立美術館の直ぐ隣

徒歩20歩ぐらいなんです(笑)

美術館横の道を散策すると横には木々が植えられ・・・



こんな木の根に惹かれます。

庭のように手入れがしてあるみたいですが
実は美術館見学し、その理由がわかるのです。

飯梨川の土手から日の出前の温泉街と美術館方面を眺め・・・

こんな田園地帯に美しい庭園がある足立美術館があるようには見えませんネ~

旅館に戻り・・・今日の朝刊に昨日行った出雲大社の記事

昨夜、ブルーのライトアップされたそうです。
地元の新聞やTVの天気予報を見ると旅に来ている実感があります。

朝食は・・・

宍道湖のシジミの味噌汁
地元の新米が美味しすぎてもちろんおかわり

さぁ~
いよいよ今回の旅の一番の目的である足立美術館見学です
開館は9時ですが旅館のご主人の情報では
連休中は朝早くから入館者の列ができるということで
30分ほど早めの8時半に開館となるようなので
8時半前、2番目で美術館玄関に並びました
美術館横の宿を数か月前からgetした甲斐がありましたネ~

さて、長くなりましたので続きは次回ということで・・・

今回もお付き合いいただきありがとうございました

おばさん二人の山陰鉄旅  ~part1~  

2019年11月07日 | 鉄旅
今週に入り急に寒くなりましたネ~
今年の薪ストーブ初焚きは私が留守の11月4日夜にオジサンが済ませ
私が帰宅し部屋の中に入ると薪を焚く匂いで秋の深まりを感じました

さて、話が前後しますが・・・・
11月2~4日の三連休は親友Gちゃんと山陰方面に鉄旅
帰宅後は義母の退院などがありバタバタと忙しい毎日で
やっと今日、旅レポートUPとなりました。

11月2日(土)
Gちゃんの仕事終了後、17:38熊本駅発新幹線で一路岡山へ
最初の予定では一気に米子まで行き一泊するつもりでしたが
連休中でもあり、松江や米子のホテルが取れず初日は岡山まで・・・
心配していた博多駅乗り換え5分も余裕でクリアし
20:11 予定通り岡山駅に到着ホテルにチェックインできました

11月3日(日)5時半起床しホテルをチェックアウト
7:05発「特急やくも1号」で出雲市を目指します。
岡山始発の列車がホームにやって来ました。

遠くに見える列車が近づくこの瞬間が一番ワクワクします


初めての伯備線 乗車時間は3時間5分
朝食を食べ、うたた寝し、景色を眺め、もちろんお喋りもし・・・
天気はイマイチでしたが車窓からは少し色づいた山々もみられました。


伯備線から山陰本線へ
安来駅では・・・

特急が停車するとどじょうすくいの出迎え
思わず笑みがこぼれるユーモラスな踊りを車窓から見れたのはラッキーでした
宍道湖を眺め・・・(もちろん進行方向右側指定席を予約)
10:10 出雲市駅に到着
向かいのホームには先に到着したサンライズ出雲の姿
しかし、一畑電車乗り換え時間15分が気になり写真は諦め
チャチャっとJR出雲市駅の外観を撮り・・・

電鉄出雲市駅舎へ急ぎます

既にホームにはたくさんの観光客

10:25 川跡行きの乗車

川跡駅で出雲大社行きに乗り換えです。
4分乗り換えも同じホームなので余裕ですが観光客が多く写真は無理

10:49 出雲大社前駅到着
ごった返す改札口横のコインロッカーに荷物を預け・・・
駅のホームから見えていた古い車両の見学
「日本最古級の電車 デハニ50形・52号車」

説明書きを読むと・・・
老朽化のため2009年3月末で引退したのですが同年8月から1ヶ月間
映画「RAILWAYS」の撮影のために再び営業線上を走行したそうです。

40年ほど前、一畑電車に乗車したことがあるGちゃんは懐かしそう~

車内で地元の民話のお話会があってました。


出雲大社前駅は・・・
国の登録有形文化財に指定された半円形屋根のモダンな洋風駅舎

ステンドグラスの窓が美しかったのですが駅内は人が多く写真が撮れません
駅の外に出ると神門通りは車の渋滞が出来ていてビックリ

出雲大社に向かい歩き・・・

何処を切り取っても人・人・人

二の鳥居をくぐると右手の小さな社の行列にまたビックリ
予習をしてない私はあとから祓社(はらえのやしろ)と知り
参拝前、最初にここで身を清めるのだそうですネ~

松の参道

左手に見える山々も少し色づき・・・

手水舎で心身を清め銅の鳥居をくぐり拝殿へ

二礼四拍手一礼(宇佐神宮もそうでした)

八足門から本殿参拝し・・・

お守りやおみくじを引き・・

檜皮葺き屋根の緻密さ美しさに惹かれ・・・

大正3年に宝物館として建てられた彰古館

国の登録有形文化財
私は「信仰心」と言うよりもどうしても「昔の建造物」に魅せられます。

御朱印受付ももちろん長蛇の列でしたが・・・
本殿の裏手の素鵞社(そがのやしろ)にも長い行列がありビックリ
恥ずかしながら、後で知ったのですが隠れた人気スポットで
稲佐の浜から持ってきた砂を供え、代わりに素鵞社の砂をもらうと
神様のご加護があることや・・・・
出雲大社の正式な参拝は三度の禊によって穢れを落とすこととか
後でわかっても・・・・時すでに遅し仕方がありません。
どちらにしろ、あの行列では滞在時間2時間ではとても無理でしたけどネ~
しかし、最後に宝物殿「神祜殿」に入館し少しだけ勉強できました。
かつて御本殿の中心を支えていた「心御柱」の展示を見学
(撮影禁止なので写真はありません)
2000~2001年にかけて出雲大社境内から発掘された13世紀前半頃の巨大な柱は
高さが48mあったとされる古代の高層神殿の存在を裏付ける発見となったそうです。
どうやってあの大きな柱を立てたか?疑問はいっぱいですが・・・・
昔の人は本当に凄いと感心するばかりでした。

さて・・・
出雲大社を後にし参道で「出雲そば」の昼食でもと思ったのですが
連休中日、食べ物屋さんは何処も行列
次の電車の時間もあるので駅横にあるイタリアンの店へ
30分ほどしか時間がないと告げるとパスタランチを薦められ注文・・・

私は豆苗とアサリのオイルパスタ

パスタもパンも美味しく、ビールも少し飲めて(笑)
電車の時間も余裕で間に合い・・・・
選択肢がなく、飛び込んだ店でしたが大正解でした

さぁ~お腹もいっぱい
Gちゃんの要望「出雲大社プラン」をクリアし
これから私の要望「一畑電車完乗プラン」といきましょう~

まだまだ長くなりそうなので今日はここまで・・・続きは次回へ・・・・

今回もお付き合いいただきありがとうございました

四国一人鉄旅 ~最終日~ 

2019年10月08日 | 鉄旅
10月8日の今日は二十四節気の一つ「寒露」
本格的な秋の始まり朝露も冷たくなるということですが
ここ熊本も昼間はまだ暑いものの朝晩は少しづつ秋らしくなり
明日の朝はグッと冷え込む予報です。

先月の四国旅がずいぶん昔に思えるほど(もう3週間前になるんです)
時間が経ちましたがやっと今回が最後の旅レポートとなります。

9月20日、四国一人鉄旅最終日は6時前に起床
ホテルの目の前にある道後温泉本館で朝風呂

館内は撮影禁止で写真はありません。
6時開館は混むと聞いてはいましたが・・・
そう広くない浴場には地元のおばちゃんや観光客でいっぱいでした。
暫くすると賑やかなオバちゃんたちが上がりやっとゆったりできました(笑)

朝風呂の後は目の前の道後温泉本館を眺めホテルの1階で朝食

早起きをしたので食後チェックイン前に散策に出掛けました。

道後温泉駅

坊っちゃん列車も停車中


9時前、道後温泉駅前からバスに乗り・・・
四国霊場51番札所「石手寺」へ向かいました。
道後駅前から5分ほどで石手寺前のバス停に到着

歩けば15分ほどの距離です。


楼門(仁王門)

左右に大きなわらじと仁王像

本堂にはお遍路さんの姿も・・・

先ずは本堂にお参り・・・

本堂横の再生くぐり輪(写真の左端)
地元のおばあちゃんが教えてくれたので私も真似してくぐりました。

本堂横からは奥の院まで石段が続いています。

良い雰囲気ですがさすがに痛む膝では無理ですネ~(笑)

あちらこちらに地元のおじいちゃんおばあちゃんの姿
皆さん杖をつきながら階段を上り下りし沢山あるお堂を回っていました。

三重塔

三重塔の周りには住職自ら四国八十八霊場参りを重ねた「砂」を安置

実は石手寺はBSの鉄旅番組で知ったのですが・・・
この砂の全てに触れると八十八か所回ったことになるとか?
もちろん私も一つ一つ祈りながら全て触れてきました。

その後、私が三重塔を写真に収めていると・・・
楼門の前にいた70代位のボランティアのおじさんに
「日本最大の弘法大使は見ましたか?」
「ここに座ってあちらを見てごらん」と声を掛けられ
言われる通りに座ると三重塔の向こうに・・・

左端に見えてますがわかりますか?
「良い旅の記念になるといいですネ」とニコニコしながら
写真を撮る私に声をかけて下さいました。
心にじわっ~と染み入る心地よさは素敵な旅の思い出となりました
特に宗教心があるわけでもない私ですが
観光地よりこういう場所が落ち着くのは歳を重ねたせいでしょうか?

40分ほど石手寺でゆっくりと過ごしバスで道後温泉へ戻りました。
10時過ぎたので観光客もボチボチ増え始め
駅前にある広場「放生園」

足湯

からくり時計(これは石手寺に行く前に撮影)

10時に動き出したからくり時計もタイミング良く
沢山の観光客に交じり見ることが出来ました。

旅の最後の昼ご飯は下調べしていたお店を予約しました。
愛媛・松山・道後地区唯一の造り酒屋「水口酒造」

清酒はもちろん「道後ビール」も製造
道後温泉本館向かいにある「道後 麦酒館」は直営店です。

蔵元直営のレストラン「にきたつ庵」

雰囲気の良いお店です。

カウンター前にはお酒がディスプレイ


「道後ビール」4種飲み比べセット

4種でビールグラス2杯ぐらいでしょうか?

食事は「昼膳」1510円

桶料理/お造り/ご飯/汁物/デザート
キノコの炊き込みご飯はおかわり自由だそうです。

食後はもちろんオジサンにお酒のお土産を買いました。
日本酒だけでなく珍しい焼酎もあり試飲も出来ましたョ~

ソラマメやナスなどを使った焼酎もありましたが
奮発して「瀬戸内の銀鱗(ぎんりん)煮干し」に決めました。
チョッと癖があり個性的過ぎたようで・・・・
やはり普通のにすればと後悔後に絶たずでした(笑)

道後ビールも飲め満足しそろそろ四国ともお別れです。
13:26 特急しおかぜ20号に乗車し岡山へ

松山を出発し暫くすると雨が降り出し瀬戸内海の青い海は見れませんでしたが
この3泊4日間の旅は天気に恵まれ傘をさすことは一度もなくラッキーでした

岡山駅の乗り換えも難なく・・・
無事19:11熊本駅に到着し四国初上陸3泊4日の鉄旅が終了しました。


さて、今回の旅で乗車したJR四国の路線を帰宅後チェック

残るは徳島県のJR牟岐線と阿佐海岸鉄道そして高知県の土佐くろしお鉄道です。
いつの日かオジサンとキャンカー旅をする時に別行動で乗車することとしましょう。

今回利用した四国フリーきっぷ(3日間)16140円
通常料金ならザ~ッと計算して29000円
何処でも何度でも乗り降りできるフリーきっぷはやはりとてもお得です

益々鉄旅にハマってしまった私
さて、次は何処へ出掛けようか?


今回も長々と旅のレポートにお付き合いいただきありがとうございました

瀬戸内海に沈む夕日に癒され・・・・

2019年10月05日 | 鉄旅
久しぶりのブログUPとなります。
先週、風邪をひき土曜日のブロ友hiroさん夫妻との宴会を励みに
一旦回復し楽しい時間を過ごしたのですが・・・・
楽しすぎて少々はしゃぎ過ぎたのか?寄る年波には勝てず(笑)
再びこの一週間は激しい咳&大量の鼻水に悩まされ睡眠不足の日々
やっと昨日から家事を再開できるるようになりました。
季節は9月から神無月へと変わり・・・・
(とはいえ熊本の昼間はまだまだ夏のような暑さです)
四国鉄旅から帰宅し2週間、先日の台風18号では進路に近い九州より
四国・高知に被害があり、聞き覚えのある町名に心痛みました。

さて、旅の続きです。
9月19日、ホテルに荷物を置き松山駅から再び列車に乗り
16:20 到着したのは鉄道ファンなら良くご存じの「下灘駅」

最近ではインスタ映えすると鉄道ファンだけでなく若い人が沢山いました。
無人の小さな駅舎


土日しか営業しないはずの駅前のトレーラーカフェも営業中でした。

愛媛特産のミカン 限定フレッシュジューズで生き返る~

良いお天気で目の前の瀬戸内海は青く・・・

昔は駅の目の前はすぐ海だったそうですが現在は道路があります。

皆さん写真を撮るのに順番待ち状態で無人駅の寂しさは皆無
人を入れずに写真を撮るのは至難の業(笑)
ここで日没まで2時間ほど過ごす予定ですが(笑)
もちろんここにいる皆さん同じかな?
車でやって来る人が8割ほどでしょうか?
どんどん人が増え最終的には30人以上の人でした。
ボランティアのおばちゃんの話では・・・・
連休などはホームに身動きできないほど人がいることもあったそうで
平日の今日はこれでも少ないそうでビックリです

少しづつ日が傾き始め・・・




17:50 松山行き上り列車が到着






18:03 八幡浜行き下り列車がやってきました。
これに乗車すれば伊予大洲経由で1時間早く松山に戻れるのですが・・・

ここまで待ったら海に沈む夕陽を見ないと・・・

もちろん列車を見送りましたョ~

期待通り下灘駅から瀬戸内海に沈む夕日





実は瀬戸内海に沈む夕日は季節によっては見られないのです。
この時期に四国を訪れることができ最高のお天気に感謝

車で来た人は日が沈むと帰っていき少し静かになりました。
これから刻一刻と変わりゆく夕焼け空を見ないなんてもったいない。

不思議なもので夕日が沈む時間帯はホームのイスに腰掛ける人も
看板の横で写真撮影する人も殆どおらず
何となく暗黙のルールでもあるのでしょうか?

ホームの灯がつきました。


夕焼けに赤く染まる下灘駅の看板とホームをもう一度目に焼き付け・・・

18:38 八幡浜行き下り列車に乗りました。

瀬戸内海沿いを走る2両編成の後部車両は貸し切り
車窓には・・・

旅の余韻を楽しむには最高の空間でした。

19:28伊予大洲駅で下車し19:51松山行き特急列車に乗り換えます。
周囲は真っ暗、列車も車両もいないホームで23分一人で待つ私
さすがに寂しく心細く本当に列車が来るかも心配でした(笑)

20:30松山駅に到着し道後温泉へ
さすがにアーケード街のお店は半分以上シャッタが下り・・・

現在改修中の道後温泉本館正面

今夜の宿は本館すぐ横で・・・
本館の2・3階を利用しプロジェクションマッピングが
21時半まで15分おきに開催されていて何とか間に合いました。

改修中でも入浴だけは可能で入り口はこちら側になっていました。
ホテルの宿泊プランは本館の入浴券付きで予約しましたが
さすがに疲れ明日早朝に入ることにしシャワーを浴び就寝しました。
そうそう~
今回の旅では9000~16000歩ほど毎日歩きましたが
ブロ友のkattiiママさんに教えてもらった薬のお陰で
旅行中一度も足が攣ることがありませんでした。
本当にありがとうございました

さて、今回の鉄旅レポートもいよいよ次回が最終章
今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました