~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

ラピュタの木に逢いに・・・

2020年06月12日 | 巨樹・神社・パワースポット
天草の旅の続きです。

懐かしい白鶴ヶ浜海水浴場を後に向かったのは西平椿公園
ナビが案内する道はキャンカーでは無理そうなので地図を頼りに悩みながら
「お前にとんでもないとこに連れられてきた」「ホントにこっちか
オジサンにあれこれ言われ・・・少々険悪な空気になりながらやっと到着
ここまでの道はとても狭く、きっと古く寂れた公園だと思っていたら
管理が行き届き、駐車場やトイレなど設備もキレイ
車が一台だけ止まっていました。
西平椿公園はその名の通り毎年2月から3月にかけ山の斜面をヤブツバキをはじめとする
約2万本のツバキが咲き真っ赤な花びらで山が覆い尽くされるそうです。
駐車場のすぐ近くには展望所があり・・・・
素晴らしい景色
日本の「夕陽百選」に数えられ海中からそびえる岩々の背後に落ちる夕日
東シナ海の水面を真っ赤に染める風景は圧巻だそうですが・・・
今日の目的はコチラ
杖を持ち膝をいたわりながら椿の林の中を下ります
5分ほどすると現れたラピュタの木
オジサンと比べると大きさがわかりますか?


大岩をつかむアコウの木は生命力がみなぎりパワーをもらえるような・・・

念願のラピュタの木に感動した後は少し下の展望所へ
大きな一枚岩の上にある東屋からの眺めは・・・
東シナ海に浮かぶ岩礁・大ヶ瀬は釣りの聖地として知られる場所だそうです。

トンビが休憩中?

右下に見える砂浜にも下りれるみたいで人がいました。
これ以上は膝に負担がかかると諦め遊歩道を引き返すことにしましたが
同じ道は面白くないとオジサンは東屋から右手の舗装された道へ
私は再び椿の林へ上り・・・
この木に椿の赤い花が咲いたらさぞかし美しいだろうなぁ~
冬にもう一度来たいけど・・・オジサンのは無理だろうなぁ~(笑)

膝への負担が少ない上りですが息が切れしながら駐車場に到着した私
「競争だぞ~」と東屋を同時にスタートしたオジサンがいません
先に着いただろうと思いトイレや周辺を探しても何処にもいな~い?

駐車場の前の園内図に気づき見ると・・・・
あちゃ~
黄色い矢印を歩いて行ったオジサンは何処まで行ったのでしょう?
こんな時に限ってオジサンのスマホは車の中、車の鍵はオジサンが持ってるし
誰もいない静かな駐車場に一人、不安になりアレコレ妄想する私(笑)
何分たっただろうか?暫くして汗だくで上から下りてきたオジサン
どんどん駐車場から離れヤバいと思い、獣道みたいな脇道を見つけ上り
駐車場に向かう舗装道路に出て、下りて来たそうです
やれやれ・・・そんなドタバタ劇があった西平椿公園
まぁ~おかげで色んな意味で忘れられない場所になりました(笑)

気を取り直し、次は直ぐ近くの大江天主堂へ向かいました
昨年11月に修復工事が完了したばかりで白い壁が美しい
Xmasシーズンはイルミネーションでライトアップされます。
見学者は1組だけでした。

17時を過ぎ、大江教会から県道389を牛深方面へ途中、崎津集落付近を通りましたが
8年前、崎津教会を訪れた時は長閑なとても落ち着く雰囲気でしたが
世界遺産登録されてからは観光バスもやって来て土日など大変込み合うそうです。
国道沿いには道の駅も出来ていました。(教会までは徒歩5分だそうです)
もちろん、オジサンは一度来た場所には立ち寄るはずもなく
諦めていたら・・・丁度、教会が見える交差点で信号停車
車の中からですが教会を眺めることが出来ました。
帰宅後、地元TVでこの日教会の前の入江にイルカの群れがやって来たそうで
「コロナが落ち着き再開されたミサにイルカも参加しに来たのでは?」だって・・・
私達が訪れた日にイルカが来た偶然に嬉しくなりました
また、この入江は冬の冷え込んだ早朝に毛嵐が発生、幻想的な風景が有名です。
阿蘇の雲海同様、気象条件が揃わないと簡単には見れないけど
白い霧に浮かぶ崎津教会、一度この目で見てみたいと思う私です。

さて、今回も長いレポートになりましたが続きはまた次回・・・

お付き合いいただきありがとうございました