SEIKO自動巻き時計とクオーツ、ブルガリのクオーツ時計を修理です

今日はいい天気で気温も高くなりそうです。

昨日の修理はセイコーの自動巻き時計から始めました。

Y様からのお預かりの時計です。


時計の風防面を下に押し出して機械を取り出し分解していくケースになっていました。

7019キャリバーの機械です。








自動巻き機構に汚れが見られました。



分解掃除をして歩度の調整までできました。

ケースとブレスは洗浄後乾燥させています。

今日問題なく動いてくれているので文字盤と針を取り付ける予定です。

次もY様からのお預かりのセイコーの昔のクオーツ時計です。






0922キャリバーです。















しっかりとした地板に金属製の部品が多くいい機械だと思いました。

部品点検後洗浄をして組み上げました。

文字盤、針の取り付けまでしました。

最後はブルガリのクオーツ時計です。



H様からのお預かりです。

電池交換をしても動かず分解掃除でお預かりしました。

小さな楕円型の機械が入っていました。










初めてする機械で慎重に観察して分解へ。

回路とコイルが引っ付いているタイプで、回路の抑えを外してから輪列の受けを外し、回路とコイルを一緒にそーっと外す機械でした。

順番を間違えるとちょっと怖い機械です。

洗浄後に組んだのですが、ロ－ターがなかなか受けに収まらず時間がかかってしまいました。


秒針がない時計なので文字盤と針を取り付けて実測テストです。

今朝も時間通り動いてくれています。

今日はブルガリのクオーツとロレックス、SEIKOのクオーツ時計を修理予定です。