京都府木津川市の、岩船寺から浄瑠璃寺への石仏の道の3回目です。
今回歩いたコースは数多い当尾の石仏の内の一部、他にも多くの石仏や磨崖仏を周るコースが有るようです。
晩秋の頃の歩きやすい季節に、他のコースを歩いてみるのも良いと思います。
前回の最後、「からすの壺二尊」から浄瑠璃寺までの当尾の里の風景です。
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「からすの壺二尊」の阿弥陀如来坐像。地蔵菩薩立像は左の奥側におられました。
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道端の紫陽花
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竹林がきれいです。
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笹の葉を踏みしめながら歩きます。
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あたご燈籠 【江戸時代】
三差路に建つ形式にとらわれない変わり燈籠で、愛宕神は火の神様(火伏せ)を司っています。
当尾ではお正月にここからおけら火を採り、雑煮を炊く風習があったそうです。
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あたごの灯籠の三差路
歩いてきたのは右側の石仏の道。1.7Kmは岩船寺への車道です。
帰りはコミュニティバスで、この道を通って岩船寺まで戻りました。
バスに乗ればわずか7分でした(笑)
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「やぶのなか三尊」は三差路から直ぐの所です。
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藪の中三尊磨崖仏【弘長2(1262)】
もと浄土院という塔頭の本尊であったと思われます。
藪の中の岩に舟形の光背を彫りくぼめ、中央に地蔵と十一面観音、向かって左に阿弥陀を配する非常に珍しい配置の石仏です。
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民家の横を少し登っていきます。
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これは梅ではなさそうです。スモモ?? 道端の民家の庭で。
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首切地蔵 【弘長2(1262)】
釈迦寺跡」に建つこのお地蔵さまは、藪の中三尊と共に在銘石仏では最古のものです。
「首切り地蔵」の別名は、昔処刑場にいたからといわれています。
一時姿を消し都会に出ておられましたが、村人によって現地へ戻されました。
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阿弥陀石仏
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道端のカタバミ
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浄瑠璃寺の手前で
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浄瑠璃寺に着きました。京都府ですがバスは奈良交通の奈良駅からの路線。
岩船寺から加茂駅方面へは、コミニュティバスを利用します。
次回は浄瑠璃寺です。
影日 6月13日
撮影地 当尾の石仏の道・岩船寺〜浄瑠璃寺(京都府木津川市加茂町)
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED
竹林は、爽やかでいいですね。
緑の色、そしてさらさらと風の流れる音。
この季節は特に涼しげ。
梅雨明けまじかのような連日の暑さ。
関西も梅雨明けが早いかもしれませんね。
蒸し暑いこの時期、竹林を渡る風は爽やかでした。
この2〜3日の天候を見ていると、関西の梅雨も既に明けてるのかもしれませんね。
今日も真夏の青空が広がってます。
残っているんかなぁ、と思いつつ
竹藪の道を辿ってゆくと沢山の野仏様が、
こんないにしえの道をゆっくり歩くのも良いですね、
咲いてる花も馴染み深いです。
あたご石燈籠の周りには、たくさん花が咲いているようですね。
ユキノシタやカタバミ、竹林は清々しさが感られますね。
見上げる奥様を撮るカメラマンに優しさを感じます。
750年を超える歴史を見てきたお地蔵様
1262年と云えば鎌倉幕府、元寇が来る少し前ですね
今は何を感じられているのでしょうか
葵の花が鮮やかでした。
印象が強かった石仏があり、hirokoさんの記憶が蘇ったのでしょうね。
爽やかな風が渡る竹藪と、多くの石仏に癒やされた散策でした。
何処ででも見掛けるような野の花も、
石仏の道ではまた、趣があるように感じました。
何時もありがとうございます。
爽やかな風の中、竹藪を抜ければ、あたごの灯籠の辻。
ここまでくれば、浄瑠璃寺はもうすぐです。
家内もこの竹林の美しさに惹かれ、しばらく見上げてました。
1262年との説明書きに、当尾の里の歴史を感じますね。
当尾の石仏や磨崖仏は、長い間この巡礼道を見つめ続けてきたのですね。
石仏の道は他にも違うルートが有るようです。
涼しい季節に、ゆっくり巡ってみるのも良いと思いました。
岩船寺、浄瑠璃寺は、秋の紅葉も良さそうです。
コメントありがとうございます。
石仏だけではなく道端のお花や様々な物にも
目を向けておられる姿勢にtakayanさんの
写真に対する姿勢を感じました。
同じ道を歩いたのに私は何を見ていたのでしょう。
反省ばかりです。
私も秋にもう一度じっくりと歩いてみたいです。
今日のお気に入りは3.4.13.15.20.22番です。
初めて歩く石仏の道は物珍しく、周囲の情景や、
道端の草花なども目に留まりました。
秋の涼しい季節にも歩いてみたいですね。
浄瑠璃寺の紅葉も良さそうですから。
3.4.13.15.20.22番のお気に入り、ありがとうございます。