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夏草を抜いてもぬいても日曜日 酒井十八歩
句意は明解
大切な休日が夏草に侵されて全滅する
作者は案外ひねもす草むしりのできる
日曜日を楽しんでいるかのような雰囲気もある
(小林たけし)
【夏草】 なつくさ
◇「夏の草」 ◇「青草」
夏に生茂る草で、抜いても刈っても横からはびこる。緑濃く、野山では乱れに乱れ茫々たるありさまになる。草の生命力を感じさせる。
例句 作者
夏草のかげの礎石にたちくらみ 原 裕
夏草に紙飛行機をすべらせる 秋田牧女
夏草や兵共がゆめの跡 芭蕉
夏草や海に傾く艀小屋 大野紫陽
夏草に汽罐車の車輪来て止る 山口誓子
夏草のかげの礎石にたちくらみ 原 裕
夏草に紙飛行機をすべらせる 秋田牧女
夏草や兵共がゆめの跡 芭蕉
夏草や海に傾く艀小屋 大野紫陽
夏草に汽罐車の車輪来て止る 山口誓子