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「天文年鑑 2008年版」

2007年11月28日 | 書籍レビュー
[感想:★★★--]
「天文年鑑 2008年版」(天文年鑑編集委員会編、誠文堂新光社)
  今日、本屋さんで見つけた。この本は、天文の基礎データや来年1年間の天文現象のデータが収録されているハンディな年鑑で、子供の頃から毎年買っている。 年々厚くなり、内容も昔に比べると惑星の衛星や輪の数が増えている。来年度版では、とうとう冥王星が準惑星の分類になった。

 今どんな星が見えているのか、惑星がどこにあるのか、日食・月食がいつどこで観測できるかなど、天体イベントが「こよみ」になっているので重宝する。

  表紙は「マックノート彗星」の写真だ。あまり気にしていなかったが、この彗星は、今年の1月に何と-6等星ほどまで明るくなって、日中の青空でも見えたの だという!北半球では見にくかったが、日本でも彗星の核が地平線下に核があるにもかかわらず伸びた尾が撮影されたという。