蘊蓄cafe

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無線LAN

2009年02月07日 | 独り言
 今のノートバソコンにはワイヤレス機能がついており、これを利用すれば、喫茶店などに設置されているアクセスポイントから無線でインターネットに接続できる。しかも通信速度が、これまでよく使われていたPHSモデムカードの128~408kbpsに対し、ワイヤレスは最大54Mbps(実効は少し低い)とかなり速い。

 ただ、携帯のように道を歩きながら使うという思想ではなくて、喫茶店・ファストフード店・駅などの主要なポイントで使うというスタイルになる。また、それがアクセスポイントを設置するお店の狙いでもある。アクセスポイントはそれほと多くはなく、今後も極端に増えるとは考えにくいが、都心の喫茶店やハンバーガーショップがあるような通りでは困ることは少ない。

 使用される規格は「Wi-Fi(ワイファイ)」で、このような公衆無線LANのアクセスポイントを提供しているのは、Mzone(NTTドコモ)ホットスポット(NTTコミュニケーションズ)livedoor Wireless(ライブドア)などがある。NTTドコモのポイントが一番多く定額月1500円、ライブドアは山手線圏内に偏っているが定額月500円だ。

 なお、接続できる変わったところでは、「野良電波」というものがある。家庭でも無線ルーターを設置して無線LANを構築すれば、家の中で配線する必要がなくなり便利なのだが、設定をちゃんとしておかないと家外に飛んだ電波で他人がネット接続できてしまう。接続はIDもパスワードもいらず簡単だ。自宅のごく近所をぐるっと歩いただけでもこのような野良電波(意図的に開放しているFONは別として)が結構見つかるのは驚きである。野良電波の使用に法的な問題はないようだが、こちらの情報セキュリティ上の懸念はあるので要注意。