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昨夜、ルーリン彗星を探した。星図がないとどこを見ているのか、彗星の経路図がないとはっきりこれが彗星だと確認するのが難しい。
で、左が星図でしし座の足の下方。右が「天文ソフトステラ」でほぼ同じあたりを表示させた画像だ。いずれもかなり拡大していて、7等星までプロットされている。星図の左半分の範囲がステラで表示されている部分に相当する。土星より上にあるのが星図のσ、右下端の星が星図のτだ。τから80までの4つの星が弓形になっているのが見えるはずだ。そして、ルーリン彗星はここにある。
次の日、インターネットに同じ時刻の撮影写真が掲載されていた。あたりまえのことだが、ステラが表示したのと同じ所に彗星が写っているのが分かるだろう。弓形の四つ星との位置を見ていただきたい。空が暗いところに住んでいる人がうらやましい。
昨日双眼鏡で見ていて、目が慣れてくると、4つの星が弓形に並んでいるのが分かった。ただ、一生懸命見つめると星像が消えてしまう。少し目をそらしてボーッと見るのがこつだ。天頂近くで、月もなく、直前までの雨で空がきれいだったのがよかったか、後で星図を見て7等星まで見えたことが分かった。東京の空でである。だが彗星はどうも確証がもてない。