『ひきこもり＆ニート』

　　　◎近年ひきこもり、あるいはニートと呼ばれる、社会ととのリレーションが苦手な若年者の
　　　　　問題がクローズアップされています。

　　自己の狭い世界に閉じこもり、学業や就労意欲がわかない生活態度は、当時者も苦しみ、また家族は
　　それ以上に心配を募らせている現状があります。

　　
　　二ートとひきこもりは、学業を投げ出し、就労しないという点では似たような意味で使われるますが定義は
　　一応以下の通りで異なります。

　二ートはＮｏｔ　ｉｎ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ　Ｅｍｐｌｏｙｍｅｎｔ　ｏｒ　Ｔｒａｉｎｉｎｇの略です。
教育に所属せず、今日されておらず、職業訓練に参加していない若者です。
厚生労働省の定義では15歳から34までの非労働力人口のうち
①学卒
②学籍はあるが実際は学校にいっていない人
③未婚で家事・通学をしていない人④既婚者で家事をしていない人に分類されます。

ひきこもりとは…
定義は厳密に定まっていませんが社会参加しない状態が続き、自分の殻、若しくは空間の中から出られない、
学校や会社に行けない状態をひきこもりというようです。

　厚生労働省の『労働経済の分析』では二ーとが６４万人。精神科医の推計によれば、ひきこもり者は150～200万人いるとされます。

　誰もが普通に社会生活できるためのきめ細かな自立支援策が重要な事は間違いありません。