『原油高騰対策』

2007年12月16日 | Weblog
   ◎レギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格は155.5円
    灯油も18リットル当たり1755円で統計開始以来のの最高値を更新しています。
 
 本当に灯油は安い時の倍の価格でこれでは、灯油暖房は控えねばと感じます。
 とは言うものの…これから本格的に冬を迎えるにあたり、暖房費がかさむ寒冷地域への
影響や年金世帯や障害者、母子家庭などへの打撃は甚大です。

 中小企業や運送業界、農・漁業などへの影響も大変なものです。

 原因は、近年の中国を始めとする世界経済の発展、中東の政情不安に対する懸念にあるといわれています。

 この状況を受けて…
 11日に『原油価格の高騰に伴う中小企業、各業種、国民生活等への対策の強化について』(基本方針)が政府与党内で決まりました。

 具体的には、低所得者に灯油など暖房費を助成する自治体に対し、灯油購入費用の補助を国が特別交付税で支援します。
 
 下請け企業への価格転嫁対策も強化されます。
 さらに、運送業者に対する高速道路料金の引き下げや、農漁業者への経営支援、省エネルギー、新エネルギーの開発・
 導入の促進策、石油製品などの価格監視等が行われます。

 政治は、生活直撃の、問題解決に全力をかけるべきです。