◎医療対策として重点的に取り組まれてきた「がん」「脳卒中」「心臓病」「糖尿病」の
4大疾病に、新たに「精神疾患」を追加して年内にも『5大疾患』とする厚生省の方針が示されました。
4大疾病というのは…患者が多い・死亡率が高い・きめ細かな対策が急がれる…病気として
06年の医療法改正で明記され重点的に取り組まれてきたものです。
08年の患者調査では、糖尿病237万人 がん152万人 脳卒中134万人 心臓病81万人の順ですが…
うつ病や高齢化による認知症など精神疾患の患者は323万人と4大疾病の患者数を大きく上回っています。
自殺者が13年連続で3万人を超えている中で、遺書などから推定した自殺の原因や動機は、うつ病などの健康問題が最多で
1万5802人に達していて、予防の観点からも緊急課題です。
国の方針を受けて、都道府県等では、地域医療の基本方針となる地域保健医療計画を見直し、具体的に精神疾患の患者を減らす
ための対策を策定することとなります。
06年には事業者の責務も明記した自殺対策基本法の制定がされましたが、自殺者数の高止まりの打開へ総力を尽くすべきです。
4大疾病に、新たに「精神疾患」を追加して年内にも『5大疾患』とする厚生省の方針が示されました。
4大疾病というのは…患者が多い・死亡率が高い・きめ細かな対策が急がれる…病気として
06年の医療法改正で明記され重点的に取り組まれてきたものです。
08年の患者調査では、糖尿病237万人 がん152万人 脳卒中134万人 心臓病81万人の順ですが…
うつ病や高齢化による認知症など精神疾患の患者は323万人と4大疾病の患者数を大きく上回っています。
自殺者が13年連続で3万人を超えている中で、遺書などから推定した自殺の原因や動機は、うつ病などの健康問題が最多で
1万5802人に達していて、予防の観点からも緊急課題です。
国の方針を受けて、都道府県等では、地域医療の基本方針となる地域保健医療計画を見直し、具体的に精神疾患の患者を減らす
ための対策を策定することとなります。
06年には事業者の責務も明記した自殺対策基本法の制定がされましたが、自殺者数の高止まりの打開へ総力を尽くすべきです。