市庁舎整備のビジョン…行政視察京都市

2011年07月23日 | Weblog
             ◎財政状況や耐震問題などの対応を検討しつつ、市庁舎整備基本計画にの策定に向けて、
              市庁舎整備懇談会の設置や市庁舎整備のビジョン提言を受けている京都市に伺いました。

                          

             横浜市においても50年を経過している庁舎の整備は大きな課題の一つになります。

             京都市役所庁舎は、建築後80有余年が経過し耐震性能の不足をはじめ、施設や設備の老朽化、

             狭隘化、執務室の分散化、バリアフリー対応や省エネ対策など多くの課題を有しています。

             今後の“市庁舎整備基本計画”の策定へ向けたビジョンや市政全体の観点からの議論を行う

             市庁舎整備懇談会の設置による議論もされていました。

            


                          


             ビジョンでは、市庁舎の整備は京都の創生、未来まちづくりをさらに推進する重要な契機と

             位置づけており、

             多様な機能を更新・高度化することで良好な都市ガバナンスを促進する視点を重視し…

             100年の大計として、京都の持つ“歴史性・文化性”“国際観光性”“地域主権・住民自治”

             “環境共生”“景観との調和”等世界歴史都市・文化都市としての世界へのアピールできることを

             ビジョンとしています。

             横浜市においても、当然、財政の課題あるものの100年の大計としての“未来ビジョン”をしっかりと

             議論がなされ、描かれていくことが重要となります。