快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  7月1日夜以降、北海道と熊本県で震度5弱の地震発生 今回はケルマディックの傾向則通りか

2017-07-02 09:49:12 | 地震 津波
 前回の記事を書いた後、北海道と熊本県で震度5弱の地震発生の地震が発生しました。

2017年7月2日 0時58分ごろ 熊本県阿蘇地方 M4.5 最大震度 5弱
2017年7月1日 23時45分ごろ 胆振地方中東部 M5.3 最大震度 5弱

 いずれもM6には達していませんが、内陸で震源が浅かった為、震度が大きかったようです。
 6月20日以降、M5以上または震度5弱以上の地震は合わせて6回となり、それ以下の地震も多発しています。
 そしてケルマディック諸島エリアではその後M5.1の地震も発生しています。
 他の地震も含めてEMSCでM4.5以上でケルマディック諸島エリアで地震以降のものは次のような状況です。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-07-01 17:17:11.6
7hr 09min ago
32.97 S 72.10 W 20 4.6 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2017-07-01 16:56:44.9
7hr 29min ago
10.81 S 74.67 W 50 4.6 CENTRAL PERU
2017-07-01 14:45:54.4
9hr 40min ago
42.84 N 141.89 E 49 5.2 HOKKAIDO, JAPAN REGION
2017-07-01 07:01:15.3 23.79 N 94.69 E 100 4.6 MYANMAR
2017-07-01 05:11:33.1 2.22 N 127.26 E 108 4.9 MOLUCCA SEA
2017-07-01 04:52:45.3 27.62 S 176.87 W 10 5.1 KERMADEC ISLANDS REGION

引用終了

 熊本県阿蘇地方の地震は現時点ではM4.5とはされていないのですが、今後訂正もあるかどうかはわかりません。
 ここで目に留まるのはミャンマーのM4.6の地震ですが、まだM5にも達していない為、以前に当ブログで書いた「ミャンマーの傾向則」に該当するかどうかは現状わかりません。
 ただ今回の熊本県阿蘇地方の地震、M4.5 最大震度5弱はミャンマーのM4.6の地震の後と言う事、そしてほぼ同じレベルの地震で有る事から、「ミャンマーの第2傾向則」と言うものを考えても良いかも知れません。
 太平洋プレート、フィリピン海プレートの勢いは依然強いだけでなく、ユーラシアプレートの勢いも強まりつつある状況なのか、と言う点で今後の推移を見守るしか有りません。
 EMSCのデータではM7以上の地震について世界的空白期が既に5ヶ月を超えており、記録更新中です。
 そして大地震多発エリアである環太平洋北半球の西側でこれだけ空白期が長いのも気になる所です。