快気分析

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仕組みとアプローチ -  深海魚と地震の関係

2020-01-04 09:09:46 | 地震 津波
 前回記事の続きですが、南、西南西など南寄りの風の時でも日本海側で地震が有意な差で発生しにくい事が多いのは、もう一つ理由が有ると考えています。
 それは南寄りの風が多くの場合に西南西、南などからである事が多く、南東とかの風が日本海側に届く事があまり多くないと思うからです。
 西南西、南などからの風だと例えば南北に長い東北地方では日本海側で風の方向が「吹き出し」になりにくく潮位の低下が起きにくい傾向が有るのではないかと思っています。
 ただ日本海側まで東、南東などの風が強く長期間吹いて潮位が低下気味となり、かつそれが月齢との関係でかなりの低い潮位になった場合で、かつ他の地震発生要因が全く同じ、という条件であった場合には地震がどちらかと言えば有意な差で発生しやすい、という事は有り得るのではないでしょうか。
 ただ日本付近は全体に偏西風の影響が有りますから東よりの風と言うのは長時間続く事はあまりない無いので、「吹き出し」効果による海水面の顕著な低下に至る事が殆ど無く、それで太平洋側で深海魚が目撃、捕獲、打ち上げられた後でもあまり日本海側で地震が発生する傾向までは至らない、という事なのかと思っていますが、しかしメカニズムとして日本海側に潮位が長時間の「吹き出し」の影響で低下が顕著となった時で、かつ月齢や地殻などのストレス等地震発生の各条件がごく稀にでも揃えば地震になる確率は有意な差で高くなる、と考えています。


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