快気分析

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仕組みとアプローチ -  老朽原発の再稼働は大丈夫か その危険性を考える

2022-11-05 16:55:59 | エネルギー
 この冬の暖房対策としての電力確保で老朽原発の再稼働が検討されているようです。
 これをどう見るか?ですが、結論から言うと、現状の再稼働方式では危険だと考えています。
 理由の一つは「別に電力でなくても日本には杉などの放置林が膨大に有り、そこの枯葉や枯枝を使ってかなりは薪ストーブで対応できる」からです。
 これからは屋外でやぶ蚊は出て来にくく、特に12月以降は殆ど出て来ません。
 また仮にやぶ蚊がたまに出て来ても刺された場合の痒さは殆ど無い事が殆どになります。
 なので屋外での薪ストーブで枯枝や枯葉、或いは薪などを使えば調理や湯沸かしなどをかなり補填できるはずです。
 また仮に原発再稼働が必要になるとしても、何も100%の出力を確保する必要など無く、例えば100万Kwの原発なら燃料棒を予め3割程度まで削減しておき、30万Kwとかにしておけば安全性はかなり高まるはずなのです。
 こうした安全対策に取り組まず、従来通りの100万Kwとかの大規模のまま再稼働させようとするのだとしたらその発想自体が危険ですね。
 そもそも「原発が安全だから再稼働するのではなく、電力不足や火力発電の燃料代が高騰しているから原発再稼働に追い込まれた」と言う状況が危険です。
 対策として既設の大規模原発の燃料棒を間引きして3割程度での運転をもしできないのなら、そうした原発のシステム自体が危険なものと考えられます。
 発電に必要な蒸気タービンはそれなりの容量に対応できるものに変更するとか、或いは隣接の追い炊きの火力設備を設け既設の蒸気タービンシステムでも発電できるようにすべきなのです。
 そうした事に取り組まない、と言う姿勢がもし有ればですが、その時点で原発は安全思考が欠けていると言う面で危険だと考えています。

仕組みとアプローチ -  過度なスピードの円安には「1~2年ものの円建て日本国債を海外で売る」のはどうか

2022-11-03 18:43:57 | 国富の獲得か流出か
 最近の過度な円安ですが、日本の産業体制が未だ円安に対応できてない内は日本にとっては「国富の流出」になると思われます。
 ただ長期的には円安の方が製造業の国内回帰などでメリットが有るかもしれないのでその体制ができたのならある程度の円安は悪くもないとは思っています。
 では昨今の過度なスピードの円安に対してどうすれば良いのか?ですが、過去に買った米ドル建ての米国債を売却すればよいだろうとかの話は散見されているものの、そう簡単に米国がそれを容認するのかどうか?と言うのは今の所は定かでありません。
 ではどうすればよいのか?と言うと、対策がゼロでは無いと考えています。
 それは「円建ての日本国債を欧米や豪州などに売るような姿勢」ではないでしょうか。
 欧米や豪州などが円建てで買った日本国債の価値が高くなるようにするには「円高にした方が良い」と思う外国勢を今より増やす事です。
 ただ長期的に円高になってしまっては製造業や農林水産物などの国際競争力の面でまた困ります。
 なので例えば「1年ものとか2年ものの国債を欧米や豪州などの人達に買ってもらえば、それらを買った人達(選挙民)は円がもっと高くなって欲しいと思うので政治や中央銀行などに働きかけて、ここ1~2年はもっと円安に誘導するような政治家に投票するのでは?」と思えます。
 大体ですが約2年で生産拠点の日本回帰はかなり実行できるようなので、それまでの短期的な円高だけ演出できれば良いのです。

仕組みとアプローチ -  韓国 梨泰院の雑踏事故(群衆雪崩) 「煽り歩行」に要注意

2022-11-03 17:53:47 | 群衆リスク
 韓国、ソウルの梨泰院(イテウォン)で多くの方が亡くなった事故についてはどうすれば回避できるかだけでなくその他についてもについて多々考えさせられるものが有りました。
 韓国の警察は混雑すると発生する諸問題についてそれなりの対策を考慮していたのかも知れません。
 混雑する場所で起こりえるのは通常、「窃盗、痴漢などの性犯罪、ケンカなどの暴力、麻薬の悪用」などが想定されていたようで、それらに対してどう対処するか、で限られた人員を配分していた感もありますが、そう言う状況で想定外の群衆雪崩が発生してしまった、と言う所なのでしょうか。
 難しい問題ですね。
 ただ、少なくとも言えるのはあれだけニュースやネットでわかっているのに自動車ではまだ「煽り運転」をする人が絶えない以上、未だ法的に違法かどうかの線引きが不確かな「煽り歩行」をする人が絶えない、と言う前提で警備体制を敷く事が有るのでしょう。
 どうも韓国の例では「押すのを煽った人がいた」とかの証言も有るようです。