武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

2月の雪の日は、夫婦喧嘩。

2011-02-20 00:36:24 | Weblog

関西では珍しく雪が積もった。

朝起きるとすっかり雪景色。
自転車につけっぱなしの傘が、雪の重みで折れていた。

この雪の日は、わたし達には大きな喧嘩をもたらした。
ヒロクニさんは、血尿が出たので、このあくる日病院に予約をわたしは入れていたのだ。ヒロクニさんの膀胱癌は全快したのかと思っていたが、この血尿で再発か・・・とちょっぴりがっくり来ていた。しかし、まずは検査が第一とヒロクニさんを説得して病院に行く約束をしていたのです。それが・・・。この雪景色を見るなり「明日は、病院にいかない」。と言い出し、「こんな寒い時に行くなんて考えられない」。と病院イヤイヤ宣言をしたのだ。前回の膀胱癌でも病院に行かないと言い張るヒロクニさんを心配のあまり、必死で病院にで手術を受けてもらおうとした心労がよみがえり思い出しただけで疲れ、その日はイライラして夫婦喧嘩に突入。

食事が終わってから、深夜12時すぎて「うどんを作って!!」とヒロクニさんが行った。チャンス!と思い「作るから病院に行ってね」。と優しく言った。そしたら「いらない」。と言う返事。
「肩を揉んで」。と言ったから、チャンスと思い「肩揉むから明日は病院行こうね」。と優しく言った。「それじゃあ、しなくていい」と条件交換はまるで役に立たなかった。「行け行けと言われたら、よけい行きたくなくなる」とごねる。「いったい!!何時!!いくの!!」と甲高い声が出てしまった。ヒロクニさんを説得するのには、いつも声のトーンを押さえながら説得するのが上等策なのだが、理性が押さえられなかったみたい。

「普通、うどん作るぐらいの事でごちゃごちゃいう女は、君ぐらいだよ」。と、何処吹くのように言われた。

男と女の言葉は、どこか違うのかもしれない。
夫婦って以外と話が通じないのかもしれない。
そして、わたしの心は何故不毛な押し問答をこいつと一緒になったばかりにして、人生の無駄をしてるような気がして、わたしは捨て台詞を言った。

「検査ぐらい受けないといけないよ。あんたの身体だよ。検査も受けないで、悪い結果になって苦しんで苦しんで死ぬことがあっても、わたしのせいにしないでね。あんだの身体だよ。もう、自己責任だからね。」とヤクザのように言った。

「3月にはいったら、病院に行く」って。
ちょっと、ヒロクニさんに鞭を打つのがうまくなった。

ヤクザサホリ誕生これいいかもしれない。テクマヤ、マヤコン、テクマヤ、マヤコン・・・・。
子供の頃、電信柱の影で唱えたことあるなあ・・・。母の化粧品のコンパクトを拝借して。
次は、いつヤクザサホリになる日が来るのであろうか。




コメント (1)
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