こういう作品は、厚紙、板に貼って、個展では発表します。
貼る前の状態なので、紙が波打っていて、鉛筆の部分が特に光ってしまって写りが悪い。
ヒロクニさんらしい、おもちゃ箱のような作品なので取り上げました。
この絵は、やはり街。
左の人物は、自画像か?
花のような太陽らしきものもどこか有機的な印象を受けます。
陽だまりを感じるかな?
あの道、この道を散歩するヒロクニさんの姿を思い浮かべます。
このところ、ヒロクニさんが愛する神戸の街へもあまり行っていない。
コロナのおかげで、本当に散歩も気軽にいけない雰囲気は困ったものです。
毎日、仕事台とにらめっこの日々を過ごしているヒロクニさんなのです。
整頓された仕事台に朝日が差している。
↑その様子を写真を撮っておいてと言われ、撮ったものがこちら。
いつも机に向かって、絵を描いています。
鉛筆は、手で削っていて、独自のいい感じの削り方があるようで、
「削るのを手伝うよ。」と言って、やってみたが、削り方がどうも具合が悪いようで、
「やらなくていい。」と言われてしまいました。
鉛筆の芯が、折れにくいように、かつ鋭角やらが出来、塗りこめやすい削り方があるようで、
同じようにやってみるのだが、微妙に違うらしく、私がすると使いにくいらしい。
職人気質のないヒロクニさんなのですが、鉛筆の削り方だけは職人になっています。
もう少しで新年を迎えます。
私は、気持ちはもう師走。
もうすでに食材を冷蔵庫に買いおきして、冷蔵庫の中が一杯になりつつある。
まだ、お正月に向けての料理も決めていないにもかかわらず・・・、ため込んでいます。
特別なおせち料理は作らず、アラカルト的に行こうかな?と思ってきている。
黒豆は買ってしまったので、多量に出来そう。
煮物は作っておくと、日持ちもするし、お正月らしくなる。
ヒロクニさんが好きな数の子は、高いので切り捨て。(ひどいでしょうか?)
もし、国産のもも肉が、半額のものを見つけたら、買ってローストビーフにしてもいい。
海老は、串にさして塩焼きがいい。
ぶりのしょうゆ漬けは、昨年作って焼いて食べたなぁ~と思い出したり、
煮豚も作っておくと便利かも?と、この煮豚はアレンジがきくので重宝します。
食べ物のことばかり考えるのが、私の師走なのです。
しかし、お正月前は、お値段がなんでも高くなるので、気持ちが萎えたりして、
止めたり、違うものを作ることにしたりと工夫する流れになることが多い。
「食べ物」に対する執着にまみれています。
しかし、料理をする意欲の根源になっていて、“意欲”はいい方の欲と捉えたい。
そんな意欲で、作ったフランスの厚焼きクッキー、ギャレット・ブルトンヌ。
はじめて焼いてみました。
↑ギャレット・ブルトンヌ、とてつもなく大雑把に作りました。
パイ型に生地をつめたのでクッキーじゃなくてケーキみたいな仕上がり。
↑本来はこういう感じに仕上がるもの。
型抜きしてから、その型を生地にかぶせて焼かないといけないらしく、
このクッキーは、専用の型がいるのです。
持っていないので、大判にしてしまえば、簡単でいいのでは?と思いやってみました。
焼きあがったら、包丁で三角ぽっく、パイ型にいれたまま切っておきました。
思ったより厚く仕上がって、厚さが2.5センチもありました。
味は、バターがたっぷり入れてあるので、風味が良くて、いい感じで気に入りました。
ヒロクニさんがクッキーを焼いて欲しいというので、クッキーを焼いたのですが、
「もうサブレは嫌だ。違うのがいい。」と、言うので、挑戦してみたのがこのクッキーになります。
では、レシピも紹介しておきます。
■材料(クッキー型で10個分)
薄力粉220グラム
アーモンドプードル30グラム
無塩バター250グラム
卵黄3個
粉砂糖150グラム(私は、三温糖を使用)
塩2.5グラム
バニラエッセンス少量 ラム酒35グラム ベーキングパウダー1.5グラム
卵黄(塗り用)1個ぼうる
1、ボウルに砂糖、塩、卵黄、ラム酒、バニラエッセンスを入れて混ぜ合わせます。
2、混ぜ合わせて、バターの粒が少し残っている状態のところに、小麦粉を少量づつ入れる。
(私は、一気に入れてしまったようです。写真を見て思いました)
これが、粒がなくなるほど混ぜる。
3、混ざったらこんな風になります。
これを一まとめにして、冷蔵庫で固く、締まるまでねかせます。
(生地は、けっこうゆるいので、ふにゃーとしないようにしなくてはいけません。)
4.パイ皿とプリンカップにバターを塗り、茶漉しで小麦粉をふるい、余分な粉を落としておきます。
冷蔵庫から出した生地を麺棒で平にしてから、パイ皿にのせ、余分を切り落としました。
切り落として、残った生地はプリンカップに詰めました。
ナイフで表面に模様を入れ、最後に卵黄をハケで塗ります。
余熱をした180℃のオーブンで30分焼きます。
このギャレット・ブルトンヌは、ケーキ屋さんで買うとけっこうお高い。
値段はいろいろなのですが、1個200~400円くらいする。
それが、たくさん出来るのが嬉しい。
我家のギャレット・ブルトンヌは、2.5センチ強ある厚焼きタイプのものが出来上がったのです。
バターもいいものを使った。
文句なしなのである。
そんな2人の間を行ったり来たりする我家のピピちゃんに、
羽の首輪をつけました。
↑窓際で日にあたりながら寝ています。
↑角度を変えるとこんな感じ。
首を掻くので、この羽があらぬ方向へ向いていることが多く、
「変だ。」と思うことの多い首輪。
違うのにしておけば良かったかも?と思う時があります。
ピピの首輪が変わったことで、あれほどはまっていた着物を着ていないことに気がついた。
おばさんが手軽に出来るコスプレ。
いや、年相応の女性のたしなみとしていいと思って着てみた着物。
今年のお正月は、近所のバザーで手に入れた200円の着物を虫干しもかねて、
着てみようと思っています。まだ、袖を通してないものがありすぎ。
気楽に着たい私には、これでちょうどいいのね。
また、家事をしていても気にならないのがいい。
ヒロクニさんからは、「荷物になるからいいかげんにしろ。」とか言われてます。
数は、増やしたからねー。
言い訳として、「200円の物も買ったらいけないの?」と嫌味を混ぜていう私。
(こんなことを書くと、私って嫌な性格なのかも?と思えてくる。
こういうものの言い方を思いつく私はとても嫌な存在でしょうね。)
まあ、ヒロクニさんにとっては、無駄に思えることなんでしょう。
おっくうになる原因としては、自転車に乗る時や、家でゴロゴロできないのが難点。
この2点になります。
帯のせいで、だらっと出来ない。しゃんとしていないといけない感じになる。
冬着ると暖かくてとてもいいのですが・・・・。
しかし、外に着ていくと「どうしたのですか!何かあったのですか!」と言われるのも面白い。
必ず言われます。
お正月は、頑張ってハレの日にするつもり。
食欲やら物欲やらが混ぜ混ぜになってしまって、
もっと清らかな心な状態を持たないとけないとも思えてきます。
欲が渦巻くお正月では、これまたいけない。
新年は、清らかな日々でありますように。