この絵はとても小さいのです。5cm×10cmくらいの大きさ。
ヒロクニ画伯の好きな歯ブラシが登場する。四角いは、ヒロクニさん自身ではないかと、最近思う。そしたらば、女性は私?
ヒロクニさんが、唐突に見せてくれた。
初めてみた時は、歯ブラシと水玉のような藤紫色に四角い顔だけが、印象にに残って、ガチャコンと音がするような感じを受けました。しかし、じっ~と眺めている内に、海へ向かって散歩しているような気持ちになってしまったのです。JR明石駅が最寄の駅だった頃、本当に海へ向かって散歩していた時期を思いだします。明石の魚の棚で、てんぷら(練天)を買って、缶ビールを浜辺で飲んだりした時間を思いだします。
武内ヒロクニさんの絵には、いつもこっそり「風景」がしみこんでいます。
なんか急にてんぷらが食べたくなって、作りました。
キス(魚)
ジャガイモ
しいたけ
さつまいものてんぷらです。
あとは、
きゅうりとカニカマの酢の物
ゴマ豆腐
トマト
ヒロクニさんも私も、家で揚げるてんぷらが一番好きです。
次の日は、ビーフン。
ささみ、たまご、きゅうりのポテトサラダ
菊菜のおひたし
じゃこと高菜の炒め物
トマト
質素でいいから、手作りをしています。
あまり加工品もなるだけ使わないよう心がけています。
屋根に落ちた夜というタイトル。
色鉛筆作品です。
夜の街を歩きまわっていた青春時代。
そのころの神戸の町への郷愁があるのかな~と思って、この絵をみています。
わたしの初めてこの絵を見た印象は、「女性が飛び降り自殺か?」というものでしたが、
ムンクの叫びという絵に近い感じもしないでもない。なんか叫び声聞こえそうですよね。
最近、本当に日本の危機を感じています。
美術の世界でも、表現の自由と特定秘密法をごっちゃにして、煽る人がいるのですが、わたしは、そういう作家は、普遍的な芸術を考えていない浅はかな二流芸術家だと思っています。芸術を愛していない人です。
いつも、良人は言うのです。
「芸術に政治をいれるな!!」
わたしが、日本を心配して、中国と朝鮮の歴史と今の中国、韓国のことを一生懸命語ると、
激怒されて、「芸術に政治をいれるな!!」と、すごく怒ります。「家に政治は持ち込むな!」ていう感じです。
その上、「歴史かなんかしらんけど、中国と韓国に興味がないから、その国の話やめてくれる?」と憤慨はなはだしい。「文化(たぶん絵画と音楽のこと)がない国の話するな」。と、話題になることが我慢ならん!という感じで、それでも、現在の中国と韓国にのっとられているマスコミの異常さを語ろうと、しつこく言うと、「そんな国のこと知りたくもない!」と、カリカリして、「嫌いなんだ!」と怒鳴られてしまったわ・・・。
香港に旅行に行った時も、食事のときに食事を運んでくる中国人に激怒して、ツアーだったので大勢な団体だったのに、一人「なんじゃー、その態度。だから中国人は嫌いなんじゃー。」と、口走って、「もう、帰る。」と言って、単独でホテルに帰ってしまった。確かに、どっちが客?という態度には、驚いていたが・・・・。ヒロクニさんって、ただ本当に純粋に好き嫌いの世界なので、団体行動無視で、凄いと驚きました。
毎日、日本の危機だけではやってられないので、お花でほっと一息です。
ガラス戸の見える部屋が、ヒロクニさんのアトリエ。
ヒロクニさんの絵も気になりますが、日本も気になります。
話しがうまくまとめられませんでしたが、家での雰囲気は、伝わったでしょうか?
春の予感が感じられそうな絵を冬に描いたのでビックリ!
もちろん、色鉛筆作品です。
この作品を見ると、地球以外の宇宙にでも出たような気がします。
この冬は、研究熱心というべきか、ヒロクニさんはいろんな描き方をしています。タッチの荒い色鉛筆作品や、くすんで、しわしわな感じのする作品とか。
ヒロクニさんに「優しく」という心がけに無理が生じたのか、5日間ぐらい「心が腐っていました」。はい、はい、と言われたとうりに動くのにも不満はないが、「冬の不満の愚痴」を延々聞くうちに、嫌な気分が心に積もって、
「一緒にケーキを食べよう」とヒロクニさんに持ちかけられた時に、背筋が寒くなって、嫌だ・・・。という気持ちが、爆発的に大きくなってしまいましたの。ケーキを食べながら冬の愚痴を言われるせいか、ケーキを早食いしたら、注意されたのだ。「あー、もう辛気臭い」。と思って寝た。
朝から、嫌な気分でゴロゴロ寝てしまったら、注意されたのです。
ヤクザのように変身して「気持ちがくさってんだよ~。愚痴ばっかり聞かせやがって~」。(わざと言葉を悪くしていう)
いつも「冬のせいで、気持ちが腐る」というヒロクニさんにお返しだ。
「気持ちがくさってんだよ。」ともう一度言うと、
「人間気持ちが腐るときって、あるよね・・・・・。」と言ってアトリエに退散しました。
ヒロクニさんは、それから、「気持ちが腐る」という言葉は、口にしなくなり、延々制作に励みました。
庭にも今日は、雪が積もり、ジル君(猫)は、雪が怖いので、延々家でねています。
こんなに雪が降りましたが、この中でも春が少しづつ近づいているのを発見します。
昨年植えたヒヤシンスを今年も植えました。
花の芽が出てきているのですね!
パンジーも花をたくさん付け出しました。
やはり、春は近づいてきているのだと、ほんのり嬉しくなります。
ちょっとづつ気持ちも癒えてきているので、初心にもどり「優しく」をテーマに頑張りたいと思います。
よく寝ました。トホホ・・・。(また、歴史書も読んでしまった)
最近の色鉛筆作品。
冬の冷たさが感じられるような・・・・。
以前、シュールレアリストの画家の絵を挙げましたが、今はそういう画家は少ないと思います。
段々、希少価値というか、絶滅寸前のシュールレアリストになっていく予感がします。
具象でもなく、現代美術のカテゴリーでもなく、アウトローな感じです。
冬のアトリエでの写真
本当に冬は、家にこもっていて、使い走りで買い物に行かされています。トホホ・・。
「疲れた。」と言うので、「休んだら?」と言うのですが、
「休むのも退屈になる。」とか言って、制作してしまうみたいです。
冬は、ミステリーを読んでいますが、
世界の名著〈第30〉ルソー (1966年)学問・芸術論 人間不平等起源論 社会契約論 エミール | |
ジャン・ジャック・ルソー | |
中央公論社 |
このような本を静かに読んでいることもあります。
ヒロクニさんの説明では、「ルソーも金の無心に明け暮れている」とか、「この時代のグリム兄弟も大変やね・・・金でね」と金に関係する言葉ばかり伝えてくれます。一応、ルソーって偉大な人だから、分厚い本がたくさんあるのだと思っていますが、金の無心の話の所のみしか話してくれません。
わたしは、無心する方ではなく、無心される側につくから、落ち着きません。
「ママ、お小遣い頂戴。」レベルですが・・・・。
もう少し、人に興味を持たせるように話してくれるとわたしも話題に食いつくと思うのですが、忘却の彼方へとルソーが行ってしまいます。
最近は、時間の流れが速く感じます。
「あっ、もう夕飯作らなくっちゃ!」と一日が早い。
手作りの牡蠣フライをしました。
レモンをたっぷりかけて頂ました。一人、7個も食べれるということがいいでしょう!
ほうれん草の胡麻和え
キャベツの千切り
鮭を焼いたものの手作りフレーク
明太子少量
ご飯をお茶漬け感覚で、後で頂くパターンを想定しています。
*やっとパソコンが復旧しました。
ひと段落です。