ギャラリー島田 ミニアチュール神戸展 Vol.16のご案内
テーマ いまこそわたれわたり鳥
日時:2016.7/23(土)~8/3(水)
open 12:00~19:00 火曜日は18:00、最終日は16:00まで
場所:ギャラリー島田 B1F
住所:〒665-0003 9神戸市中央区山本通2-4-24 リランズゲートB1F
TEL&FAX:078-262-8058
HP:http://gallery-shimada.com
MAIL info@gallerry-shimada.com
武内の出品作品は、B4サイズの作品です。
ポスターのような作品。もちろん色鉛筆作品。
絵の写真を撮る前に、ギャラリーに武内が持参してしまって、
絵が紹介できないのが残念です。
武内の絵は、価格は、2万円にて出品しています。
この企画展は140名の方々が出品しています。
一つのテーマに、たくさんの作家が個性を競っています。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」からのテーマ。
どんな風に、他の作家達がとらえているのかが気になっています。
宜しかったら、足をお運び下さいね。
庭では、トマトが赤くなってきています。
このトマトは、近所の方から分けて頂いたものを育てました。
桃太郎というトマト。
実は、大きなトマトは難しいということで、敬遠していましたが、
なかなかいい感じに大きくなっています。
こちらのトマトは、イタリアのトマト。
このトマトは、水遣りのかげんが難しく、水を多くあげ過ぎるとトマトのお尻の部分が腐ってしまう。
少しづつ水をあげるようにしています。
煮炊きするのに向いているトマトらしく、たくさんとれるようになったら
トマトソースを作る予定。
だんだんトマトの収穫量が増えてきて、楽しい感じになってきています。
晴れの日を連想させる作品。
しかし、変わった絵だなぁ~と思いました。
この絵を描く前に、ジョルジョ・デ・キリコやマックス・エルンストに影響を受け、
昭和初年にシュールレアリズムを日本に紹介した、福沢一朗氏の話しを聞いていました。
そして、「蒼穹 (そうきゅう) 」とメモ用紙に書いた紙を渡してくれた。
そして、「福沢一朗の絵の空のことだ!」と言う。
すぐには理解出来ず、蒼穹 という字を見てモンゴルの空のことを思ったのでした。
その後すぐ、「福沢一朗の絵を検索して欲しいと言われ、その作品群を見て、やっと理解が・・・」。
知らない絵の世界がたくさんあって、驚いた。
その中の「牛」という絵を印刷して欲しいと言われて、印刷した。
福沢一朗の絵の青空は、特別なものであった。
その意味をこめて「蒼穹」と教えてくれていたのでした。
福沢一朗氏は、戦前の前衛美術運動に大きな刺激を与えた画家だったのです。
ヒロクニさんから、よく私の知らない近代の洋画家達を紹介される度に、先人達も凄いなぁと思うのです。
現代の絵画作品群より、量的に気迫と気骨がある作品が多いこと。
精神の大きさを感じさせてくれる作家ばかりを、紹介してくれているのかもしれませんが・・・。
絵というのは、まあ私達にとっては、哲学みたいでとても面白い世界なのです。
ヒロクニさんは、「最高のポンチ絵」を描いてみたいと言い放つが、高尚な意味があるのかもしれません。
私は「ポンチ絵」と聞くと、「もっといい言葉を思いついて欲しいわ!」とがっくりきていますが・・・・。
今日は、ヒロクニさんに「終戦の時、何歳だった?」と質問しました。
「え~と、小学2年~3年生ぐらいじゃないかな?7歳~8歳ぐらいじゃないか。」と。
ヒロクニさんは、昭和12年生まれである。
ボケてないわ・・・と思った瞬間でした。
庭では、アンゲロニアを中心に、ピンクのインパチェンスが咲いています。
インパチェンスは日陰を好むので、庭の端っこにあります。
キッチュな女性像という感じがする作品。
ちょっと暗がりから、姿を現すような感じがして、
妖怪めいた雰囲気もします。
恐怖と憐憫が混ざったこの女性像。この異様な感じを味わって下さいませ。
ヒロクニさんは、結構こういう絵を気に入っていています。
絵自体は、紙のコラージュとともに、鉛筆、色鉛筆、アクリル絵具と使用。
女性像は、この他にもあるのですが、いつも変な感じ。
ヒロクニさんは、芸術家という自由業であるが、
実は自由業は、不自由業という現実がある。
一番は経済的なこと。
私達は、外へ出てもいつも節約を心がけていて、買い物もお互い阻止しあう。
唯一阻止しないのは、画材代だ。
そして、旅行なんて考えられないのだ。
いつも家に篭って、ヒロクニさんは制作することになる。
私も、タオルケットの薄くなっていない所をミシンでタオルにすることを思い付き
「私って賢い」とフフフと笑う。
しかし、老眼によって、ミシンの針に糸を通すことが困難になり、手縫いになってしまった。
糸を通すのに1時間以上かかってしまうのだ。
しかし、質実剛健な生活をしていると、精神は幾分かスッキリしていくようです。
自由を外に求めるのではなく、自分の心は自由なのか?と問うてみた。
やはり、自分の思い込みや、他人に対して要求ばかり求めていないか?と一つ、一つ問うのである。
私だったら、ヒロクニさんに対しての要求は、ヒロクニさんの自由を奪うこともあるなぁ~とか。
ヒロクニさんの要求は、私の自由を奪うこともある。(いつも一緒にいて欲しいとか)
しかし、それを嫌々聞くのではなく受け入れる時は受け入れる。
どうしても困難な時は、無理をしない。そして、素直に言う。
結構、素直になるという事も難しい。思いぐせとか、意地を張ってしまうとか人はいろいろあるからね。
また、コンプレックスというのも心を変な方へ引っ張る。
心が真っ白なキャンバスのようになっている状態で、あらゆる可能性が生まれるような状態に
いつもなれたら、人はあらゆる可能性を持つことができるのではないだろうか?
フッとこんなことを思った瞬間があったのです。
過去の私も欠点のバーゲンのような感じもするし、今でも人格疑うような冗談を考え付くから
聖人君子ではない。おもろーと思ったら、悪質なジョーダンを思いついてしまうし・・・・。
ヒロクニさんも修行のように絵を描いているし、こういうことを思うのはなんか影響を受けているのかも?
Tシャツの続きをしていました。
4版目です。
8版目です。
14版目まで無事刷って、袋摘めしました。
置いて下さる方いることに、感謝しています。
エキナセアの花が咲きました。
つぼみをたくさん付けているので、まだまだ花がつぎつぎ咲きそうです。
毎年、株が大きくなってきているので、植え替えてあげないと思っています。
「なぞなぞ」のような絵。
何か答えなければならないような気分になる。
しかし、そのなぞなぞの答えはたいした答えではない感じがして、ヒロクニさんらしい。
ヒロクニさんの時々愉快な、だじゃれを思い出し笑い。
暑い日が続きます。
我家は、クーラー嫌いのヒロクニさんがいます。
決して、山の上などでは暮らしていません。凄く暑い。
ヒロクニさんは、パンツ一丁で制作。時々、穴の開いた気に入ったTシャツを着ている。
「もう、穴が開いているね!」と笑えないくらい穴は広がり、肩なんか剥き出し。
Tシャツは、前も後ろも穴だらけになっていて、半裸のよう。
「そのTシャツは捨てたら?」と何度も言うが、これが涼しいといって手放ない。
他人から「アナーキスト」呼ばわりされることもあるヒロクニさんが、
「これがほんとのアナアキスト」と嬉しそに冗談を言ったことが思いだされる。
マルセル・デュシャンの上半身裸の写真も台所に掛かっていたことがある。
「芸術家というのは、裸を好むのだ」と写真を差して豪語する。
そして、夏になると元気になる。
夏の暑さ対策は、何かに集中するこというのが我家の方針です。
何かに集中していたら、暑さを忘れると思いません?
ヒロクニさんは、制作に集中しています。
その横で、私は夏のTシャツを刷っています。
やらないといけないなぁ~と後手にまわっていました。
最所のデザインが結構好評なようで、まだ版が使えるので頑張ることに。
そのきっかけをというか、後押ししてくれたのが、このバンド。
急に知った。
Blankey Jet City ロメオPV
日本のバンドでこんなカッコイイバンドがあったの?と驚き。
このバンドの勢いが、「ぐちゃぐちゃ思とらんと、さっさと刷れや」と言っているような気がして、
13回も版をのせるから気後れしていたが、「大切なのは勢いよね」と思い腰を上げました。
そして、最所の一版。
8枚分をする。
そして、2版目が終わり、
3版目を・・・・。
後は、明日に続くであります。
1年ぶりに刷るので、インクを作り直さないと行けなかったりして、ガクッとくるが、
Blankey Jet Cityで気合を入れなおすことにしている。
庭の奥で、オレンジの花がはじめて咲きました。
風に揺れてとても涼しげにみえます。