2人の男の顔が描かれている絵を見つけ、
「これをブログにあげようかな?エスにティな感じがいいから」と手に取ると、
「それは、ジャン・デュビュッフェの絵を模写したやつだから、やめて」と言われてしまいました。
「いくらなんでも、人の絵を真似した物は、俺の絵じゃない。
そこまで、破廉恥なことは出来ない」と。
すっかり武内の絵だと思って見ていたので、
デュビュッフェと武内の絵の共通項というのはあるのだと思いました。
それじゃあ、どの絵にしようと思い、見つけたのが上記の絵です。
(アトリエには、絵が積まれている)
この絵は、以前ブログに載せるのに敬遠した記憶がります。
「変わった絵だなぁ」と、脳震盪を起したかのような気持ちで見ていました。
再び、この絵を見て、「変だけど可愛い感じもする」と思い、この絵に決めました。
武内の絵を乱暴に説明する時は、
「変だけど、どこかキュートというのが、主人の絵なんだよね。」と言います。
友人と電話で話をしている時に、この表現を使ったかな。
だから、この絵はそういう種類の絵と思って下さるとありがたい。
これは、スカートをヒラリとさせながら、ルンルンと歩く“女の子”だと思う。
だけど、顔の部分が変なのです。
はたして、顔なのか・・・。
足元の黒い線でおおわれたグレーの部分を、胴体としてみると、
腕を広げながら左斜め前に進んでいるようにも思え、
歩いているというシュチュエーションだけが、はっきりと感じる。
どこを歩いているのか?
それは、永遠の謎のようなものだ。
武内の絵から受ける、摩訶不思議な感覚・・・、これしかないと思う作品です。
画材は、色鉛筆、鉛筆使用。
私達は、散歩に勤しむ毎日。
公園の頂上に着くと、普段、日に当たってないと思っているらしく、
日当たりの良い、芝の上でヒロク二さんは寝ます。
わたしは、日差しを避けるように影になっている所で休みます。
横になったらすぐ寝れるらしく、長時間寝入っている。
30分ぐらい経ったら、起しに行くのですが、
起きる瞬間、家で寝ていると勘違いして「公園?」という顔をする。
熟睡していたらしい。
この速攻で寝れる体質、羨ましい。
それとも、疲れがたまっている?
たぶん疲れているのだと思います。
夕食の支度をしていると、「もう、自殺したい」と言っていました。
こういう事をよく言う人でもあります。
その後、戦争をしているロシア、プーチンのことを話していて、
「ロシアが、核を落としてみろ!多くの人間が死ぬことになる。日本だって、危ない」
と、言っているので、
「さっき自殺したいって言ってたから、核を落とされて死んだらちょうどいいのじゃない」と言ったら、
「そんな単純なことじゃない」と、怒られた。
わたしはヒロク二さんが世を憂う程、不幸ではないと思っている。
すぐ自殺だ!とのたまうヒロク二さんにムッときたので、
「あなたは、絶対自殺はしないと思うよ。
自殺を考えるが、“やっぱり痛いでしょ”と言っていたし、
病院の手術の前、大声で叫んだじゃない『俺を殺さないでくれって!』
そんな、無駄なことを考えるのはやめたほうがいいよ」
「それに、自殺しなくても死のほうが近づいてきているじゃない」
ここまで、言うと今年87歳になるヒロク二さんは、
それもそうだなと言う顔になり、変な素直さが出る。
ここが変でしょ!
妻の毒舌の毒がまわって、普通になるのか?
“変な絵だど、どこかキュート“な絵を描く人は、
“変な素直さと妙に正直な資質”を持ち合わせています。
たぶん、疲れが溜まっているのだと思います。
そうだとしたら、休めばいい。
散歩ついでに、公園の頂上で、ネジバナを見つけました。
以前の住まい宝塚では、1本見たきり。
それが、何本かが一緒にネジを巻きながら咲いていました。
写真を撮ったのですが、outlookが具合が悪くなり、
スマホで取った写真がメールで画像を送れません。
それで、自分が撮った写真と似ている写真を貼りました。
下の写真をクリックすると、元のページが開くと思います。
自分の写真ではありませんが、どんな花かとお伝えしたかったのでした。
↑今、ネジバナの季節らしく、こういう花見かけませんか?
この花は、雑草のように思っていたのですが、ランの一種らしく、
根が球根で太目の白い茎のような根をしているのですって。
知りませんでした。
↑花もよく見ると、ランの形をしているそうです。
(こちらの写真もクリックすると元のページへ行きます。)
知らなかった。
宝塚で、ネジバナを見つけた奥様が、「とても、めずらしい。」と言って、
喜んでおられたのがわかりました。
その時は、ただの雑草と思っていました。
神戸に来てから、雑草に目がいくようになりました。
こういう変化、楽しんでいます。
今日は、意地悪な妻の一面をちらり。
ある男性の発言で「妻という字を“毒”と読まないようにします」と言ってらした方の顔が思い浮かぶ。
今日も、このような内容を最後まで読まれた方、
ありがとうございます。