こちらの絵は、2月の個展を終えてからも増え続けるドローイング。
その中の1枚。サイズは、A2。
この絵を眺め続けていると、
我家の猫ちゃんのピピちゃんが、手を丸めて座っているような感じがしてきます。
時々、厳しい顔をして、じっとしてこちらを見ている姿に見える。
丸い形が印象的で、パッと見た瞬間は、
「ひよこ饅頭・・・・。」だったのですが、
今は、我家の猫に見えます。
ヒロクニさんは、次々から次へと描くスタイルでドローイングには臨むので、
一々、考えたりはしません。
ドローイングは、山積みなのです。
コロナで緊急事態らしいが、久しぶりに2人で、神戸へ出かけました。
所用も兼ねてなので、ギャラリー島田に行き、
WAKKUN展では、イラストレーターの湧嶋さんと話をしたり、スタッフの方とも交流を。
交流をと文章では書きましたが、人と話す機会が減っているので、
ただただ、話すおばさん化していて、意地汚く長居していたという・・・・。
こうなったら、人の話すことはどうでもよくて、
自分が話すことに重点をおくというおばさんになっていたかも?という疑問が出てきます。
少し反省しています。
(最近、反省することの多い日々。)
反省するということは、同じ間違いを繰り返してはいけないと思っていますが、
人というのは、いや、私の愚かさは直るのでしょうかね?
WAKKUNこと、涌嶋さんは、2人で神戸へ出るとバッタリ会うことが多い方で、
そんな会い方ですが、会えばけっこう話をする間柄です。
元々、ヒロクニさんの古くからの友人なのですが。
その湧嶋さんから、
「自分、ヒロさんともうどれくらいになったん?」と聞かれ、
「31年よね。」と言うと、
「自分、えらいわ。ヒロさんとそんな長くなるなんて。」と言ってくれる。
ここで、私は思うのですが、
私の人格や、人柄は関係なく「現実に、長く続いている状態だけが偉いのだと。」
湧嶋さんに「喧嘩をしたら、私も対外かなり酷いことを言って、
どこの人(にんぴにん)かと思う発言しているよ。
ただ、私が救われているとしたら、ヒロクニさんは、あまり傷つかないし、忘れるみたいなので、
それで助かっている。」と、言った。
おばさんになっている私は、さらに続けて、
「もう、この人から離れたいわ・・。と思った時に、次の女性の候補はいないのか?と聞いて、
『この人かな?』と言うから、それ、私が連絡してあげるから、会って話をつけてきてよ。
と言ってね、会わせたのよ。
1人で生きていけないのは分かっているから、こうやっているのよ。とか言ってね、
会ったのだけど、会っただけで帰ってきてさ。
『やっぱり、サホリがいい。』て言われて、ヘナヘナとなったことがあるのだけど・・。」と、
湧嶋さんに長々話した。
湧嶋さんは、「ヒロさんは、さほりさんに惚れているんやって。」と締めくくられた。
ほんと、頭にきたら、鬼のような私なのです。
自分の悪魔のようなエグイ1面を認識すると共に、ブラックジョークのセンスあるかも?と思い、
ユーモアは人を救うよねと思うのでした。
ヒロクニさんの行動も今思えばユーモアかな?
「この人・・。」って、言うのは。
ギャラリー島田では、お酒も飲んでいないのにこの会話・・・・、
私が言ったヒロクニさんに言った暴言集を集めたら、怖い。
あー、寒いわね。
そんな話もおわり、ギャラリー島田を後にして街歩き。
ヒロクニさんは、ギャラリーを出ると、「トーアロードの方に向かうから・・。」と言い、
ジャズ喫茶・木馬へ行こうとしていたようでした。
緊急事態で休みでしたので、三ノ宮へ戻って、茶房Voice(ヴォイス)へ。
いつものようにジャズ喫茶へ行くと、店の方と大きな声で話ている。
こちらも、話が出来る人との語らいが減っているから、雄弁です。
その後、画材を購入し、パンを買うから西宮北口で下車しようと言われる。
しかし、西宮に着くと・・・・・。
足が動かなくなったようで、苦しそうになってしまい、
もうダメ・・・と、トボトボという足取り・・・に。
その上、「惨めだ。」と言われ、慰める言葉も思い浮かばない。
私にとって、その惨めな様子と、その言葉の響きが痛切すぎて、オロオロしそうであった。
その“惨め”の総仕上げかの如く、ストーマーから尿が漏れてきたという・・・。
ゆっくり、歩かせながら、2人で男性トイレに入った。
2人で扉を閉めた男性トイレの中で、
「ちょっと見せなさい!」とか、
「じーとして!」とか、
「ズボンをもう少し下ろして。」とか、
「ここから洩れているから、ここを防ぐからね。」とか、
男性トイレで、話まくりの私。
ジェンダー吹っ飛び状態でした。
男性トイレで、冷汗・・・・。
こういうことを通して思うのですが、
コロナで高齢者は出かけることが少なくなって、
こうやって弱っていく人多いのだろうな?と思いました。
ヒロクニさんは、退屈が苦手なので、ひたすら近所を歩くのは出来ないようなのです。
やはり、街並みや、デザインされた看板や、音楽と共にでなければ退屈らしく、
近所を歩くのは、乗り気でない。
その気持ちもよく分かるのです。
今日のブログは、トイレの話や、意地悪い妻の話で行儀がよくない文章を
読んで下さりありがとうございます。
私は、ヒロクニさんを褒め称える、知的な奥さんになれないものかと、思うのですが、
悪い話のほうに面白味を感じる性向があるみたいなのです。
少し、晴れ間が続き、せっせと庭仕事に励んでいます。
↑小芋の苗。
芋を購入して苗を作りました。
今年は、ずいきを収穫したいので、「八つ頭」という種類も揃えました。
茎が赤く、その茎を日に干すと、ずいきになります。
祖母がしていたのを見よう見まねで作るつもり。
楽しみ!
↑ビオラも、もう終わりで背丈が伸びきっています。
これは、「食べれるスミレ」という種類のビオラ。
全く食べませんでした。
↑先回、取り上げた花が咲いています。
花の名前が分かりました。
「ゴデチア」という名前の花。
ガーデニングを始めてから、随分の名前を覚えました。
今日も1つ増えたという感じです。
晴れている間に、土を天日に干して再生させています。
トマトの種を蒔いたり、今度は、いんげんの種を蒔いたりと。
いんげんは、干し海老で出汁をとったもので、茄子と煮たり、
天ぷらにするのが好きなんです。