自動車は尾道駅近くの市営駐車場(有料)に停めました。ちなみに自転車は前輪と後輪を外して輪行袋というものに入れて車の後ろに積んできました。
駐車場で自転車を組み立てて、渡し船の乗り場まで移動です。
尾道から向島へは渡し船を利用するのが普通です。
今回は映画「さびしんぼう」で何回も登場した「福本渡し船」を利用しました。非常に趣のある船で、自転車を船に乗せるというのも他ではなかなかできない経験ということもあって、妻はすっかり気に入ったようです。
向島に上陸していよいよサイクリングの始まりです。
最初は町中を走り、やがて海岸に沿った道路に出てしばらく行くと、最初の橋である因島大橋の入り口に到着です(写真)。尾道出発から約30分でした。
緩やかな勾配を持った橋への導入路を登って橋の上に出ますが、この橋は二段になっており、上段が自動車、下段が自転車と歩行者、バイクです。だからあまり景色は良くなかったです。
そして因島に上陸。
のどかな島の感じが漂っています。
少しアップダウンがありましたが、田原坂で鍛えているので大したことありません。
海岸線を走って次の橋の生口橋へ。
生口橋は斜張橋という作りの橋でとても綺麗でした。
この時点で出発から1時間20分くらい。
橋を渡りきって生口島へ。
生口島の海岸線はとても綺麗です。
ちなみに去年はこの島のサンセットビーチでキャンプをしました。
快適な道ですが、子供達の体力を考えてスピードはあまり上げずに走ります。
サンセットビーチ付近で私たちより年上と思われる夫婦のライダーをパスして、いよいよしまなみ海道で最も美しいと言われている多々羅大橋に到着です。
しまなみ海道は広島県の尾道から愛媛県の今治までを結ぶ道路です。この間に6つの島があり、巨大な橋でそれぞれの島がつながっています。これらの橋には自動車専用道が通っていますが、何と自転車や徒歩でも通れるのです。
自転車の走りやすさや景色の素晴らしさから、「自転車の聖地」と呼ばれることもあります。
4月の上旬に、私たち(40代夫婦、中学生と小学高学年の息子達です)はしまなみ海道を自転車で往復しました。
おおざっぱなルートはこんな感じです。
尾道-向島-[因島大橋]-因島-[生口橋]-生口島-[多々羅大橋]-大三島-[大三島橋]-伯方島-[伯方・大島大橋]-大島-[来島海峡大橋]-糸山(今治)
片道70キロ、往復140キロです。
自転車はロードバイクと呼ばれる、スポーツバイクです。ただし、全員乗り始めて半年くらいの初心者です。だから、まだまだ乗りこなしているという感じじゃないです。
岡崎からしまなみ海道までは遠いので、尾道近くに前泊しました。
翌朝7時くらいに尾道を出発です。