ケンのブログ

日々の雑感や日記

帰りの電車

2017年10月01日 | 日記
隣町の青少年センターへ行ったら
満員で座る場所がなかった。きっとテスト前の日曜日なのだろう。
仕方ないので近くのハンバーガーショップで
コーラとポテトを注文して新聞を読んだりしていた。
僕よりちょっと遅れてやってきた高校生の女の子の
二人組がポテトのラージサイズとフライドチキンを
持ってやってきた。飲み物は二人なのに
なぜか水が四杯くらいトレーに並んでいた。
「水ちょっと盛りすぎたかなあ」と一人の子が言っていた。
うまいことごまかして4人と言うことにしたのかもしれない。
その辺の詳しい事情は僕にはちょっとわからない。
でもなんしか、水は無料でもらえるらしいとわかった。
カウンターにいって「水お願いします」というと
店員さんが水を紙コップに注いで出してくださった。
なんしか水は無料のようだ。
午後6時頃ハンバーガーショップをあとにして
帰りの電車に乗った。
電車は割りと空いていた。
僕の斜め向かいに中2か中3くらいの女の子
そして中年の男の人が座っていた。
電車のドアが閉まって走り始めると
中年の男の人は「ワオー」と奇声を発して
女の子のことを眼光鋭くにらんだ。
一瞬、僕は女の子のイヤホンから音漏れでもしたのかと思った。
でも、どうやらそうではないみたいだ。
一体どうしたんだろうと思っていると
女の子は中年の男の人のそばから
僕の席から二人分くらいあけた隣にさっと移動した。
その後も中年の男の人は何かに腹をたてたような眼光で
「ワオー」と何度も奇声をあげた。
僕はちょっと緊張した。
とりあえず、男の人と目を合わさないように
そして男の人がもしわっときたらなんとか対応できるような
心の準備だけしていた。
次の駅が近づいてきて電車がスピードを落とすと
女の子は下車の準備を始めた。
どうなるかと注意していると女の子は男の人から
目を離さないように微妙に牽制しながら
電車を降りた。
男の人はそのまま降りずに乗車を続けた。
女の子が無事電車から降りてよかったと思った。