豆腐どんぶり

ハスのスケッチで汗かいて
ちょっと遅めの昼飯は
近くの道の駅レストラン

自家製豆腐の
絹揚げどんぶり
ということは
絹ごし豆腐の厚揚げどんぶり
初耳どんぶりに期待する

しょうがをまぜて
ねぎがシャキシャキ
あっさりしてて

暑さ吹き飛ぶ
８８０円

ハスの花

広い一面のハスの花も
すてきだけど
近くからしっかりと見る
ハスの花もまた最高
両手で器を包むような
ハスの花

ハスの花を取り囲む
ふわふわとした葉っぱ
水玉がはじいて
コロコロと光っている

草津市立水生植物公園みずの森

朝も大雨洪水警報
野外スケッチは中止か
と思いながら出かけると
現地へつくころには
青空となり夏の日差し

広い広いハス公園
大きなピンクの花が
ポンポンと音を立てて
大群生花ざかり

桃

ビロードのような
皮がすんなりむけた

ひとくちかじると
甘い蜜が
口の中いっぱいに
広がる

もうひとくち
甘い蜜は
手から
こぼれ落ちる

真ん中には
しっかりした種が

元気な桃太郎が
出てくるのでは

祇園祭

コンチキコンチキコンチキチン
京都の町に涼しげな鐘が鳴り響く
祇園祭の囃子だ
京都の夏には欠かせないお祭り
鉾の組み立ては伝統の
縄だけで縛り上げていく

立派にお化粧した鉾しか
見たことの無いタマちゃんにとって
すごく興味をひかれる・・・
でも祭りにはやっぱりビール

　　★ダイヤモンドエイジ　タマちゃんのスケッチ絵てがみ
　　　　　　　　　　　　　　　第５回　色をつける　掲載中

使い捨ての象徴

使えるのに使わないコレや
使いたいのに使いにくいソレ
新品で袋に入ったままのアレ
使い捨ての石油製品が
コップにぎっしり

親に頼み込んで
もらった５円で
鉛筆を買えて嬉しかったこと
その一本の鉛筆をチビて
使えなくなるまで
大事に使ったこと
あのころの気持ちを
大事にしておきたい

――もったいないシリーズ11――

　　★ライフビジョン　大人の絵本７月号掲載中

長刀鉾

気温はどんどん
うなぎのぼり
京都の町に
コンチキチン

くじをひかずに
毎年先頭で
巡行する
なぎなた鉾

お化粧終わって
出番待つ

大鳴門橋

鳴門の渦も気まぐれだ
時間が来ないと
出てこない

時間が来ても
出てこない

たまたま
タイミング
悪かった

自然の営み
無理もない

ピンクのゆり

スケッチ始めて
スケッチ展で
スケッチ教室で
スケッチブログで
スケッチ仲間が
どんどん増える

いつも楽しく
おもしろく

仲間の輪が
どんどん増える

さくらんぼ

口の中でころころ
甘くささやき
ほんのりと

赤く染まって
しあわせを
山形名物
さくらんぼ

その名も知れた
佐藤錦