はるばる高知旅行 出発日

パパの先祖の墓参りを兼ねて家族で四国に行ってきました。

お墓は四万十川の源流のほう。朝6：40に家を出て7時過ぎにバスに乗り、事故渋滞のため9：30に空港到着。飛行機の出発時間は9：55分だ!急げ～！！空港は基本禁煙なので、パパは子供3人を押し付けてとっとと喫煙ルームへ。こら～！！

高知空港に着いたのが11：00過ぎ。レンタカーを借りてまずは、高知といえばここ、桂浜へ。龍馬像は思ったよりでっかく、台座もごつく、更に丘の上というロケーションでそそり立ってました。波打ち際に等身大で立ってる、と思ってたので、あまりの高さにびっくり！！そんなにすごい人なのか？な？


桂浜の食堂で、私はたたき定食、パパは鯨定食、子供達はお子様ランチ。味はフツーでした。たたきはたぶん冷凍。鯨定食は鯨のたたきがてんこ盛りでした。これはおいしかったです。

桂浜から一路窪川町をめざします。が、私の記憶が飛んでいて、気がついたらもう窪川町。当日の夕食しか頼んでいなかったので、「朝ご飯用のパンでも買おうか～」とうろうろ。この辺、ほんっとにお店が無いです。

コンビニでパンなど買って、松葉川沿いに上って行きます。途中で無事に墓参りも済ませ、松葉川温泉についたのが5時近くでした。朝5：30に起きたときには「一本遅い飛行機を予約すればよかった！！」と悔やんでいましたが、到着時間から逆算するとちょうど良い感じです。

松葉川温泉は、町営（？町が母体で公社をつくっているようです）の温泉施設と、高級ホテルと、湯治客が自炊で泊まれるそば道場が並んでいる複合施設です。子沢山の私達は迷わず「自炊で泊まれるそば道場」をチョイス。で、大当たり～。


ハイハイで道場破りに挑戦するパラム。

築6年という建物は木を贅沢に使った気持ちのいい空間で、目の前は四万十川上流の渓谷、つり橋もあります。滝を見下ろす露天風呂も入り放題！ぬるめの湯で赤ちゃんも一緒に入れます。


ベランダからの眺め。奥には赤いつり橋が。デッキになっているのは温泉のレストランです。ここで食べたらおいしそう～。

夕食は予約をしておくと1500円で食べられます。おばちゃんが私達のためだけに作ってくれた夕食はお盆のうえに「鮎とアマメの塩焼き」「アマメのフライ」「ウリの酢の物」「きゃらぶき」「おすいもの」「オレンジ」に、おひついっぱいのご飯。おお～、豪華。と思っていたら、「打ち立てのおそば」と「きびなごの刺身」が更にやってきました。（←お盆にのらなかったらしい）ちょっと心配になって値段を聞いちゃいましたが、やっぱり1500円でした。子供達はおうどんつきお子様ランチでした。

部屋いっぱいに敷いたお布団でゴロゴロ～転がりながら雑魚寝です。お風呂で疲れて子供達はこてっと就寝。朝までぐっすり。

はるばる高知旅行 ぐるぐる四万十編

二日目はトラブル続き！ちょっともお～、聞いてくださいよ！こうやってブログに書くと、ストレス発散になっていいですね。トラブルに巻き込まれたときも「う～ん、でもブログのネタになるかも。」なんて、なだめたりして。

二日目の朝は爽やかに早起き。多分6時前。6：30には朝風呂に入り、朝食を済ませて渓流の散策へ。


水がきれい！！　　　　　　　　　　　でちょっぴり冷たい。


吊り橋の下は滝です。パラムが固まっています。

吊り橋を渡り、登山道を歩いていくと廃校があります。今はキャンプなどができるそうです。


とにかくきれいな景色。と浸ってたらトラブル①発生！

廃校のグランドから、キャンプサイト、川原まで3層になっているのですが、最初に上まで上ったはずのユクチの姿が無い！！トイレかな～？学校の裏かな～？？と探しても姿がありません。道は細いし、崖になってるし、こんな山奥で神隠し？？人攫い？川に落ちてたらどうしよう～～？？

結局、駐車場前で発見。レンタカーが珍しくて見たかったらしい。けどもう、爽やかな気分が吹き飛んじゃったよ。

チェックアウトして、西土佐村に向かって出発！！1時間ほどドライブしたあと、道の駅でパパがポケットからある物を発見。なんと、お部屋の鍵でした。引き返して、ここに戻ったら2時間かかります。結局宅急便で送り届けることに。

四万十川を見ながら、西土佐村を目指します。





行っても行っても四万十川。旧西土佐村遠いよ～～。そして、西土佐村についてみると、お店がまったくやっていません。後から聞くと、西土佐村のあたりは先日の台風で川があふれたらしく、まだ再開していなかったようです。ただでさえお店自体少ないのに。仕方なくお店を探しに中村市（というか、今では西土佐村も中村市の一部です）のほうへ下ってみることにします。

西土佐～中村は狭い一本道。対向車があるたびに待避所に引っ込みます。一台通過して引っ込んで、出ようと思ってやっぱり引っ込んだ途端、後ろのバイクと接触。
互いにどうってことないんですが、レンタカーの保険もろもろのために警察を呼ぶことに。警察を待って、お互いの連絡先を交換して、1時間現場に足止め。暑い中腹ペコの子供も泣いてるし～、こっちが泣きたいくらいです。

幸い営業していた川端のうどん屋さんで質素な昼食を食べ、西土佐にもどります。が、パパが「四万十観光のメッカだよ」といってた割には川原に下りるアクセスはまったく無くて、その日の宿、西土佐山村ヘルスセンターへ。4時を待ってチェックイン。

ヘルスセンター自体は・・そのレトロなネーミングセンスから察してください。



この日、何をした？といわれると車に乗ってただけです！疲れたよ～。

はるばる高知旅行 最終日

最終日くらいは子供達に楽しいことを、と思い、香北町にある「アンパンマンミュージアム」へ。私達夫婦の関係はサイアク～。子供達もおばか全快でけんかするし、起こるし、車内は険悪ムード。途中ペットボトルのお茶をこぼして、デジカメが壊れた～！というわけでこの日の分の写真はありません。

「アンパンマンミュージアム」は大きな建物の、最上階と地下が展示フロアになっていて、三階分くらいが吹き抜けです。最上階には絵本やテレビの原作だけでなくわざわざミュージアムのために書き上げたらしきアンパンマンキャラクター達の油絵がいっぱい。巨大「アカチャンマン」かわいかったです～。やなせ氏はほんとーに絵を描くのがすきなんだろうなぁ。子供も大喜び！だけどあっという間に駆け抜けてしまうんだものなぁ。隣にある道の駅で農家のおばちゃんの手作り惣菜、お寿司、おやつなどを食べてみんなご機嫌になりました。

時間もたっぷりあるし、ご機嫌ついでに空港へ戻る前に「はりまや橋」を見ることになりました。いや、どうってこと無かったけど。高知の市内は元城下町で、地方の大都市の典型ですね。金沢や仙台と似ている感じがします。路面電車他、アンパンマンがいっぱいあって、子供達も喜んでいました。

この日も、西土佐～香北町～高知市内～南国市（空港）と、計画性のまったく無いロングドライブでした。地図があったら、見てみてください。ホントにモー。

レンタカーを返しに行くと、傷が小さいことと保険があるから、ということでお咎めなし。いや、あとから連絡来るかもしれません。

最後の最後に「抱っこひもがない！！」ことに気づいてへこみつつ、高知を後にし
ました。19：00過ぎに無事帰宅。

追記：抱っこひもは西土佐ヘルスセンターのロビーにありました。宅急便で送ってもらうことになりました。9月20日　記

はるばる高知旅行 総集編

今回、なんでこんなにちぐはぐな、遠回りな旅程になってしまったかというと、私達夫婦の意志の疎通がヘタだった、としかいえません。予約の段階で、一泊目を私が、二泊目西土佐を夫が取って、あとから「西土佐に行くならそのまま伊予空港でオープンジョーにすればよかった！！」と思いましたが、マイル利用のために変更もききませんでした。もっと、2人でプランを練らなきゃだめですね。もともと2人とも旅行プランを練るのは大好きなのに、ヘンに相手任せのところと独断できめてしまうところがあって。

特に二日目のドライブだけの日は私は「夫を立てて一日任せよう」と思ってたし、後から「途中でどうしたいか行ってくれないとわからん」といわれるし。

ただドライブについては、運転する人は楽しいかもしれないけど、乗ってるほうはぜんぜん楽しくないって、いつも言ってるんですね。ドライブ3時間、現地で行動1時間みたいなことが良くあるので、旅程を立てるときに「移動○時間、行動○時間」と書いてほしい。

四万十川流域の注意点は
①お店が本当に少ないので、どこかで適当に食べよう！と思うと食いっぱぐれてしまう。
②川原まで行けるポイントはあまりない。通り過ぎてしまうとＵターンできないところも多い。

の二つ。お勧め、というか次に行く機会があったら、「道の駅」で農家のおばちゃんが作っているおいしいおすしやお饅頭を買い込んで、沈下橋があったら降りて河を見ながら食べるようにしたいと思います。

最後に、今回の旅の予算も紹介しておきますね。


①交通費　飛行機　子供2人往復　　 55000
　　 　　　大人2人往復　 0 (29000マイル)
レンタカー＋ガソリン　　 35000
　　　　　空港までのバス　往復　　　 9000
　　　　　タクシー　　　　　　　　　 1200　

②宿泊　　北辰の館　夕食つき　　　 16700　
　　　　　西土佐ヘルスセンター　　 20000
③その他
　　　　　外食・飲み物・おやつ　　　　　14000　
　　　　　お土産（子供のおもちゃ含む）　 8000　

合計　　　　　　　　　　　　　　　158,900

うわっ！結構使ったなぁ。だんだん「意外と楽しかった思い出」に記憶を訂正してしまいそうです。