後期の授業ではリレー講座(いろんな先生が担当する)をふたつとっています。
ひとつは宗教の話。
いろんな切り口で世界の宗教についてお話を聞きます。
この間はミャンマーの仏教と政治についてのお話。
先日行われた選挙の結果を受けて、ミャンマーの政治は大きく動いています。
スー・チー女史の解放は大きなニュースにもなっていますね。
カレン族は政治的に微妙な立場になり国境を超えた人も多いようです。
このタイミングでミャンマーの話を聞けただけでもすごいタイミングなのですが、
テラさんのところでステキなカレンシルバーを見てどっきり。
ああ。つながってるなぁ。
ステキなネックレスを見なかったら、キリスト教系武装集団と仏教系武装集団が対立してたけど手を組むかも・・なんて殺伐とした話しか残らないところでした。
もうひとつは、ペルシア詩の話で書きましたが世界の文章を読むもの。
アメリカ日記文学の話の中でエミリ・ディキンスンの話が出てきました。
実はシン・ギョンスクの『どこかから私を呼ぶ電話のベルが鳴って』のなかにエミリ・ディキンスンの名前が出てきます。
そのときはああ~、そんな詩人がいるのね。と思って深追いしなかったんですが、
幽霊のように真っ白い服を好んで着て何十年も引きこもって暮らし詩を書き続けた、という話を聞くと小説の世界にぴったりで、
やっぱりわからないで読んでしまうのってもったいないんだなぁ、と思いました。
小説の中にはベックリンの『死の島』という絵の描写が出てきます。
『死の島』はお棺が船で運ばれていくのですが同時代の絵には同じような構図で
白い服を着た女性が運ばれていくというモチーフがたくさんあるのです。
(これらは『エレイン』という詩がもとになっているそう)
私の中ではひとつの主題のような感じがして、これもまたエミリ・ディキンスンにつながっているように感じました。
あまりにもオタクな内容ですが・・お?つながってるかも??と思ってうれしいなぁ。
という話でした。
ひとつは宗教の話。
いろんな切り口で世界の宗教についてお話を聞きます。
この間はミャンマーの仏教と政治についてのお話。
先日行われた選挙の結果を受けて、ミャンマーの政治は大きく動いています。
スー・チー女史の解放は大きなニュースにもなっていますね。
カレン族は政治的に微妙な立場になり国境を超えた人も多いようです。
このタイミングでミャンマーの話を聞けただけでもすごいタイミングなのですが、
テラさんのところでステキなカレンシルバーを見てどっきり。
ああ。つながってるなぁ。
ステキなネックレスを見なかったら、キリスト教系武装集団と仏教系武装集団が対立してたけど手を組むかも・・なんて殺伐とした話しか残らないところでした。
もうひとつは、ペルシア詩の話で書きましたが世界の文章を読むもの。
アメリカ日記文学の話の中でエミリ・ディキンスンの話が出てきました。
実はシン・ギョンスクの『どこかから私を呼ぶ電話のベルが鳴って』のなかにエミリ・ディキンスンの名前が出てきます。
そのときはああ~、そんな詩人がいるのね。と思って深追いしなかったんですが、
幽霊のように真っ白い服を好んで着て何十年も引きこもって暮らし詩を書き続けた、という話を聞くと小説の世界にぴったりで、
やっぱりわからないで読んでしまうのってもったいないんだなぁ、と思いました。
小説の中にはベックリンの『死の島』という絵の描写が出てきます。
『死の島』はお棺が船で運ばれていくのですが同時代の絵には同じような構図で
白い服を着た女性が運ばれていくというモチーフがたくさんあるのです。
(これらは『エレイン』という詩がもとになっているそう)
私の中ではひとつの主題のような感じがして、これもまたエミリ・ディキンスンにつながっているように感じました。
あまりにもオタクな内容ですが・・お?つながってるかも??と思ってうれしいなぁ。
という話でした。