たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

「カフーを待ちわびて」 追記

2010-02-22 16:22:34 | ひとりごと
「カフーを待ちわびて」はラブストーリーなんだけど、テーマは「家族の形」かなぁ?と感じました。

私は実家が好きで、それに輪をかけてうちの子達が私の実家が好きで、盆と正月とGWと年に3回里帰りすることもあります。

最近ずっと夫婦とか家族とか考えちゃうことも多かったし。


私たちの年代は自分が子供である実家の「家族」と自分が親になって子供を育てている「家族」とありますよね。まあ、一緒に暮らしているほうを「家族」と呼ぶのかもしれませんが。

自分が子供でいられる、親のいる「家族」の中では責任もあんまりなくのんびり甘えていられて心地よい。
けど、もちろんそのままではいられない。
「カフー」の主人公はこの受け入れてもらうべき親のいる「家族」の形を十分に味わっていないので、自分が親になる、あるいは夫になることにすごく臆病です。
親のいる「家族」を十分に味わっていないから次に進めないのかもしれない。

小説の途中で、「家族」の別の形も現れます。

自分が夫になって妻になって親になって「家族」を作っていくには待ってるだけじゃだめなんだろうな。
恋をして結婚して出産して、そういうひとつひとつもイベントだけどゴールではないし、「家族」をつくって生きていくのはイベントではないし、こっちにも実はゴールなんてない。
そしてどんなに首を長くして待ちわびていても向こうから「家族」が飛び込んでくることも落ちてくることもない。
自分で選んで探しに行かなくちゃ。

それはちょっとしんどいことだけど、楽しくてステキなことだといいな。(結婚13年目にしてまだ自信ない)

そんな続編が出たらいいな~。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿