家族と数人の親友。
この他には、余りたいしたものを持っていません。
でも、頭痛持ちです。(嬉しくない!)
どうやら、私の事がとても好きみたいで、もうずっと昔から私の元から離れてくれません。
1ヶ月か2ヶ月に一度、ふらっと、私のこめかみの片方をノックしに来ます。
その時に、来たなと思い、バッファリンを一錠呑めば、すっと通り過ぎるのですが、飲みたくないんですね、この一錠が。
で、飲まずにいると、ずかずかと上がりこんで、一日二日居座ります。
お寺の鐘を頭からかぶって、片方だけから、が~んって鐘をつかれるような、そんな感じ。
鐘が頭の上にあるようでない、ないようである。(色即是空、色即是空←少し違う?)
もう上がりこまれたこの時点で薬を飲んでも、何とかのつっぱりにもなりません。
もう後は、退屈してお引取り願うのを、不機嫌極まりない顔をしてただ待つのみ。
春の光が、段々力強くなる頃が、毎年ひどい。
光と頭痛は何か関係があるのかもしれないと思います。まあ、私だけでしょうが。
偏頭痛になるたびに中村天風の「どんな名医も名薬といえども、たのしい、おもしろい、嬉しい、というものにまさる効果は絶対にない」というところに書かれている文章をおもいだします。
君に成功を贈るより
「わかりやすく言うとね、朝おきた。頭が痛い。普段なら「やれ薬だ、医者だ」、なんて騒いでいるのに、そこへ好きな人がひょっこり来た。
そうすると頭が痛いのもなにもかも忘れて、そりゃもう夢中になってべらべらおしゃべりしたり、抱きついたり、舐めたり・・・・。(笑)
嬉しくて楽しいものだから、頭が痛いのすっかり忘れて、なおちゃってますよ、その間。
これ、どんな名医や名薬にもまねできない芸当です。
で、そのあと、その好きな人が帰っちゃうと、頭が痛いのを思い出して「あいたた・・・」
って。・・・・・
ですから、何かあれば。「ああ、たのしいな」「ああ。うれしいな」って思うようにすればいいんですよ。・・・・・」
ふふふ・・・なんか見透かされてます、私。
昨日、久しぶりの頭痛で一日青菜に塩状態で、ずっと横になっていたのですが、朝青龍負けたとき、ガバッと起きて手をたたきましたもの。(頭が痛くても相撲を観る私)
しかし、もうその頭痛も、一晩ゆっくり寝たら大丈夫。
少し頭の芯がぼ~っとしていますが、仕事にも行けました。
又、明日から、元気はつらつ頑張りま~す。
今日の私の小さな幸せ
偏頭痛が行き過ぎて、会社に出勤できた事。(ほっ!)
廊下で、隣の会社の人とすれ違った時、可愛いキャラクターのついたマスクをしていました。思わず顔を近づけて
「うわ~、可愛いマスクですね~」
って、言ったら、
「そばに近寄らんほうがいいよ、私、インフルエンザだから」
「ぎゃ~」
予防注射してない私。
でも、インフルエンザでも仕事に来るとは。
そんなに大事な仕事をまかされているんだろうか?なんか羨ましいような気の毒なような・・・。
あれから、数時間、どうやらインフルエンザはうつらなかったみたいです。良かった!