小さな幸せ

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偏頭痛

2006-01-10 23:41:24 | 小さな気付き

家族と数人の親友。

この他には、余りたいしたものを持っていません。

でも、頭痛持ちです。(嬉しくない!)

どうやら、私の事がとても好きみたいで、もうずっと昔から私の元から離れてくれません。

1ヶ月か2ヶ月に一度、ふらっと、私のこめかみの片方をノックしに来ます。

その時に、来たなと思い、バッファリンを一錠呑めば、すっと通り過ぎるのですが、飲みたくないんですね、この一錠が。

で、飲まずにいると、ずかずかと上がりこんで、一日二日居座ります。

お寺の鐘を頭からかぶって、片方だけから、が~んって鐘をつかれるような、そんな感じ。

鐘が頭の上にあるようでない、ないようである。(色即是空、色即是空←少し違う?)

もう上がりこまれたこの時点で薬を飲んでも、何とかのつっぱりにもなりません。

もう後は、退屈してお引取り願うのを、不機嫌極まりない顔をしてただ待つのみ。

春の光が、段々力強くなる頃が、毎年ひどい。

光と頭痛は何か関係があるのかもしれないと思います。まあ、私だけでしょうが。

 

偏頭痛になるたびに中村天風の「どんな名医も名薬といえども、たのしい、おもしろい、嬉しい、というものにまさる効果は絶対にない」というところに書かれている文章をおもいだします。

君に成功を贈るより

「わかりやすく言うとね、朝おきた。頭が痛い。普段なら「やれ薬だ、医者だ」、なんて騒いでいるのに、そこへ好きな人がひょっこり来た。

そうすると頭が痛いのもなにもかも忘れて、そりゃもう夢中になってべらべらおしゃべりしたり、抱きついたり、舐めたり・・・・。(笑)

嬉しくて楽しいものだから、頭が痛いのすっかり忘れて、なおちゃってますよ、その間。

これ、どんな名医や名薬にもまねできない芸当です。

で、そのあと、その好きな人が帰っちゃうと、頭が痛いのを思い出して「あいたた・・・」

って。・・・・・

ですから、何かあれば。「ああ、たのしいな」「ああ。うれしいな」って思うようにすればいいんですよ。・・・・・」

 

ふふふ・・・なんか見透かされてます、私。

昨日、久しぶりの頭痛で一日青菜に塩状態で、ずっと横になっていたのですが、朝青龍負けたとき、ガバッと起きて手をたたきましたもの。(頭が痛くても相撲を観る私)

しかし、もうその頭痛も、一晩ゆっくり寝たら大丈夫。

少し頭の芯がぼ~っとしていますが、仕事にも行けました。

又、明日から、元気はつらつ頑張りま~す。

 

今日の私の小さな幸せ

偏頭痛が行き過ぎて、会社に出勤できた事。(ほっ!)

廊下で、隣の会社の人とすれ違った時、可愛いキャラクターのついたマスクをしていました。思わず顔を近づけて

「うわ~、可愛いマスクですね~」

って、言ったら、

「そばに近寄らんほうがいいよ、私、インフルエンザだから」

「ぎゃ~」

予防注射してない私。

でも、インフルエンザでも仕事に来るとは。

そんなに大事な仕事をまかされているんだろうか?なんか羨ましいような気の毒なような・・・。

あれから、数時間、どうやらインフルエンザはうつらなかったみたいです。良かった!

 

 

コメント (18)
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