明日の朝は、七草粥を食べる日ですね。
仕事の帰りに七草、スーパーで買ってきました。
清少納言の枕草子 第2段
七日。雪間の若菜摘み、青やかにて、
例はさしもさるもの、目近からぬところに、持て騒ぎたるこそ、をかしけれ。
橋本治 現代訳
7日。雪の中の若菜を摘んでね、青々としているのをさ、いつもはそんなにもそんなもんにお目にかかれないようなところでさ、持ってはしゃいでるのって、ホントに素敵なんだよねェ。
スパーで買ってくるなんてね。雪の中の若菜摘みとは随分風情が違います。
春の七草全部言えます?
すずしろ(大根)とすずな(カブ) ごぎょう(母子草)とせりとなずな
ほとけのざ はこべら(ヒヨコ草)
買ってきたパックに中にちゃんと7草入っていました。
ほとけのざとなずながすごく似ていて6種類しか入ってないって大騒ぎ(?)しましたけれど、葉っぱの形が違っていました。
ついでに枕草子の橋本治「桃尻語訳」の第1段の冬
冬は早朝(つとめて)よ。
雪が降ったのなんか、たまんないわ!
霜がすんごく白いもの。
あと、そうじゃなくても、すっごく寒いんで火なんか急いでおこして、炭の火持って歩いていくのも、すっごく ”らしい” の。
昼になってさ、あったかくダレてけばさ、火鉢の火だって白い灰ばっかりになって、ダサイのッ!
とっても面白い現代訳ですよね。笑ってしまいます。
今日の私の小さな幸せ
お友達に手作り芋羊羹をいただきました。とっても美味しかったです。
仕事2日目、化粧後、休みの間の抜けた顔から少しはきりっとしてきたと思い
「ねえ、ねえ、今朝の私、少し美人じゃない?」と家族に向かって一言。
「・・・・・」
いいんだ、少しも耳心地のいい返事なんか期待してませんから!
今年は、自分で自分を一杯ほめてやるぞ~!