小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

方言の力

2007-03-12 23:14:29 | 小さな気付き

 

まきの「つくし」。

違う違う。

 

ひなたぼっこ      

つくしてるお

くりくりあたまに

おひさまあびて

いいきもち

はかまを くすぐって

はるかぜが とおりぬけ

ぼくは ちょっぴりせがのびた

ねっこふんばり

もんしろうちょうに きいてみる

「ね、ぼく いいおとこ?」

のはらのみんなより  くどうなおこ

  

今朝の出勤時の車で聞くFMラジオ。

日替わりのテーマがあって、そのテーマに答えたリスナーからのメールを読み上げます。

今日のテーマは

「あなたの好きな方言は?」

あ~それ使う使うとか、へ~それ知らないな~と面白く聴いていました。

 

先日の地元紙の編集員工藤正彦さんの記事。

 

方言の力を見直す

 

「宮崎をどげんかせんといかん」

という東国原英夫・宮崎県知事の言葉は迫力があった。

そこで、方言のパワーを全国発信できないものか、と思った。

最近、注目されているのが「博多華丸・大吉」だ。

今ほど有名でないころ福岡市で舞台を見たが、しっかりした筋立てと、スピーディーなやりとりは実力を感じさせた。

華丸は児玉清の司会の物まねで、お笑い一人芸の勝ち抜き戦「R-1グランプリ」の王者になり、コンビはメジャーになりつつあるが、今でも博多弁を大切にしているところがいい。

佐賀弁があふれる島田洋七著の

「佐賀のがばいばあちゃん」

も版を重ねている。

方言による人生訓は、時には標準語にはない説得力を持つ。

・・・・

漫才では大阪弁が標準語並み、いやそれ以上に”堂々と”使われている。

・・・・

ストレートな表現(標準語)では面白くないことも、方言(大阪弁)だと笑えることがある。

・・・・

大分の「吉四六(きっちょむ)ばなし」はその代表格のひとつ。

田んぼで種をまいている吉四六さんに村の若い者が

「何まきよるんな」

と声をかけた。

吉四六さんは

「大けな声を出しち、鳥に聞かれちみよ。

せっかくまいた豆を食われちしまう」

と若者をしかった。

常識の虚をつくセンスは今でもそのまま通用する。

小話「博多にわか」にも、芸どころ・博多のセンスが光っている。

九州・山口の方言はもっと全国に発信できるはずだ。

それは、大分に住む地域、古里に対する誇りにもつながる。

大阪の人々が自分たちの言葉に自信と誇りを持っているように。

鹿児島弁は語調は標準語とは違どん、やさしゅ聞こゆっ。

熊本弁は荒かばってん親しみのあるごたっ・・・・。

方言はどれも、よか。

だけん、なおさら、もっとがんばらんといかん。

ほんなこつ!

 

大分の方言で一番有名な方言が「いいちこ」でしょうか。

一時、女子中高生の間で、メールのやりとりを方言を使うのが流行っていたとか。

これも、例えば、約束の場所に行かれなくなったとき

「行けなくなりました。ごめんさんさい」

っていうメールより

「いけへんようになったわ~かんにんな~」

これでいい?大阪弁。

(芋たこ、毎日見てるんだけど・・・・。でも今週の芋たこは、つらいな~。

大分だったら

「いかれんごとなったんよ~、ごめんな~」

かしら。

やはり、方言には温もりみたいなのを感じますね。

 

あ、吉四六ばなしは面白かったでしょ?

意味はわかりました?

 

今日の私の小さな幸せ

 

朝青龍が又負けましたね。

見ました?

花道を引き上げる時、顔面蒼白ってう感じに見えました。

でも、今日の感動の一番は

稀勢の里と豊真将。

豊真将が勝ちましたが、とてもいい取組でした。

これから、きっとこの二人は強くなるんだろうな~。

強くなってほしいな~。

栃東も2連勝。

 

コメント (20)
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