20-8-1mixiからの続き
百年ぶりの知己に出会ったかのように立て板に水で話す。どこから湧いてくるのか? このエネルギーは命の証だ。チト、僕は安心する。
そんな阿仁金を前にして、何か話さないと……。えーっと、えーっと、と考える。
出た言葉は、「おー、どうだ、元気だったか?」
元気もクソもない。元気だったわけはない。セリフを間違えた。もう少し気の利いたセリフがあったろうに。でも、彼は気にしてる風でもない、そのままやりすごす。
「どう? 少し痩せた?」阿仁金が言う。
「……う~ん、どうだろ? もともと、だったからねー」
「毎日毎日鏡を見ているけど、若いころとぜんぜん変わっていない、と思うんだ。顔も。ま、これが僕の自慢なんだ」
と言っている彼を僕は唖然として見つめ、気を失いかける。
やはり、彼には特効薬しかないのか?
「花より団子」作戦で、お見舞金を渡す。
すると彼は、あまりにに軽い封筒にほとんど興味も示さず、ポっと机の引き出しに入れる。
「まずいよ、そういうの。こういう病院では盗難が多いんだから、大丈夫か?」
「平気、平気」
彼に、一億円の子供銀行発行の約束手形と言っておけばよかったか?
僕の心のこもった軽い贈り物を彼は、軽んじているようだった。
まぁ、そんなところが、彼の持ち味なのだ。……ふむ、ふむ。
医者が、来月の七日あたりに退院できそうだ、と言ってたらしい。よかった。
帰り、副都心線に乗る。
渋谷発20:10発、和光市行きに乗る。空いている。20:35着。
25分で着いた。渋谷から25分、こっちのほうが都会。
こっちにはコマザワンヌがいないけど、サイタマンヌがいるダヨ~~ン。。。。
百年ぶりの知己に出会ったかのように立て板に水で話す。どこから湧いてくるのか? このエネルギーは命の証だ。チト、僕は安心する。
そんな阿仁金を前にして、何か話さないと……。えーっと、えーっと、と考える。
出た言葉は、「おー、どうだ、元気だったか?」
元気もクソもない。元気だったわけはない。セリフを間違えた。もう少し気の利いたセリフがあったろうに。でも、彼は気にしてる風でもない、そのままやりすごす。
「どう? 少し痩せた?」阿仁金が言う。
「……う~ん、どうだろ? もともと、だったからねー」
「毎日毎日鏡を見ているけど、若いころとぜんぜん変わっていない、と思うんだ。顔も。ま、これが僕の自慢なんだ」
と言っている彼を僕は唖然として見つめ、気を失いかける。
やはり、彼には特効薬しかないのか?
「花より団子」作戦で、お見舞金を渡す。
すると彼は、あまりにに軽い封筒にほとんど興味も示さず、ポっと机の引き出しに入れる。
「まずいよ、そういうの。こういう病院では盗難が多いんだから、大丈夫か?」
「平気、平気」
彼に、一億円の子供銀行発行の約束手形と言っておけばよかったか?
僕の心のこもった軽い贈り物を彼は、軽んじているようだった。
まぁ、そんなところが、彼の持ち味なのだ。……ふむ、ふむ。
医者が、来月の七日あたりに退院できそうだ、と言ってたらしい。よかった。
帰り、副都心線に乗る。
渋谷発20:10発、和光市行きに乗る。空いている。20:35着。
25分で着いた。渋谷から25分、こっちのほうが都会。
こっちにはコマザワンヌがいないけど、サイタマンヌがいるダヨ~~ン。。。。