本を手にする僕の横に、目を瞑ったおやじがつり革に捕まっている。
感心にマスク着用だ。
そのおやじ、しばらくすると妙な動きを始める。
一瞬目をしっかりと閉じたかと思いきや慌ててマスクをはずし、「ハ、ハ、ハ、ハーックショーン」。車内に響きわたる。
汚ねえ~~!^ ^;;
加齢臭を含んだ唾が車内に飛び散る。
すっきりしたのか、おやじはふーっと息を吐き再度マスクを装着。
一応僕は難を逃れた。
だが、おやじの前に座る人たちは、多大な被害を被ったはず。その中の一人の顔には、おそらく朝食で食べたのであろう納豆のつぶのような小さい茶色の異物が付着している。さらにあまりの臭さに気絶したままだ。他の人たちも明らかに、それはないだろう!!といった抗議の目で見上げていた。
たぶん花粉症だ。しかし、何のためのマスクなんだ? と兄金蔵似のオヤジを僕も疑った。
昨日と打って変わって、今日はまた冬に逆戻り。
午前中は、営業用資料の整理を終える。一応、仕事をしているのだ。^^
さて午後だが、昼は、サバ定食でも食ってシアトルベストでキャラメルラテを飲もうと思う。