僕の最大体重は73~74キロ。
今、僕は61から62キロ台あたりをウロチョロうろちょろ這いずり回っている感じだ。約12~13キロ減った。
二十代前半の頃は、53キロ前後。その後半あたりに56~57キロくらい。三十代後半になると62~63キロくらいになった。今と同じくらいだ。ということは、僕は今三十八才ということでもある!^^
四十代辺りから、もっと体を大きくしたいという欲望が膨らみ、ジム通いと同時にプロテインを飲むようになった。すると筋肉が付き体重もみるみる増えていった。73~74キロは、おそらく五十代前半辺り、キックを始めたあたりだったように思う。
洋服も、最高LL判まで買ったことがある。その時は通常L判だったが、いずれ大きくなるのだからいいだろうと、買った。それはブレザーだったが、一度も腕を通すことなく二年ほど前に捨てた。
今はL判でさえもダメだ。肩が完全に落ちる。当時は、太いズボンが好きだったから、好んでスリータックの太めのを作った。一か月ほど前、お気に入りのスーツ、スリータック入りのダボダボズボンを穿いて会社に行った。気持ちは意気揚々。だが、行き交う人の度重なる視線を感じた。兄金蔵のように有名人ではないんだから、そんなに見られるはずはない。不思議な気分で、帰ったその日、妻にその話をした。すると妻は、「言いたかったんだけど、言わなかった。好きなんでしょう?そのスーツ」「え? まあ」「あのね、いまどきそんなダボダボの、穿いてる人っていないの。今、若者はみんなノータックのスリムなズボン。ワイシャツもスーツも細い」「若くないし」「好きにしたら……」「まぁまぁ、そんなこと言わないで」「ちょっと穿いてみて」で、穿いた。「足、三本くらい入るんじゃない?」「……」
過日、リフォーム屋さんに持って行った。すると、おばさんは気の毒そうな顔で「すいません。昔のスリータックのズボンって、すごく深く食い込んでて細くするのは……? 仮に直すとしても、全部作り替えみたいになってしまう。一本一万円以上はかかりますね」
だから、最近はM判に買い替えている。(誰だ? もう歳なんだから、どうでもいいだろう! って言ってるのは?笑)
実は、そういった思いもある。