料理で言えば、一昨日は格式ばった日本料理、昨日はコロッケ定食!
片や伝統文化であり、片やハチャメチャ。二日間でこの大きなギャップを味わった!
でも僕の軍配は、厳格よりも不謹慎な後者に挙げる。
知り合いが歌舞伎座の歌舞伎の券くれると言ってるんだけどどうする? と訊いてきた。いささかなりとも興味があれば三転三転!^ ^;;。束の間の沈黙の後、行くと言った。一度くらいは観てもいいかな、という思いがふと過ぎったのである。
金曜日は歌舞伎!
演目は車引、賀の祝、寺小屋。出演者は、愛之助、染五郎、菊之助、左團次等など、豪華顔ぶれといっても、聞いたことがあるのは金融庁検査局の黒崎こと愛之助くらい。さらに、だれが愛之助なのか? みんな怖い顔で判らない。それは後になってわかったが。しかしこれじゃ誰が演じても同じじゃね~か。イケメンだろうがブ男だろうが、みんな一緒の世界。だったら、助六顔のアニキンでも十分通用する。若干妬みが入った瞬間だった。
ところで観劇前に抱えていた危惧は見事に的中し、しばしの間寝入ってしまった。結局、最後の演目は見ずに帰途に就く。
もちろん礼儀として、戴いた知人には面白かったと礼を言うつもりである^^
土曜日は地元の市民会館でコロッケのコンサート『笑う顔には福来たる。コロッケ35周年記念』
テレビでは何度も見ているので少々飽き気味。さらにある程度内容も判っていたから、あまり期待していなかった。だが、やはりライブは違った。
楽語の独演会から始まり、森進一、細川たかし、ちあきなおみ、野口五郎、美川憲一等など、得意のモノマネオンパレード。30人は出てきただろうか。そして圧巻は、毎度おなじみの五木ひろしのロボット。
また、松山千春、さだまさしの曲をマジに熱唱した時はびっくり。実に上手かった。顔を改めて見るまで、コロッケが歌っていたのを忘れるくらいだった。
笑って笑って笑いまくった二時間。じっくり堪能した土曜日だった。
で、この日穿いていたジーンズは、偶然にもgapで買ったジーンズ。
この二日間を物語るいいオチとなった。^^