そういえば、久しぶりにブログを更新。
例年八月は新潟寺泊の照明寺に墓参に行く。これは三十数年来ずっと続けてきた伝統のようなもの。今年も十数人引き連れて行ってきた。
しかし、今年でこの伝統も終止符を打つことになる。寄る年波に勝てず、いつまでこれを続けられるか考えた時、ふと不安が過り、意を決し改葬することにした。数か月前から家の近くにある寺に行き、檀家になるお願いをし了承を得た。
家から寺泊の菩提寺まで、道路が空いているときでも車で片道4時間。これがお盆とかで帰省ラッシュが重なると6時間から7時間。だから日帰り墓参はまず無理。
また代が経ていくと、墓、菩提寺、檀家という認識も薄くなっていく。仮にあったとしても、遠すぎるのが大きなネック。僕はずっと続けてきたが、息子は更に一時間ほど遠くに家があって更に時間が掛かる。やがて無縁墓のような状態になっても困る。
もう一つ付け加えるならば、住んだことのない新潟と僕の縁とゆかりは、先祖代々の墓があったからだ。もちろんこれで十分であったのだが……。
翌週、台風20号の動向を毎日睨みながら那須に行った。
実はここも僕にとって縁の深い所となる。いろいろ訳あってここは僕の生母が眠る地なのだ。そんなわけで今回二度目の墓参に行った。
補足だが、那須の山楽という旅館は那須の御用邸のすぐ傍にあって実に良いところだった。今まで泊まった中で三指に入ると思う。
那須からの帰り、東京駅ステーションホテルに一泊した。なんで? 変だろー。実は一度泊まってみたかった、ということと我々夫婦のルビー婚式だったのである。そのお祝いを兼ねてということ。圧巻はここでルビーの指輪のプレゼント、なーんちゃって? 老後破産を心配する僕にそんなお金あるわけな~~いじぇ(笑)^^
先日、ヨシノリが岡山からやってくるというので、アニキンとマンボを招集し僕を入れ三日前、四人で会った。昔の話に花が咲くと時間はあっという間に過ぎる。
途中こんな話で盛り上がった。俺は全部あるよと見栄を張るアニキンを蚊帳の外に置き、僕が部分入れ歯を吐露するともう一人も部分入れ歯、もう一人は総入歯だよ。え~~っ、がぜんこの場が盛り上がったのは言うまでもない。周りは何だなんだと振り向くも、そこが、労わるべき老人たちの集まだと分かるとすぐ顔をもとに戻し無関心を装った。
帰り際、いつもアニキンが使用しているお出かけパンツは穿いているのかと僕がヨシノリに訊くと、彼はキョトンとした顔になった。これはポーズか、ホントに知らないのか。
アニキンの顔は興味ありそうだったが、結局ここは謎のままにしておいた^^