「みっちゃーん」
その声に思わず振り向いた。
………。………。
ああ、、、? ははは、、、。
頬がゆるんだ。
自嘲気味に、、、、、、だよね。だよね。あり得ないし。
それはほんのつかの間の出来事だった。
同時に、童心に戻った大切なひとときだった。
みんなと別れ家路に就こうとする友達を、道路向こうからみんなが手を振る。そんな普段よく見かける光景だった。「バイバイ」「バイバイ」
そうそう、別件で幼いころのことを思い出してしまった。
僕の名前の頭文字は「み」から始まる。
みっちゃん道々ウンコ垂れて、紙がないから手で拭いて、もったいないから食べちゃった。みかん三つで泣きやんだ。……。
最近この歌を歌っている子供を見たことがない。
ん?「みっちゃん」は、もう死語か?……うっ(苦笑)