田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

【ほぼ週刊映画コラム】『MIFUNE THE LAST SAMURAI』『モリーズ・ゲーム』

2018-05-12 17:55:26 | ほぼ週刊映画コラム
エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は

名優の生涯を描いた
『MIFUNE THE LAST SAMURAI』
名脚本家の監督デビュー作
『モリーズ・ゲーム』



詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1150169
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『ピーターラビット』ウィル・グラック監督

2018-05-11 10:47:50 | 仕事いろいろ
『ピーターラビット』の米国人監督ウィル・グラックにインタビュー取材。



「今回一番意識したのは、イギリス人に受け入れられるかということ」
「CGを使っていることを観客が忘れてしまうようにしたかった」
「一番の見どころは、本当に美しいイギリスの湖水地方の景色」

 8年間東京に住んだことがあり、今回が24年ぶりの来日だそう。2020年の2月に続編の公開が決定したという。

 詳細は後ほど。
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エルマンノ・オルミと岩波ホール

2018-05-09 12:36:42 | 映画いろいろ
 19世紀末の北イタリアの田舎町を舞台に、小作農場に暮らす4家族に起こるさまざまな出来事を、四季の中で描いた『木靴の樹』(78)などを監督したエルマンノ・オルミが亡くなった。



 79年、岩波ホールの『木靴の樹』、アラン・レネの『プロビデンス』(77)、テオ・アンゲロプロスの『旅芸人の記録』(75)の“三連発上映”にはさすがにたまげた。睡魔と闘いながら「映画にはこんな表現方法もあるのか…」と気付かされたのである。

 とは言え、本来は娯楽映画志向の自分にとっては、正直なところ、彼らの映画は遠く感じられ、何だか無理矢理勉強をさせられているような気分になったものだが、年を経た今見直したら、全く違う感慨を抱くのだろうかとも思う。

「違いのわかる映画館」岩波ホール(2012)↓

https://www.enjoytokyo.jp/feature/season/cinema/vol16.html
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作曲家の木下忠司が亡くなった

2018-05-08 19:48:08 | 映画いろいろ
 もちろん、『二十四の瞳』(54)『野菊のごとき君なりき』(55)『喜びも悲しみも幾歳月』(57) など、兄である木下惠介監督作の音楽が有名だが、他方、テレビの「破れ太鼓」「泣いてたまるか」「3人家族」「二人の世界」「水戸黄門」「赤い迷路」 「破れ傘刀舟悪人狩り」「特捜最前線」「鬼平犯科帳」(萬屋錦之介版)などの音楽も忘れ難い。

 

 渥美清が歌った「泣いてたまるか」、「水戸黄門」の主題歌「あゝ人生に涙あり」、あおい輝彦が歌った「おやじ太鼓」「3人家族」「二人の世界」の主題歌、そして「特捜最前線」のエンディングに流れる「私だけの十字架」(チリアーノ)は、どれも名曲だ。

https://www.youtube.com/watch?v=chf7mSgCUYw(泣いてたまるか)
https://www.youtube.com/watch?v=E_XU6EoM3aM(あゝ人生に涙あり)
https://www.youtube.com/watch?v=IcK3oWwlNfw(おやじ太鼓)
https://www.youtube.com/watch?v=vQ3qUuKPt2s(3人家族)
https://www.youtube.com/watch?v=J__65ZjpIYQ(二人の世界)
https://www.youtube.com/watch?v=54vKjZulMoo(私だけの十字架)

 惠介監督の戦前のエピソードを描いた『はじまりのみち』(13)の舞台あいさつを取材した際に、お見かけしたことも、今となっては懐かしい。



https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/42124
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/44095
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イチローとミニー・ミノーソ、『Mr.3000』

2018-05-07 10:53:33 | 映画いろいろ
 イチローのシアトル・マリナーズ会長付特別補佐就任(事実上の引退)のニュースを見ながら、ミニー・ミノーソのことを思い出していたら、こんなカードを見付けた。



 キューバ出身のミノーソは、二グロリーグを経て、1948年にクリーブランド・インディアンスと契約。シカゴ・ホワイトソックスに移籍後、走攻守三拍子揃った外野手として活躍したが、64年に引退した。

 その後、メキシカンリーグでプレーした後、50歳時の76年に現役復帰し、1安打を記録。さらに、80年にも代打で2試合に出場し、40、50、60、70、80年代にプレーした「ファイブ・ディケイド・プレーヤー」となったが、70、80年代については明らかに“おまけ”だったと言えるだろう。

 イチローの処遇は、来年日本で開催されるマリナーズの開幕試合を見越したところが多分にあると思う。イチローがミノーソのようになるのか…と思うとちょっと複雑な心境になる。

 今回はあまり良くない意味で、また『Mr.3000』(04)という映画のことも思い出した。

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d9686c830799937b01da89583b19a282
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ジョン・ウェイン製作・主演の航空映画『男の叫び』と『紅の翼』

2018-05-07 09:53:29 | 復刻シネマライブラリー

 原稿作製の下準備のため、ジョン・ウェイン製作・主演の航空映画『男の叫び』(53)『紅の翼』(54)を見る。

  

 『男の叫び』は、カナダ北部の雪原に不時着した輸送機の機長(ウェイン)の沈着冷静な行動と、彼らを捜索する仲間たちの動静を描く。モノクロ・スタンダード画面がかえってドキュメンタリータッチを盛り上げている。

 この映画は、短い回想シーン以外は全く女性が登場しない。ひたすら輸送機乗組員の5人と捜索隊の面々の姿を追った、まさに“男たちの映画”だと言える。最近はこういう映画はあまり見られなくなったなあ。

 一方『紅の翼』は、ホノルルからサンフランシスコに向かう旅客機が墜落のピンチを迎える中での、乗員・乗客の人間模様を描いたもの。70年代に作られた『エアポート』シリーズの先駆ともいえる映画だ。

 乗客それぞれのドラマを回想を挿入しながら見せていくのだが、その間、画面にあまり動きがないので、室内劇を見ているような気になる。また、よく言えば丁寧に描いているが、色々と盛り込み過ぎて全体のテンポが悪くなっているのは否めない。

 両作とも、監督は、航空映画の名匠といわれたウィリアム・A・ウェルマン、原作・脚本は元パイロットのアーネスト・K・ガン、撮影は名手アーチー・スタウトとウィリアム・H・クローシア というスタッフは同じだが、『紅の翼』の方はシネマスコープでカラー、そして音楽をディミトリ・ティオムキンが担当しているところがミソ。

 特に、副機長役のウェインがしばしば口笛で吹くテーマ曲は公開当時大ヒットしたらしい。確かに耳に残るいいメロディで、さすがはティオムキンという感じがした。

 また、この映画は、クレア・トレバー、ラレイン・デイ、ジャン・スターリングといった、いささかとうが立った女優たちの演技が見ものだが、こちらはフライトアテンダント役のドー・アヴドンの方が気になった。

 どちらも航空映画の部類に入るが、続けて見ると、片や硬派な男たちのドラマ、こなた華やかな群像ドラマという対照の妙が味わえる。いろいろと苦労は多かったようだが、ウェインのプロデューサーとしての手腕がなかなかのものだったことを改めて知らされた。


『男の叫び』パンフレット(53・新世界出版社(AMERICAN MOVIE WEEKLY))の主な内容
解説/飛行機映画とウェルマン(双葉十三郎)/監督ウィリアム・ウェルマン/物語/ニューフェース紹介フェリスウェンガー/撮影余話/アメリカ各紙の批評/この映画の主題歌/ジョン・ウェイン/助演者についてアンディ・デヴアイン、ロイド・ノーラン、ウオルター・エーベル、ハリー・ケリイ・ジュニア/最新ハリウッドごしっぷ


『紅の翼』パンフレット(54・東宝事業課(横濱宝塚劇場))の主な内容
かいせつ/ものがたり 

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秩父『トワイライト ささらさや』

2018-05-07 08:50:47 | 雄二旅日記
 日帰りバスツアーで「羊山公園+秩父三社(宝登山神社、秩父神社、三峯神社)」を巡った。

 

 秩父では「ちちぶ映画祭」も行われ、最近は『心が叫びたがってるんだ。』などのロケ地にもなっている。
『トワイライト ささらさや』もそんな中の一本だった。



https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/07d54f4b73c18cb6264256af60e0bfa0
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