京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

野球応援と高速道路

2007-08-07 08:29:43 | 美術館・観劇・映画・スポーツ

8月6日(月)

今日は次男の大学野球の試合が、京都北部の球場でありました。
高校野球で言えば、全国高校野球大会に当たるような公式戦です。
。。って、それほどのものでもありませんが。。

今年、わりといい成績を収めている次男の大学チームは、
結構いいところまで行くだろうというのが、前評判でした。

今日の対戦相手のチームは、次男のチームの練習試合に現れ
サインや動きをビデオ撮りしたり、
練習試合の相手チームのミーティングへの参加を希望したり
(もちろんそれは、断られていたようですが。。)
スポーツマンらしからぬ態度に、息子達は、このチームには
絶対に勝ちたいと言っていました。

勝ち進めば、この1週間連日で試合があるのですが、
今日、主人は仕事で、野球の応援に行けず、
行くなら私が一人で、車か、電車で行く事になります。

京都市内しか、車で走ったことのない私は、
高速を走ったことが、ここ20年程、ほとんどありません。
高速走るの怖いしな~。。

かといって、電車では家から3時間以上、往復7時間程になり
それもしんどいし。。と、

今日、明日は勝つ事を前提に、主人が休みを取れる3日目から
主人といっしょに応援に行こうと思っていました。

でも、突然、卒業された先輩のお母さんからメールがあり、
球場まで応援に来て下さるというのです。

せっかく応援に来て下さるのに、行こうと思えば行ける私が
本当は行きたいのに、高速が怖いからといって行かないのは、
情けないだろう。。
と、
思い切って、車で高速を走って行く事を決心しました。

高速を走るというだけで、いつも走っている道まで緊張します。
高速を走っている時は、もう心臓ばくばく。
ゆっくり走る大型トラックの後を、80キロくらいでついて
行きます。

2車線の時は、ゆっくり走ってもいいのですが、
1車線になると、ある程度流れにのらないといけないので
100、110キロと出るときがあり、びびりまくりでした

でも、なんとか球場についてほっ。。

試合の方は、初め2-0で優勢。
メールで主人や、友人に試合速報を送っていたのに、
守りにエラーが一つ出ると、それをきっかけに
皆が浮き足立ってしまい、
次々とエラーが続出し逆転されてしまいます。

それに対して、相手チームにはファインプレーが続出。
抜けた~と思った打球を、何回も何回も捕られ、
さよならの好機も、結局潰されてしまいました。

次男のチームは実力が出せないまま負けてしまい、
選手達も、私達も愕然。。絶対に勝つと思っていたのに。。
遠めに見る息子の姿も、肩を落とし呆然としています。

なんか声をかけたいなと思ったのですが、
「今はきっと顔を見せたくないと思うよ」
という先輩のお母さんの言葉と、
7時前という時刻もあって、そのまま帰る事に。。

私は、来た道を、今度は夜の高速です。
必死でハンドルを握り、目を見張って運転。
なんとか家路にたどり着きました。ふぅ~。


でも球場を出るとき、駐車場でたまたま相手チームの選手達が
「今日はなんであんなにファインプレーが出たんやろうな~。。」
と、楽しそうに話しているのを聞きました。

そうか。。やっぱり野球の神様は、相手チームに微笑んでいたんやな~
相手チームの対戦相手の情報を何とか手に入れてでも、勝ちたいという
勝負に対する執念や全身全霊を傾けて挑戦していく気持ちが、
神様の心を掴んだのかもしれません。。

今、息子達はエラーの怖さ、悔しさを充分に感じているはず。
でも、そういう時こそ、落ちついて、流れを変えていくのも実力です。

そして、常に挑戦者としての真摯な態度を持ち続ける事の大切さも、
身をもって感じていることでしょう。

今回の悔しさ、辛さをバネにして、また次の秋の大会、来年。。と
頑張って欲しいと
思っています。

来年の夏は、次男の大学野球最後の試合。
来年の夏の大会は、お父さんと初戦から応援に行くからね~。

そして、野球の神様、どうか来年こそは、次男のチームに微笑を

    空いてしまった水曜・木曜 

  水曜・湯の花温泉渓山閣

  次男帰省


 

この年負けてしまったチームとの1年後の試合は
こちらです。野球応援の旅5 呉市・夢タウン





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