京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

大文字の送り火 「大」が「太」?

2007-08-21 09:23:30 | 家族
8月16日(木)

朝8時半、帰ってきた次男を駅まで迎えに行って、
そのまま、長男と主人私の4人でお墓参りに行きました。

姪っ子も誘ったのですが、母に得意料理であるビーフンを
教えてもらうのだと、お留守番希望。
どんなおいしいビーフンができているか楽しみです。

お墓参りは、うちの場合黒谷さん、大谷さん、東本願寺と
3箇所参るので大変です。
お昼近くに出かけたりしたら、それこそ一日仕事に。
でも、今日は朝早かったので、とってもスムーズにお参りができました。

やっぱり、どんな事でも早めの行動は大切なのですね~

八起庵 親子丼

それでも3箇所回るとお昼近くになり、昼食を食べて帰ろうと、
高島屋のダイニングガーデン京回廊「八起庵」へ。

この間、テレビでここの親子丼を見てから、
一度、鳥好きの息子達に食べさせてやりたいな~と思っていたのです。
1575円の親子丼はちょっと高いけど、ここは親心でがんばりました。



とろとろの親子丼のまん中に、卵の黄身がもう一つ。
これをふわっとかき混ぜて食べるのです。
香りのいい山椒がピリリと利いていて、おいしい~。
でも、息子達には足りたかしら。。



さて今日は、夕方から、屋上で弟家族といっしょに
バーベキューをしながら、大文字の火送りを見ることになっています。

それまでの間、姪っ子の今度の家庭教師役は次男。
現役の大学生なので、
「できるだけ暗算を使って、早く計算するんやで。」とか言って
結構厳しく指導しています。

四国旅行に行ってきた次男は、
お土産を持ってきてくれました。 ありがとう~




今日は真夏日で、関東では40度を越えた所もあったとか。。
とても屋上でのバーベキューは無理かと思っていましたが、
夕方6時半頃からは、気持ちのいい風が吹き始め予定通り開始。

お肉、焼きなす、焼き芋、枝豆、から揚げ、煮豚。。
それに母と姪っ子手作りのビーフン。
久しぶりに集まった家族親戚10人でカンパイ~。
外で飲むビールはおいしいですね。
ビーフンも上出来でしたよ

大文字送り火

8月16日、大文字五山送り火とは、
東山如意ケ嶽の「大文字」、金閣寺大北山の「左大文字」
松ヶ崎西山・東山の「妙法」、西賀茂船山の「船形」
嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」の5文字が順に点火され、
夏の夜空をいろどるものです。

送リ火は、お盆の間現世に戻った魂が、あの世に帰る時に迷わないよう
明るくして送ってあげるのだと昔から聞かされていた私は、
五山に灯る明かりを見る時いつも、今はこの世にいない父や
主人の父母、そして、祖父母のことを思い出します。

だから時々、大文字のことを「大文字焼き」という人がいると、
京都の人は、それはちょっと違うで~と思ってしまうのです。
山焼きじゃないんです。。送り火なんです。。と。

さて、8時になって、大の字に火が灯り始めました。



昔、○○大学の学生が「大」の字の右上に点を付けて
「犬」にした事があってね。。。と、姪っ子たちに説明していたら、
あれあれ。。



なんと、「大」が「太」になっているではありませんか。。
え。。また、いたずら??
でも、これはいたずらではなく、類焼によるものだったらしく
テレビや新聞でも問題にされていませんでした。

「犬」の時は、テレビや新聞でも大きく報道されたのですよ。


これは妙法の「法」の字。火床もしっかり見えています。


          こちらは「船形」。

ゆっくりと五山に火が灯り、ゆっくりと消えていきます。

五山の火が全部消えた後、長男がギターを持ってきて、
長男と次男の二人が「ゆず」の歌をハモッてくれました。
夜の風に吹かれながら聞いた「いつか」や「青」の歌。
優しくて穏やかで幸せな時。


長男がひいてくれたギター

いつまでも、そんな時間が続いてくれ~と願いましたが、
現実はそう甘くなく、屋上から一階まで運ぶ片づけが待っています。
ふぅ~大変だぁ。。
でも、若者が多かったので、随分助けてもらいました。
ありがとう~、皆。そして、楽しかったね~。
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