京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

岐阜県への旅① 郡上八幡

2009-04-12 00:00:10 |  国内旅行
3月20日(金)

大変遅くなってしまいましたが、3月の旅行記です。

   国内旅行の目次は  こちら


次男の卒業を祝って、主人、私、次男の3人で岐阜の方へ行ってきました。
働き始めたら、しばらくはとても忙しくなりそうなので、
その前にちょっとほっこりさせてやりたいとの親心。。
次男と3人だけの旅は、初めてです。

母は、弟が誘ってくれて、山陰の方へ旅行だったので
安心して出かけられました~。

今日のお泊まりは下呂なんですが、その前にちょっと郡上八幡へ。


郡上八幡

郡上の八幡出て行くときは、雨も降らぬに袖しぼる~
の歌詞で有名な「郡上節」の町です。

大昔、小学生の頃、舟木一夫が好きだった私。
舟木一夫がこの郡上節を歌っているレコードを持っていて、
郡上の八幡って、どんなところやろう。。
長年(長年過ぎる?)思い続けてきたのです。

今回は、主人と次男の二人がその思いに付き合ってくれました~。

郡上の八幡は、岐阜県長良川上流に位置する城下町。
職人町、鍛冶屋町など、長い歴史を感じさせる町名があったり、
古い家並みや、その軒下に流れる水路が有名で、
大和ハウスのCMにも使われていますよ~。




やなか水のこみち

郡上八幡の中心地にある観光スポット「やなか水のこみち」
清らかな水が流れ、お屋敷の間には、大小の玉石を敷きつめた小道が。。
静かで、雰囲気のあるところ。。ほんま、ええかんじです~。





斎藤美術館

やなか水のこみち近くにある、やなか三館に行ってみることにしました。

まず一つめは、茶人であった斎藤家のお茶道具、書画を展示してある斎藤美術館。
母屋の建物は国の登録文化財に指定されています。



お庭を見ながら、桜のお饅頭とお抹茶をいただきました。
静かで、情緒があって、ほっとする空間でした。


心の森ミュージアム遊童館

次は、画家であり造形作家の水野政雄氏の作品館、心の森ミュージアム遊童館。

ここの受付で、同世代の受付の方に、舟木一夫の話をしたら、
私も舟木一夫のファンだったんです~と言われ、
二人で盛り上がってしまいました。

郡上おどりが有名なので、また夏のお祭りの頃に
ぜひ、いらしてくださいね~と。
郡上おどりか。。見てみたいな~。。




奥美濃おもだか家民芸館

3つ目は、鮎の画家として名高い水野柳人が集めた
この地方の民芸品を展示している、おもだか家民芸館。




なんだか。。一度座りこんだら立ち上がりたくなくなるような
妙に落ち着いてしまう、そんな場所でした。


さんぷる工房

郡上八幡は、また、食品サンプルの町としても有名なんですよ。
全国生産の7割のシェアーを、郡上八幡が誇っているそうです。

町家造りの商家で、食品サンプルの製造過程を見たり
サンプル作りの体験ができる、さんぷる工房です。



ふかひれに、蟹。。見ていると、お腹が空いてきて。。
おだんごやさんで、みたらしだんごを。こちらは、本物ですよ~。


吉田川

長良川最大の支流で郡上八幡市街地の中央を流れる吉田川。
透きとおった水、緑の山、白壁の家々。。



冷たくて、新鮮な空気をいっぱいに吸い込んで。。
こういうことが、レフレッシュするということなんだと。。
と、体いっぱいに感じた瞬間でした。

郡上八幡の商家

ぶらぶらと、町を歩きながら買い物。。
名物の栃のみせんべいや、お味噌を買いました。




郡上郷土料理 芳花園

最後に、お昼御飯は、郡上郷土料理の芳花園さんで。
飛騨牛、奥美濃地鶏、鮎、あまごなど。。地元の食材が楽しめます。

次男は、飛騨牛の焼肉丼、私たちは地鶏を使った郷土料理のけいちゃん。
ぐつぐつと、お鍋で鶏肉とふんだんな野菜をみそ仕立てで煮込みます。
これ、あったまって、すっごく美味しかったです。


あまごのからあげもおいしい~。  こちらがけいちゃん。


そんなにも観光化することなく、人々の暮らしと観光とが
うまく同居しているような郡上八幡の町。

人々も穏やかで、温かで、素朴で優しい町に出会えた。。
そんな感じのする郡上八幡でした。


さて、これからは、今日のお宿下呂温泉を目指します。

       


    (岐阜の旅② 下呂温泉に続きます。)
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