スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド 2 マドリッド・プラド美術館 3 スペイン名物パエリャ
4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 9 グラナダ・フラメンコショー 10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭 12 マラガ パラドールの昼食 13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ 19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ
22 バルセロナ~帰国
7月6日(水)
コスタデルソルのホテルを朝8時ごろ出発。
美しい峡谷の町、ロンダへ向かいます。
でも。。。
ロンダの町の話をする前に、映画「アンダルシア女神の報復」の話を
ちょっとだけさせて下さいね。
映画・アンダルシア女神の報復
映画「アンダルシア 女神の報復」の舞台が、
スペインのロンダやバルセロナである事を、旅行直前に知った私達は、
とりあえず、旅行前にこの映画を見ておこうと、
ロードショーの日(6月25日)、映画を見に行ってきました。
ロンダへ向かうバスの中で、添乗員さんが、ツァーの皆さんに
「アンダルシア 女神の報復を見た人いますか~??」と聞いたら、、
なんと半分くらいの人が、すでにこの映画を見ていたんですよ。
ロードショーからこのツァーまで1週間位しかなかったのに。。です。
すごいですよね。やっぱり、みんな考えることはいっしょやねんね。
織田裕二、黒木メイサ主演の、世界各国を股にかける
外交官・黒田康作シリーズの第2段です。
。。。ということで、
よろしければ、この映画の主題歌、イル・ディーヴォ(IL DIVO)が歌う
「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を聞きながらどうぞ。
ロンダ
9時45分ごろロンダに到着。アンダルシア地方の山間部に位置するロンダ。
さてさて、どんな顔をみせてくれるのでしょうか。
バスは、新市街地の駐車場に止まったので、そこから15分ほど
ヌエボ橋を目指して新市街地を歩き、その後、旧市街地でフリータイムとなります。
新市街地を歩く
ロンダの町も、白い建物が多くとても綺麗です。
ただ、ベージュ色のラインが入っていたり、赤レンガが使ってあったりで、
真っ白ではないんですけどね。 これがミハスとの違いかな~。
こちらは、メルセー修道院。
白とベージュの可愛い修道院、ヤシの木も南国チックで素敵です~。
近代闘牛発祥の地ロンダ
この修道院の隣にはアラメダデルタホ公園があり、その公園に
近代闘牛の父と呼ばれるペドロ・ロメロの像があります。
ここロンダは、じつは、近代闘牛発祥の地なのですよ。
闘牛は、もともと馬に乗った騎馬闘牛が始まりだったようです。
それを、馬から降り、ムレーターを揺らして、牛と戦ったのが
元大工のフランシスコ・ロメロ(ペドロの父)だったそうです。
近代闘牛の父 ペドロ・ロメロの像
その息子である、ペドロ・ロメロは、ロメロ家で一番有名で、
なんと生涯に5500頭の牛を倒しているとか。。すごい人です。
闘牛場
そして、こちらが世界最古の闘牛場、ロンダの闘牛場です。
今は祭りの時だけ使用して、普段は闘牛博物館として入場できます。
ロメロ家に並ぶ、二大名門闘牛士一族のオルドニアス家父子の像が
闘牛場の入口を挟んで建っています。
ロンダは、文豪ヘミングウェーや俳優オーソンウェルズが、
こよなく愛した町だそうですが、
息子のアントニオ・オルドニアスは、文豪ヘミングウェーや
俳優オーソンウェルズと友達だったそうですよ。
素敵な町並みのロンダです。
ロンダの町並みを描く画家さん。じっくり選んで一枚欲しそうな主人。。
でも、そんな時間はありませんでした。 残念。。
そして、いよいよ、映画「アンダルシア女神の報復」の中で見た
グアダレビン川に架かるヌエボ橋までやってきましたよ。
ヌエボ橋
このヌエボ橋を、空中撮影したのが、映画「アンダルシア女神の報復」の中で
一番壮大で、一番素晴らしい景色でした。
残念ながら、空中撮影と同じ映像は見れませんが、
今、そのヌエボ橋の景色が、目の前に広がっています。
この景色を見ると、映画の中のダイナミックな映像が思い出されて、おぉ~ここや。。と感激。
この橋の高さは100メートル。覗きこむと怖くなってしまいます。
断崖絶壁の上に建つ町ロンダ
実は、ロンダは、海抜739mの断崖絶壁の上に立つ町だったのです。
険しくダイナミックな渓谷の上にたつ白い町ロンダ。
すごい。。。と絶句。
ロンダは、このヌエボ橋の前後で、旧市街と新市街に分けられていて、
ここから先が旧市街地になります。
旧市街地・フリータイム
旧市街地に入り、ここから、20分ほどフリータイムです。
馬車がやってきました~。なんか、いい雰囲気ですよね。
この馬車は観光用の馬車のようですが、
乗っているだけの時間はありません。。
でも、ちょっと乗りたいな~。。
同じツァーの方の中に、女性一人で参加されている方がおられたのですが
話をしてみると、なんと京都の方だったのです。
なんだか嬉しくなる御縁です。
海外旅行が好きで、色々な所を周ってられるとか。。
主人と3人、色々な話をしながら歩いて、着いた所は、ドン・ボスコの家でした。
ドン・ボスコの家
この家のベランダからみたヌエボ橋が美しいということでやってきたのですが、
入場料が1、5ユーロ。10名以上のグループだと1ユーロだそう。
ふと見ると、周りには同じツァーのお仲間がいっぱい。。
1人、2人。。と数えて、ちょうど10名(添乗員さんも入ってもらって。。)います。
皆で、やった~グループ割引になるね!と
喜んで入ったドン・ボスコの家、白亜の素敵なお家です。
渓谷を見降ろすパティオには、色とりどりの花が咲き、噴水もあります。
こんな家に住みたい。。って感じの、とっても素敵なお家。
テラスから。。
バルコニーから。。
アンダルシア地方の壮大な風景を見降ろすことができます。
ひまわり畑も広がっていますよ~。
そして、断崖の上に建つロンダの町を実感することも。。
バルコニーから、ヌエボ橋とパラドールを入れて写真を撮ると素敵ですよ~
と、添乗員さんに教えてもらい撮った写真です。
もちろん、2ショットも撮ってもらいましたよ。
買い物
残った時間で、少し買い物です。
お土産屋さんに入って、オラ~。
革のブレスレットを買ったお店の奥さん、
私の手首にブレスレットを一生懸命に結んでくれました。
ロンダの小物を買ったお店の御主人、
二人とも、笑顔が素敵です。
パラドール
最後に、パラドールによってお茶を。。と言いたいところですが、
もちろん、そんな時間はなく。。
お手洗いだけお借りしました。すみません。。
でも。。駐車場のトイレは、とてもきれいとはいえないものだったので
これは大正解でしたよ。
さて、ロンダ観光も終わり、この旅で訪ねるアンダルシア地方の町も
あと一つとなりました。
アンダルシア最後の町はセビリア。
さぁ、これから、その最後の町セルビアへ出発です。
(スペイン旅行17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔へ続きます。)
9.17