昨年12月の話ですが。。
主人と母との3人で、夕日が浦温泉まで蟹を食べに行ってきました。
毎年、11月の蟹のシーズンになると、蟹好きの主人、
蟹が食べたくてうずうずしてくる様子。。
12月3日(土)
結構急な決定でしたが、昨年行った千松さんへ電話したら
なんとか、土日が取れました。
紅葉も一番綺麗な頃で、走る車の窓から見える景色も
赤とオレンジと黄色、それに緑も交じっての色の共演がみごと。
でも、実を言うと、この日はくもり空のはっきりしないお天気。
なんか、最近旅行というと、雨や曇りにたたられています。
九州なんて最悪だったもんね。 九州の旅はこちら
加悦SL広場
途中、トイレ休憩のために寄った(失礼。。)加悦SL広場。
日本で2番目に古いSLや、珍しい車両が27両も展示されて
いるそうです。
ぽつぽつ雨も降ってきたので、中には入りませんでしたが、
小さい男の子にはたまらない広場かも。
いつか、電車を見る為中に入る日が来るのかな。。なんて
ふと思ったのは、私だけだったのかな~。
夕日が浦温泉へ
さて、いよいよ夕日が浦温泉へやってきました。
1年ぶりの懐かしい千松さんです。
昨年の夕日が浦温泉は こちら
3時チェックインの前に着いてしまったのですが、
どうぞどうぞ。。と中に入れてもらえました。
お部屋は昨年と同じ、1階の大浴場に近いお部屋「潮風」です。
母の事を伝えてあるので、ちゃんと気遣って下さったんですね。
昨年は、夕日が浦の真っ赤な夕日を堪能できましたが、
今年は黒く覆われた雲のせいで、夕日はお預け。
お風呂に入っていると、台風の様な風が、大丈夫かなと思うほど
ビュービューと唸り声をあげています。
でも、ま、蟹さえ食べればね、それが目的なんだから。
蟹会席
お風呂でさっとお湯を浴びた後は、お楽しみの蟹、蟹。
1年ぶりの蟹との御対面です。
真っ赤な蟹に御対面して、皆の顔もほころんでいます。
蟹一人1匹に、蟹のお刺身、蟹寿司、焼き蟹、蟹の天麩羅、
蟹の茶碗蒸し、蟹鍋、蟹雑炊と蟹づくしの蟹会席。
この蟹は、たいていの人は全部は食べきれず、
何匹かは、お持ち帰りされるそう。
私達も昨年1匹はお持ち帰りしたのですが、
なんだか、今年はも一つお料理の量が多いみたいな気がして、
3匹ある蟹の内2匹を、お持ち帰りにしてもらいました。
これで、明日の夜も蟹が楽しめるというものです。やった~。
お刺身大盛り
お刺身も分厚いお刺身が大盛り。
まぐろ、ひらめ、はまち、いか、さざえ、それにもちろん蟹も。。
これだけでも、結構お腹がいっぱいになってきます。
焼き蟹
続いて、部屋の中で、焼きガニを焼いて下さいます。
仲居さんに、色々な話を聞きながら蟹を焼いてもらうのは、
なんだか、故郷のおばちゃんに焼いて貰っているみたいで
あったかい気分になります。
ほれほれ、熱いうちにどうぞ、と差し出して貰った焼きガニは
ジューシーで甘い。
今年は、なんと、鯛のあら炊きも出てきて、
これが、また絶品、皆で最後の最後までつつきました。
うらにし
焼きガニを食べながら、仲居さんに
「さっきの雨はすごかったですね~。台風みたいでしたね。」
といったら、
「この辺は、うらにしなんですよ~。」
「え。。何ですか、そのうらにしとは。。??」
。。。で、教えてもらった所によると、
丹後地方の晩秋の頃は、お天気がくるくると変わるそうで、
その事を「うらにし」と言うのだとか。
弁当忘れても傘忘れるなと言われるほど、あっという間に雨が降ったり、
そうかと思えば、あっという間に青空が見えたりするとか。。
「へ~、面白いですね~。」なんて、3人で言っていたのですが、
次の日、そのうらにしを私達は体験することになるのでした。
蟹しゃぶ・蟹すき・蟹雑炊
そして、蟹をしゃぶしゃぶとした後は、蟹鍋。
そして、苦しい~といいつつも、蟹雑炊はまた別腹です。
満腹のお腹を抱えつつ、
やっぱり、蟹2匹を思い帰りにして正解やったねと皆で。
朝食
本当は、朝食は朝食会場で食べるのに、
今年は、朝食もお部屋食にして下さいました。
母が、お部屋なので、人に気を使わずゆっくり食べれると喜んでました。
本来、喫茶コーナーでいただくコーヒーも、お部屋まで届けて下さって、
旅館の方の色々な気遣いや優しさが嬉しかったです。
お土産のサツマイモや牛乳を頂いて、
蟹の入った発砲スチロールの箱もしっかり2箱持って、
旅館にさよならです。お世話になりました、ありがとうございます~。
さて、これから目指すのは、兵庫県の安産祈願で有名なお寺
中山寺です。
中山寺は、私が母のお腹の中にいた時に、
父と母でお参りしてくれたお寺さんだそうです。
知らなかった~。。
安産祈願のお寺を探していたら、母が教えてくれました。
じゃ、中山寺へ、長男夫婦の赤ちゃんの安産祈願に、
皆で行こうと決まったのでした。
では、ぼちぼちと、中山寺目指して出発しましょうか。
(安産祈願のお寺中山寺へ続きます。)